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初日の舞台を観に行きました
小学生が帰宅する頃に出発し
小田急線で新宿へ
山手線で池袋へ
西武池袋線で江古田駅へ
駅前のマックで軽い夕食
*
真四角い フィレオフィッシュは 気取らずに
正確無比の 未来を描く
*
なんて言葉を紡ぎたくなったのは
永遠のみゅうメンバー吉田優子 遺歌集
「ヨコハマ・横浜」
の世界に触れて
帰宅したからでしょうか
会場アンケートに書いた言葉は以下のものです
一部、漢字間違いがありました
Σ( ̄□ ̄)!
*
優子さんの言葉が数回ずつ
皆さんの唇を借りて紡がれて伝わっていくことで
また新たな息吹を得ていくようで感動しました。
3Dプロジェクションマッピングのような光と影で
哀愁と希望への道を示しているかのようでした。
音の強弱、スピードの緩急で
より分かり易く思えました。
最初のハムレット解説も有り難かったです。
ホームページで会場を
上野と間違えそうになりました。
丹下様ブログ拝見しました。
リンクがあれば より分かり易かったかなあ
と思いました。
*
19時半の開演でしたので
30分ほど前に会場入りしました
場所は江古田駅前のビル
「ストアハウス江古田スタジオ」です
最初
ストアハウス江古田スタジオ(5F)
の 画面一番下にある「アクセス」をクリックし
「うん? 亀戸?」いや、違うよな・・・
次に「サイトURL」
で「ストアハウスのHP」を開き、
「うん? 上野?」 と 迷いました
「江古田スタジオ」へのアクセス
は こちらです♪
私のように 関東に明るくない&方向音痴、
更に パソコンに遊ばれていると
このようになりまする
。。。//δ⌒▽⌒//
江古田駅 南口から出ると マックが目に入ります
その左側にあるビルです
一階には「三崎港」があります
お寿司販売店のようですね
その左側のお店「BeBe」との間に小道があります
ここを進んで
「三崎港」のあるビルの左側へ回り込むと
入口の階段があります
四階が受付、五階が会場ですヨ♪
エレベーターはないようでした
2016年の銀座公演時に
みゅうメンバー「あおば」が観劇をされた際
写真と録音の確認を取ったと聞きましたので
お伺いしました
前回より規模も大きく デジカメは音が出るので不可
録音は良いですよ、との回答でした
番号札をいただき 先着順に五階へ移動します
奥から詰めて座って下さいと案内がありました
正確に数えた訳ではありませんが
階段状にセッティングされたパイプ椅子が
最後尾から3段ほど
横に10列ちょっと、ありました
残り2段は 板階段のままで
最前列には座布団がおかれていたようでした
ザッと見渡しました
開演時には満席だったのではないかと思います
山手線が遅れ気味だったとのことで
遅れる観客がいらっしゃるかも、
とのアナウンスがありましたので
嗚呼 観客の方なのだなあ~
と タカをくくっていたところ
登場したのが 丹下さんでした
開演前の薄明りで パンフレットを読み終え
「街 もりおか」を読みふけっていた私
大慌てで
ICレコーダーをセットします
その間にも 丹下一さんの挨拶は進み
先ずはハムレットの物語解説です
ふむふむ そんな話でしたか、と
聞き入っていると
突然 赤いコートの女性が
台詞を放ちます
確か 優子句を一等先に読み上げた
橋本識帆さんです
銀座公演の音源を聞いた時以上に
言葉の一つ一つが浮き上がる感覚で
嬉しくなりました
私の一番好きな
「カラメルを」から始まる句
ラストの「ありませんよう」
この「よう」の余韻を伝える表現に
感銘を受けました
前回も感じましたが
区切る箇所、スピードが違うだけで
こんなににも感覚は変わるものか、と
改めて受けた衝撃とともに
堪能したのでした
同じ一句が 3人の方の唇から
朗々と放たれた瞬間にも 感動しました
優子のお母さまである 絹子さんの
手編みモヘアカーディガンを着て
心身ともに温まっていたのですが
心の中で 優子、凄いよ・・と語りかけた瞬間
ゾクゾクしたのでした
次から次に湧き上がる
得も言われぬ高揚感に包まれたまま
物語は進行します
映像は ヒグマ春夫さん
開演前にも 舞台演出されていました
この時には 最初
竹、笹の葉を連想しましたが
ちいと眺め続ける内に
不思議な影の揺らめきから
水の流れのようにも 空気の振動のようにも
感じました
建物のグレース(筋交い)チックな部分にも
映像が映り込んでいて
それはもう 圧巻でした
登場人物は全部で5人
骨壺を連想させる白い箱を胸元に
葬列のように静々と舞台へ現れます
舞台背後の壁に吊るされた衣文掛けが
不気味に揺れています
一人 また 一人
黒いコートを 着せたハンガーが
人型のようにも思えます
この白い箱の上に立ってみたりしながらの
パフォーマンス
井村昴さん、茅根利安さんによる
ロープを使った「昔の遊び」
八の字を描くのは
無限大の標でもありましょうか
井村さんは 一番お元気に
動き回るので 心配になる程です
何が・・・って
私自身が 筋肉痛でしたので
(白い箱の上に しゃがみ続けて 大丈夫かしら・・・)
(側転とジャンプの連続・・・す、すごいっ!)
