リハビリは手術2日前から始まりました。手術後の機能低下と比較するためだったのでしょうか?
そして、手術後2日目(まだ呼吸困難が続いていましたが)ベッドから立ち上がらされて歩行器でトイレに行く練習をさせられました。(実際にはまだ尿管がついていましたので用は足しませんが・・・尿管が外れたのは4日後です)
初めて歩行器にすがって立ち上がった時、大変な事態に気がつきました。
何と、左足が「ぶらぶら」なのです。右足はしっかりしているのに・・・
左足はもともと、坐骨神経痛がひどく多少機能障害があったのですが、若い医師から、「車椅子の方がいいか、装身具もあるが・・・」と言われて若干ショックでした。
しかし、その時は何とか左足を引きずりながらトイレまで往復してきました。
そして2日後の翌週月曜日から本格的なリハビリが始まり、膝の屈伸、つま先の屈伸、平行棒の中での歩行訓練、杖を使って階段を昇り降り、自転車こぎ等々、こういった訓練を毎日行い、2週間続きました。2週目の中ごろには、何と左足が前に出るようになりました。そして2週目の最後には杖をもたずにだいぶ歩けるようになったのです。
退院後は、家で自分でリハビリをやるように、特に近所の散歩を欠かさずにやりなさい、との医師の勧めに従い、毎日、左足を重点的に鍛えるべく屈伸運動をしたり階段の昇降訓練をし、近所の散歩も杖を頼りに行っています。
そしてようやく、ゆるい階段は杖を使わずになんとか昇り降り出来るようになりました。しかし急な階段(写真のような)では、左足からの昇りが出来ません。
幸い、近所には「春の道」という遊歩道がありところどころにベンチもありますのでリハビリでの散歩に便利です。もうしばらく散歩と階段の昇降訓練に励み、なるべく早くグラウンドゴルフに復帰したいものです。最終目標はゴルフに復活することですが・・・
下の写真は、庭に咲いた「クリスマスローズ」です。春の道の桜はちょっぴふくらんだような気もしますが、まだまだ固いです。