福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

杉の洗面キャビネット

2013-07-27 00:30:35 | キャビネット

杉の洗面キャビネットです ↓





お客様のご要望で、右側には、マグカップ2個、

左側には、タオルをかけられるようにしてあります。

扉のつまみとフックは、お客様からの支給品です。



観音扉を開くと ↓





高さ調節できる棚板がついております。



クラッシック調の飾り面 ↓






こんな感じで取り付けました ↓







寸法: 高さ550mm 幅560mm 奥行き130mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ



製作日記


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地杉の陳列棚

2013-06-23 18:38:38 | キャビネット

地杉の陳列棚です ↓






屋久島 石窯パン工房 樹の実さん からのご注文。


最近、樹の実さんのピザにハマッテいます。

おいしいです。

天気の日にはデッキからの景色が最高です。

是非どうぞ!




棚がたくさんあります ↓






ダボ金具の棚受けにより高さ調節できます ↓






下段は、観音開きの収納 ↓






キャッチ付のスライド丁番を採用 ↓






木製つまみ(既製品) ↓






このつまみ以外は、すべて屋久島産の地杉でつくりました。

地元、無垢材での製作はやりがいがあるものです。

このような仕事ができることに感謝です。



お店に搬入 ↓






まだ、初々しい感じがしますが、

これから色々と陳列されて華やかになり、

お店やお客様に可愛がられて、どんどん馴染んでいくことと思います。




寸法: 高さ1750mm 幅1400mm 奥行き400mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ クリア