オフィーリア役の原内真理さんの台詞で
一番 琴線に触れた音
「ああ・・・」
言葉では表現しきれない 抑揚です
丹下さん、茅根さんの
地底から響き渡るような 迫力のある低音にも
胸を打たれました
丹下さんが登場し 開口一番に語った
「今日という一日の意味合い」や
橋本さんの 方言を交えた
被災地での語り口も 印象的でした
花の名が
繰り返し呟かれる場面
嗚呼 これが首飾りの意味か、と分かった瞬間
哀しみの上に 花開く思いが伝わります
北陸の庭園勤務時代に 初めて出会った
「シラン」の言葉も 響きます
朝焼けにも 夕暮れにも 痛みにも似た
大好きな紫の色合いを 脳裏に浮かべました
花の名が繋がるシーンは
二度あります
一人ずつ 白い箱の上に「何か」を置き
そこから音が流れ続けるのです
輪唱のように
上から音が降ってくる感覚
ここで 思いました
ああ 私は「ガラケー族」だから
この演出をするならば
客席と「スマホ」を
交互に見やりながら
音の鳴らない「我が相棒」を哀しげに見詰めて
客席に問うような視線を放つ、
これを 交互に繰り返しながら
「お手上げポーズ」を するかもなあ
なんて妄想が浮かんで
仕方ありませんでした
「文明の利器」をふんだんに利用した
新しい試みだなあ と 感じました
映像担当は ヒグマさんのようでしたが
物語が進む内に 疑問が一つ
あれ・・・? どの お芝居の最中にも
橋本さんの手には「アレ」が存在する
指も心なしか
動いているかのようにも 思える・・・!?
井村さんの顔が ドアップになる
危機迫るシーンの前後で
(もしかして橋本さんが映像演出している!?)
と 感じた場面があり 気もそぞろ。
その後で (いや、映像ではなく 音の方か!?)
と思いながら
演じ手の表情にも意識を向けながら
頭の中だけが忙しく回転していくようでした
そして! 回転と言えば!!
私の大好きな!!!
♪全自動洗濯機♪
いや~ 参りました~
何がって
笑いを堪えるのに。
前回から このシーンが
私のツボなんですよね・・・
優子にも繋がる台詞が
密かに織り込まれているのだなっ!?
と気付いてからは
抑えられないニヤニヤ模様~♪
このシーンでは
ミラーボールを彷彿とさせる演出で
深緑の色合いから
幸せの象徴 翡翠玉の描く世界観や
私の故郷 岩手にある 龍泉洞の
深いエメラルドグリーン
そして 父の運転で訪れた 玉川温泉付近の
美しい川辺の色合いを 思い出しました
父が倒れたのは
「2年前の 明日」、雪かき中の脳出血
命日は 未だ先ですが
そうか あの年は
「今日」も「明日」も 岩手は大雪だったな、
と
そんな思いも去来しつつ。
「全自動洗濯機は クルクル回る!」
もう 丹下さん 最高です!
言葉が描かれていると思われる紙が
譜面台に挟まれているのでしょう
舞台中央に運ばれた
譜面台を眺めていると
まるで 丹下さんが
オーケストラのマエストロのようにも
思えてくる
不思議な錯覚
嗚呼
シリアスなセリフから繋がる筈の・・っ!
♪でってれれれ て~れ~♪
・・・BGMを適切に表現する術を
ワタクシメは存じ上げませぬ・・・
ヨヨヨ
(嘘泣き)
同じセリフのシーンが 二度出てくるシーンは
他にもありました
コモンセンス ナンセンス の ワタクシメには
有り難い演出でした
染み入る程に入って行くストーリーかな
(いい加減 原作を知れ!
との お叱りが聞こえ・・なひ)
*
哀愁を 虚空へ放つ フィラメント
*
なんて言葉が 浮かびました
客席前方の上空に吊るされた電球に映る
映像美からでした
開演前は 所謂通常電球色で
柔らかな黄色の光が放たれています
劇に入る直前には 少しずつ暗転し
光が消えます
青白い光が鋭く移された電球が
物悲しさを助長していくようでもあり
遠く届かぬ星の光へと
想いを託したくなるようにも感じます
光と言えば
あるシーンでは
橋本さんの表情だけが
ぽおと浮かび上がりました
その瞬間 子供会時代の肝試しを
思い出しました
顔の下から青白い光で照らすと
人は恐ろしくなるのですね
当時 私は腰までの長い髪
この格好をしたところ
上級生の男子が
本気で のけぞっていたなあ~
ふふふ
「うわっ おまっ・・・ 誰だ!?
・・・あ゛あ゛、、すずこか!」
みーたーいーなー
全体的には
シリアスな空気感が広がっていました
縄遊びの場面で
少し笑いが起こりましたが
空気の振動も聞こえそうな瞬間も
多かったように 思います
公演後
初日の乾杯があったようで
ご挨拶しようか迷ったのですが
出発前から咽の調子が悪く
公演中も パープルショットを手放せず
未だ会社だった夫の夕食も気になり
電車に飛び乗り
飴玉を転がし続けて
何とか帰宅しました
ほんの少し 声が出るように思えて
直前の勤務で 調子に乗ったようです
悶々なんだモーンだい!
モーマンタイといーい鯛!に願いを。
優子とは同い年
急逝を知らせる絹子さんからの白い封筒が
アパートのポストを擦り抜けて
床にポトンと落ちていたことに気付き
拾い上げた瞬間の筆跡の違いに
寒気を禁じ得なかった あの一瞬を
昨日のことのように
リアルに思い出せます
生まれた月も一緒なんですよね
そして 優子が旅立った その日は
私の両親の 結婚記念日
そして今は 父も空の上
何だか 不思議な繋がり・・・?
とも感じられそうな。
公演は 本日、明日と続きます
興味のある方は 是非どうぞ♪
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