注文家具をしていて良いところは、
ご依頼主さんとお会いして、
こんなものを作って欲しいと相談され、
世間話もちょっとしながら、
作った家具を、ここに置きたい、
こんな風に使いたいというのを、
実際に納める場所でお話したりして、
自宅に帰ってから、使う人と家具のことを想像しながら、
どういう形にしていこうかなと、
設計に入っていくのが一つの楽しみです。
そして完成した家具を納品して、
そこに配置して、上手いこと納まった時は、
やはり嬉しいものです。
さらに、年月を得て、
大事に使ってくれているのを目にする機会があれば、
それはもう感動モノです。
このように完成品を納めるのが通常なのですが、
たまーに、未完成品のご依頼もあります。
そのひとつが看板。
先日、しずくギャラリーのジュエリー作家さんである中村さんより、
ご依頼頂き、看板を納めたのですが、
その後の様子が中村さんのブログで紹介されているのを見て、
素晴らしい・・・ですね。
自分の作ったものが、お二人の手によって、
新たなものに創造されて行く様は感動です。
例えて言うならば、送り出した自分の娘が、嫁ぎ先で華やかにして頂き、
大切な家族の一員として、大事に大事にされているようで、
嬉しい限りです。
作家さんの人柄と感性の賜物です。
私も一応、つくり手の端くれですので、
身の引き締まる思いです。
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