FUJISUZUKO

藤鈴呼

秋ひとつ

2013-09-26 18:10:49 | Weblog






昨日の糸魚川は朝から晴天。
朝九時になってもクッキリと月が見えていました。

先週の十五夜で満月だったのに 
あっという間に満ち欠けをする月の姿に
時の流れを感じます。

季節も移ろい続けています。
コバルトヒスイの横に立つ 秋の種を
ひとつ 見つけたのは
今月上旬のこと

半月以上が経過して、気温的には大分、
過ごしやすさを感じる日々です。

写真の場所はこちら

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~いつかの すずザレ~ 藤鈴呼の戯言
過去作も織り交ぜてUPしていきます☆

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セミの種類は 沢山あると 知ってるけれど
カナカナが 蜩(ひぐらし) だとか

ニイニイ ミンミン アブラゼミ
ツクツクホーシ の 違いも 別名も
良く 解らない

目の前で 鳴いてるセミの名を 問われたら
一瞬にして 閉口して しまう

彼は ツクツクホーシの 鳴き声を
ツクツクファイヤー!! と 表現した

ホーシ ホーシ と 続く 最後の フレーズが
一番 最後に 長く伸びる 瞬間
ファィアー!!! と  聞こえるのだ

そう思って 聞くと なるほど ファイヤーで
思わず 大爆笑してしまった モノだった

ここ 二三日 涼しくなって 来て
もう プールに 行きたいとは 思えない ほどだ けれど

少し前 暑い日に 布団を 干そうと 窓を 開け
ふと 下を 見ると ゴキブリが 転がってる

昼間なのに 何故 こんな処で 死んで 居るのか と
訝しく 思い ながらも

玄関から 箒を 取り 出して 窓の 外に 戻って 来て
恐る 恐る ひっくり返して 見たら セミだった

ふむ・・・ あんなに 煩かった 彼等も
人生を 全うする 時期なのか と
妙に 悦に 入りながら

食材を 購入 すべく 
スーパーまで サイクリング

その 道すがら 
交差点の 手前

身体障害者用に 
ボコボコに 作られた 黄色い ブロック
に 埋まるようにして セミの 亡骸

思わず ウッ と ハンドルを 避けたが
後輪は 彼の身体に 
降臨して しまったに 違い無い

まるで 両手を広げて 「さぁん♪」 と言う
あの芸人サンの 格好の如く

両方の翼を広げて
焼け焦げた スルメのように

タイルのボコボコに 埋め込まれて 同化して
煎餅みたいに 平たくなって 居るのが
上から見て 解った

涙が 出そうな 切なさが
秋の 初めを 告げた みたいだ

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秋の夜長に手作り詩誌は如何ですか

ミュウ 211.212号 完成♪ 

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