「読書の秋」とばかりに本やで買ってきたのがこれです。
阿川佐和子の「聞く力」、聞く力って何だ?と思ったのですが、週刊文春の「この人に会いた」という対談連載が900回を
超え20年目に入ったのを機に相手からいかに有意義な面白いお話を引き出すかのテクニックみたいなことを書かれています。
日ごろの我々の日常会話においても相手を楽しくさせることは大事なことですね。
黒井千次はよみうり新聞に月に一回随筆を連載されていて私も愛読していますが、一冊の本を刊行されたようでさっそく買ってきました。
70年、80年と培ってきた人生経験をもとになかなか含蓄のある老後への覚悟を淡々と描いていまして、すごく身に染みて読み応えがあります。
東野圭吾は言わずと知れた現代推理小説の第一人者で数々の推理小説を出していまして、この「流星の絆」は東野作品の売り上げNo.1だそうです。
読み始めると最後までやめられないくらいの面白さがありますね。
福田和也の「人間の器量」もいろいろと教えられます。器量とは、人間の大きさとか広さであって、一つの専門分野での造詣の深さは縦に延びる線であり
器量の大きさとはそこから横にどれだけ広がるかが問題です。どんな分野でも相手の考えを受け入れることが出来る器の大きさが求められます。
毎日テレビでのスポーツ観戦が忙しいのですが、実りの秋を満喫(美味しい果物が多いですね)しながらの読書も時間を忘れさせてくれます。