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店舗什器

2013-03-03 22:42:14 | キャビネット

この度、ご縁を頂き、店舗什器の製作をしました。

いままで個人のお店への家具等の製作はありましたが、

今回のように本格的なのは初めてです。


納入先は、安房にあります屋久島伝承蔵(本坊酒造株式会社)さん。

そして、直接仕事のご依頼を頂いたのは、建築デザイナーである藤吉さん(ノマドハウスデザイン)。

原にありますノマドカフェといえばご存知の方も多いかと思います。


ノマドハウスデザインさんより設計図面を頂き、

それを元に福島木工家具店が施工した形となりました。


さすが建築デザイナーだけありまして、

図面の描き方から始まって、設計手法などなど、色々と勉強になりました。



入り口から入ったところ ↓






厚み10mmのLED照明が天板に埋め込んであります ↓






屋久島産センダンのカウンター ↓






お酒の販売だけでなく、試飲も出来ます










↑ 右奥には、本格焼酎黒麹「水ノ森」のラベルを描かれた、

画家の高田裕子さんのコーナーがあり、ポストカードも販売されていますよ。




〈 製作風景紹介 〉

 センダンカウンター製作

 キャビネット仮組み

 スライドレール取付け1

 スライドレール取付け2




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オーディオラック

2012-11-28 21:38:47 | キャビネット

オーディオラックです ↓






やや重量のあるアンプやCDプレーヤーなどにとのご要望。

そして、購入予定の機器(総重量数十kg)の寸法に合わせて製作。

ガッチリとつくりましたので、これなら重たいものをのせても大丈夫。


上、中、下の板材には、固めで強そうな杉を選定。

更に、木口側に端ばみを入れておきましたので、板材の反りが抑えられます。

ご依頼者も満足そうで何よりでした。








寸法: 高さ680mm 幅550mm 奥行き500mm

材料: 地杉

塗装: 水性ステイン、オイルフィニッシュ着色




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下駄箱

2012-11-09 20:37:30 | キャビネット

下駄箱です ↓





昨日に引き続き、こちらも六角堂さんからのご注文。

いつもお世話になっております。

楕円テーブルと共にコテージへ納入させていただきました。


棚板の高さはダボにより調節可能となっております。

製作詳細はこちら


背面は ↓





杉板を本実加工して、本体に溝を掘って嵌め込んであります。

つくりは大変しっかりしておりますので頑丈です。


こちらは小さいサイズ ↓






今回製作したものは、戸無しタイプですが、

観音開きや、引き戸での製作もできます。

また、寸法や形もご要望に応じますので、

どうぞお問い合わせください。




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杉のフリーラック

2012-08-18 10:08:23 | キャビネット

杉のフリーラックです ↓




写真では見えませんが、キャスター付きで、移動が楽々です。


実はこのフリーラック、記憶は定かではありませんが、5年以上前に製作したもので、

お客様より汚れが目立つようになってきたので塗装しなおして欲しいとご依頼頂いたもの。

まだ、趣味で作っていた頃の作品で、格安で製作したものです。


ですので、この作品を見れば、格安だけあって、技術経験が未熟であったことが一目瞭然。

うーむ、結構仕上げが荒い。

細部の接合部分も大雑把。

さらに、使ってある杉材も、節とか欠けとか目立たないところですが大胆にあったりと、

詰めの甘い作品となっておりますね。

おまけに板剥ぎも、所々隙間が開いてきたりしていて・・・


再塗装前に下処理をして修正し、汚れを落とす。

使うのは、水性のペンキ。

0.7リットルで1600円位するので、ペンキとしては上等な部類に入るのかな。

地元のホームセンターで売っているので、最近このペンキを使う機会が多くなってきます。


まあ、プロの木工家なんかは、こんなペンキ塗装はしないと思いますが、

お値打ちな値段で木工品を提供しているわたくしとしてはペンキ塗装もOKとしています。








寸法: 高さ760mm 幅1100mm 奥行き350mm

材料: 地杉

塗装: 水性ペンキ塗装



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ショーケース

2012-06-15 11:59:01 | キャビネット

ショーケースです ↓





屋久杉を磨いたアクセサリーなどを展示するため、

お客様より、色はベージュとのご要望があり、こんな感じに仕上がりました。





通常は、植物ベースのオイル塗装をしているのですが、

そのオイルでベージュを探しても、なかなかこれといった色が見つからず、

仮に調合して作っても、下地である杉の木地の色や木目の濃淡が汚く浮き出てしまう恐れがあるので、

今回は思い切ってペンキ塗装としました。

木の素材感は、ほぼ無くなってしまうのは残念ですが、

主役は、中に入れるアクセサリーで、それを引き立てるのがお役目なので、

こういうのも有りでしょう。


後ろから見ると ↓





背面と底板には、5.5mmの合板を使用しています。

本当は無垢の板を使いたかったのですが、安価な価格設定にしましたので、

合板を使わせて頂きました。

自在キャスターがついておりますので移動が楽々です。


こちらは組み立て前の部材 ↓





組んでしまえば、ただの箱ですが、箱物は結構手間が掛かります。

その分、上手く組みあがった時の達成感は嬉しい限りです。




寸法: 高さ1060mm 幅900mm 奥行き400mm

材料: 地杉 合板(5.5mm) ガラス(5mm)

塗装: ペンキ塗装




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ウッドデッキ用下駄箱

2012-06-09 18:11:39 | キャビネット

ウッドデッキ用の下駄箱です ↓






奥行きのある軒下に、広いウッドデッキのある新築に合わせてあつらえました。

ご夫婦お二人分の靴などを収納するとのことでサイズはコンパクト。

また、長靴もということで、日頃の掃除などお手入れしやすいように壁に固定しました。






中空に浮かせて取り付ければ、下に溜まった泥などの掃き掃除が楽ですね。

現場を見て、それぞれのお宅に合った家具を提案できるのが注文家具のいいところです。




寸法: 高さ480mm 幅700mm 奥行き296mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ着色




