とうさんのつれつれ日記

日ごろの生活の中で気が付いたことを日記風に書き残します。

アメリカとイギリス

2017-07-23 12:47:47 | つれつれ日記

最近、藤原正彦の「若き数学者のアメリカ」と「遥かなるケンブリッジ」を読みました。 

お茶の水女子大学の名誉教授で数学者の藤原氏が20歳代の若いころ研究員としてミシガン大学とコロラド大学に
派遣された
時のアメリカ体験記と10数年後に3児の父親となってからケンブリッジ大学に助教授として赴任した時
のイギリス体験記です。

この2冊を読んでアメリカとイギリスの違い、それぞれの特徴がよくわかりました。

多国籍人種が混在して自由気ままに活気あふれる活躍をしているアメリカに比べイギリスは逆に長い伝統とよき
文化を
誇りとして他を寄せ付けないような落ち着いた雰囲気が漂っているようです。それゆえに時として
人種的偏見が現れる
のもムベなるかなと思われます。

アメリカで、「Can I ask you somethinng ?」と聞くと「Yes you can」といい握手をしてくれるが、
イギリスでは「No.you can’t」と言われてなかなか握手もしてくれないそうです。
しかしそれは冷たいのではなく内気のせいなのだそうです。

アメリカでは英語が通じず、「ここはアメリカだ」と言われて米語に慣れていたら、イギリスでは英語(実は米語に
なっていた)が通じず、往生したこと。数限りない失敗談が描かれています。

アメリカのジョーク、イギリスのユーモアの違いも面白いです。イギリスではユーモアこそ最上の社交術であり
教養の
バロメーターです。

日本人とイギリス人とは、心底に無常感を抱いているという点で、本質的のよく似ていいる。日本とアメリカは
緊密な
交流を保ちながらも、なかなか真の相互理解に達しえないでいる。それに比べ日英が、深い部分で心を
通わせるのは、
はるかに容易と思われる。終戦とともに生まれ変わり、いま壮年期に入った日本が、アメリカ
の若さに惹かれるばかり
なく、イギリスの、懐の深い熟年の美学に惹かれるのは、そう遠い先のことではない
ような気がする。
(これは「遥かなるケンブリッジ」のP261より抜粋)

因みに、藤原正彦氏は作家新田次郎と藤原せいの次男です。藤原せいの「流れる星は生きている」によると彼が
3歳の時終戦を迎え満州より日本に帰るまでの苦難を経験しています。

 

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高校野球

2017-07-16 11:28:02 | つれつれ日記

高校野球の千葉県予選が各球場で熱戦を繰り広げています。169校の頂上に立って甲子園に行けるのはどこか?

13日(木)午後、偶然にも我が母校が戦っている試合をテレビで観戦しました。
昭和25・26・27年に在学中は母校の試合には欠かさず応援に行ったものです。当時は千葉県では、成田高校
銚子商業と並んでビッグスリーと言われたものです。昭和25年と卒業した28年には千葉県代表として甲子園に
行っています。

それ以来、新設の高校が台頭して我が母校は弱体化し、千葉県予選で良くて2~3回戦どまり、1回戦で敗退する
ことの
ほうが多くなりました。応援に行く機会もなくテレビで放映されることもなく関心も薄れる一方でしたが
先日卒業以来
初めて母校の後輩たちの雄姿に接しつい応援に熱が入りました。

 

幸いよく頑張り1回戦は8:2で快勝、この分だと結構なところまで行くのではないかと期待していましたが、
今日優勝候補の一角の市立船橋と対戦し、なんと13:2で5回コールド負けでした。テレビ放映はありませんでしたが
千葉テレビのデータ放送で確認できました。1回戦では徳さんの後輩が何人か出場して活躍していました。

かくてはかない夢は泡と消えあとは千葉県代表が甲子園で活躍されることを祈るばかりです。
早実の清宮選手が104号を放ったそうですが、若い人たちの頑張りは夏の風物詩でもありますね。
それにしても県予選での各校の実力差は想像以上に大きいですね。
実力差が大きいものに、囲碁、相撲がありますが、高校野球の県予選はそれに劣らず大きいですね。

猛暑に負けずみんな頑張れ!

 

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ゴルフ

2017-07-09 11:23:12 | ゴルフ

ゴルフ道具を廃棄しました。
先日キッチンのリフォーム工事を行いましたが、その時古いキッチンと一緒にゴルフ道具も処分してもらいました。  

廃棄したゴルフ道具一式(キャディバッグもクラブも「本間」でした。)右は(1967年)昭和42年4月30日、
初めてコースに出た時
のスコアーで72・61(INから)でした。

48年後の(2015年)平成27年4月27日 佐倉カントリークラブにて、現役時代の仲間たちと ・・・

翌月ホームコースだった本千葉カントリークラブでハーフだけラウンドしましたが、この佐倉ccが
事実上の最後となりました。

おゆみ野中央病院から眺めた本千葉CC

かくして私のゴルフとの付き合いは完全に終了しました。

年に平均20回として1000回近くゴルフをしたことになりますが、いろいろな思い出が頭をよぎります。
北は北海道から四国九州まで行きました。ハワイでは3日連続でゴルフをやりました。

数え切れないほど優勝もしました。優勝カップやトロフィーも沢山貰いました。
中でも一番の思い出は、銀製のヨットの置物を貰ったことです。今でも飾り棚に飾ってあります。

 

私のオフィシャルハンディキャップはホームコースの本千葉CCでの「12」でした。

足がふらついて出来なくなるまでやったので悔いはありませんが、一抹の寂しさがあります。

 

 

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キッチンのリフォーム

2017-07-02 22:29:41 | つれつれ日記

我が家も建築後20年近く経ち、あちこちが痛んできました。
昨年は、屋根、浴室、洗面化粧台、トイレ等をリフォームしサンルームまで作りましたが
今年はキッチンのリフォームを実施しました。

家内のアクシデントのため工事は延期かな?と危惧したのですが、幸い手首の回復が早く
工事を実施してもらいました。

 
古いキッチンの取り外し

 
新しいキッチンの取付、
 
工事中はガスが使えませんでしたので、防災用に買っておいた簡易コンロが役に立ちました。

水道とガスが出ないというのはすごく不便ですね。工事中はコンビニ弁当で済ましましたが、何とも味気なく
健康を損ねるのではないかとさえ心配になりました。

私にとってのメリットは,何といってもレンジフードの掃除が楽になったことです。今までは、キッチンの
ワークトップ
に登ってフードの中に入り込んで掃除をしていましたが、今度のはキッチンの外から立ったまま
掃除ができるようです。

それにしても、キッチンの中に収容していたものを出し、完成後また収容するのが大変でした。
年を取ると何事も骨が
折れます。もっと若いうちにやるべきですね。

今日、囲碁の会に行きました。平成29年度の第一四半期のリーグ戦の成績発表があり、3位に入りました。



 

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