里芋のこと、ご存じだろうか
里芋にもいろいろ種類があるって、考えりゃ当たり前なんだけど
かあちゃん、恥ずかしながら、お隣さんから種芋を分けてもらった時に初めて知った
いただいたのは土垂(どたれ)という種類
以来、我が家の畑で育ってくれて、ここ数年、里芋は買ったことがない^^
里芋を育てると、もれなく親芋ができる
大きいのは、こぶし1~2つ分
↓ は標準サイズ?
この親芋の周りにくっついている子芋、孫芋が、里芋として出回っているけど
この親芋はなぜか出回らない
菜園のご近所さんでも、食べないという人が多いけど
けっこう量があるし、捨てるのはもったいない
かぼちゃ並みに固いので切るときに苦労するし
煮てもすぐには柔らかくならない
というのが難点
ううむ 食べない理由はもしかしてこれか?
だいぶ前に収穫を終えてはいるんだけど、まだたくさん食べ切れないで残っている(・_・;)
そこで、火が通りやすいように一口大の半分の大きさにしてみたら
お? けっこういいんじゃない??
これで里芋コロッケを作ってみたら、ねっとりした味わいで正解
で、同じように小さめにして煮っころがしにしてみても正解
なんだ、普通においしいじゃん と思った
要は、めんどくさいだけ?
今度のクマさん亭での料理として、提供しようかなあ
風味が落ちる前に食べたいところ
里芋の茎も、ひと手間かければ「芋がら」として食べられるが、普段はお目にかからない
煮物、みそ汁の実にするが、歯ごたえが楽しいらしい
そうなると、里芋の茎がそこにあるのだから、作ってみたくなるのがかあちゃん
いいところを30㎝ほどに切って、皮を剥いて、紐や金串に刺してカラカラになるまで干す
皮を蕗のように手で剝いてみたら、アクが爪の間に入って真っ黒になったので、こりゃかなわんと、ピーラーで剥いてみた
けど、土垂れの茎は、芋がらには向かないそうだ
確かに、少し苦味が残るような?
水に浸けて戻す時間を長くし、水も何度か取り換えてみたら、食べられるようになった
里芋ひとつとっても、いろいろと面白い
親芋はひとまずおいておくとしても、
子芋の方も、どんどん悪くなっていくので、食べ切れない分は、土の中に埋めて
食べたいときに掘り出すつもりだけど、はたしてどうなるやら?
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