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杉の食器棚

2012-05-30 18:27:35 | キャビネット

地杉でつくった食器棚です ↓





戸は無しでというご要望で、シンプルな食器棚となりました。

また、明るめの色をとのことで、フレーム材は割と固めの白太(辺材)を選びました。


コーナーにピタッと収めるために、壁の幅木部分の出っ張りを、

食器棚本体側に、その分の切り欠きを入れてあります。

実際は、壁は塗り壁(珪藻土)でしたので、ちょっと隙間はあきましたが、

ご依頼主よりokをいただきました。


お話をいただいた当初、この棚に入れる物のサイズに合わせて、

棚板の高さ寸法を明記したスケッチを頂いたのですが、

将来の使い勝手の自由度を考慮して、ダボ金具の採用を提案させて頂いたところ、

その方が良いとのことで、このようになりました ↓






納入先は新築のお家。

前回、杉のテーブルを入れたところです。

沢山のご注文を頂き感謝です。

本日も、ウッドデッキに小さな靴箱をお願いしたいというご依頼を頂きました。

ありがとうございます。



寸法: 高さ1600mm 幅900mm 奥行き295mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ




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作り付け下駄箱と棚

2012-03-31 21:51:50 | キャビネット

作り付け下駄箱と棚の製作・取り付けをしました。

毎度のことながら、現場での仕事というのは不慣れでまだまだ経験不足を感じます。


材料と道具を乗せていざ出発 ↓





作業内容はそれほどたいしたこと無いのですが、

作り付けの場合、取り付ける壁や柱が直角であったり、垂直であったりする訳でなく、

あっちとこっちとで寸法が数ミリ単位で誤差があったりとしますので、

なかなかピシッとは決まりません。

それをなんとかかんとか、四苦八苦しながらできる範囲で合わせながら取り付けていきます。

最初からすべて寸法どおり加工しても、実際には組んでいくうちに誤差が少しずつ出てきて、

最後の仕上げ段階で問題が出てくることは多々あることです。

ですので設計段階で、ここまでは寸法どおり加工して、その後に取り付けるパーツは

誤差を見込んでやや大きめに加工して置いて、最後に現場での寸法に合わせて仕上げ加工します。

ちょっと手間は掛かりますが、間違いなく安心です。


下駄箱 before ↓






after ↓






下駄箱の反対側は棚になっています。

壁を抜いて、隣の本棚(以前私が作ったものですが)に連結して作りつけるという、

この裏表違う棚の設計には苦労しました。



棚 before ↓





after ↓






あまり得意ではありませんが、こんな工事もしておりますので、よろしかったらご相談くださいませ。





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テレビボード

2011-11-08 22:58:15 | キャビネット

テレビボードです ↓






お客様より、こんなイメージでと写真を頂いて、それに基づいた参考デザインを3案ほど提案。

後日、打ち合わせをしてこのようなデザインとなりました。


お客様宅は、とても広いリビングで、そこへこれまた大きなテレビがどーんと。

ということで、それに相応しくなるよう天板には長さ2mの一枚板(地杉)をどーんと採用。


両サイドはスライドレールの抽斗でガラスが一体化 ↓






抽斗には、仕切り板を組み替えて好きなようにDVDやCDが入ります ↓






中央は、お客様お手持ちのスピーカーのサイズに合わせてあり、






将来別の機器にも対応できるように棚板が調整できるようにしました。







背面はこんな感じ ↓






厚めの板、すべて無垢でつくりましたので重たいです。

安定感抜群!




寸法: 高さ450mm 幅2000mm 奥行き440mm

材料: 地杉、強化ガラス(5mm厚)

塗料: オイルフィニッシュ着色





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作り付け本棚

2011-08-16 13:13:00 | キャビネット

作り付けの本棚です ↓





高さ2.4m、総延長14mの大作となりました。

正確には、書棚の他に、陳列棚と窓際カウンターも含みます。


約一年ほど前にお話を頂き、打ち合わせ、設計、木材仕入れ・乾燥、加工、塗装、取り付け、

仕上げを得て、ようやく完成。


このくらいの規模になると、一人で施工するのは予想よりも遥かに大変であることを実感。

また、施主様には、完成が予定よりも大幅に遅れたにもかかわらず、寛大にご対応して頂き有難うございました。

まだまだ技術経験共に発展途上中。

色々と勉強になりました。


棚板の高さ調節を出来るようにステンレス鋼製の棚柱を溝きりして埋め込んであり、15mmピッチで高さ設定できます。

本棚背面の通気性を確保するために、壁面より15mm隙間をあけて棚板を設置してあります。


しかし凄い蔵書の数々です。

旧屋久町の図書室よりも立派になりそう・・・

今回本棚を設置させて頂いたスペースは、

来年の春、複合文化交流施設の一つの食堂としてオープン予定とのこと。

楽しみですね。




寸法: 高さ2400mm、 奥行き240mm、300mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ着色




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整理棚

2011-07-29 21:11:59 | キャビネット

整理棚です↓






お客様より、キッチン勝手口の壁面に整理棚を作って欲しいとのご依頼。

勝手口の動線を考慮して圧迫感が無いように、また網戸から入る風が通るように、

棚を中空に浮かして壁面へ取り付けました↓







杉の壁に杉の家具。

今はまだ家具の板が真新しいので浮いて見えますが、あと一年もすれば壁と同じような色艶となり溶け込むことでしょう。




寸法: 高さ1150mm 幅1200mm 奥行き294mm

材料: 地杉

塗料: オイルフィニッシュ





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本棚 W750

2011-07-11 08:17:30 | キャビネット

本棚です ↓





お客様自ら描いて下さいました明確な図面を頂いての製作。

正確な、mm単位の寸法明記と縮尺で、ポイントをついた図面に脱帽。

また、合わせて頂きました立体的なスケッチも上手。

う~ん、素晴らしい。

こういう図面が描けて、几帳面な気質があれば、正確を要する木工仕事に向いていると思います。

趣味で日曜大工でも始められれば、いい作品が出来るようになること間違いなし!



↓ 一番下段は、フリーボックスを二つ収納(もちろんお客様のアイデアです)






↓ そして背面下部にはお部屋の壁にある幅木に合わせて、壁にぴったり納まるように切り欠きしてあります





これもしっかりと図面に記されていました。

注文家具ですからこのようなご要望に応えることができます。




寸法: 高さ1190mm 幅750mm 奥行き333mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ着色





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オリジナル取っ手

2011-02-26 21:48:48 | キャビネット

オリジナル取っ手を作ってみました。




杉で作った観音開き戸です。


お客様のご要望で、既製品の金物取っ手ではなく、自然を生かした取っ手がいいとのこと。

さて、どうしようか?

こればかりは机上で設計はできませんので、木材置き場にある材料を眺め・・・

何気に手に取ったタブノキをおもむろに鏨(たがね)で割ってみる。

木工用のノミよりも刃先が鈍い鏨のほうが木の繊維に沿ってうまく割れる。

それをカンナで削りながら形を整えて出来上がり↓





やはり自然美は最高です。

一期一会です。

これと同じものは作れません。


続いて、抽斗(ひきだし)の取っ手↓





これもタブノキで作りました。

抽斗の幅が70cm以上もありましたので、自然美を利用するのは材料の関係で難しいので自分で形作りました。

手がかかりやすいように裏にはしゃくりが入れてあります。

長~い曲線が優美です。

これは、寸法が同等でしたら同じ様なものは作れます。


既製品の取っ手もいいけれど、無垢の手作り取っ手もトッテモいい。

失礼しました。





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