開田高原アメダス 今朝の最低気温 -5.0℃ 昨日の最高気温 3.8℃ 積雪 11cm
木曽町新開 午前7時の気温 -3.0℃ 今朝の天気 晴れ
木曽馬の里の
散歩道で
奇妙なものを
見つけた。

つたや季の宿
風里さんの敷地を
囲う杭の上。

何気に
杭の上をのぞいたら
赤い点々が
たくさんあることに
気がついた。

見た瞬間
地衣類の花だと
直感した。

もちろん
花と呼ぶのは
不正確で
地衣類の生殖器官で
子器と呼ばれるものだ。

電話機の子機のようで
ややこしいが
子器である。

以前に
地衣類の本を
読んでいて
種類によって
様々な色と形の
子器があり
その中で
胞子がつくられることは
知っていた。
杭の上部は
長年の雨風で
朽ち始めており
地衣類にとっての
生育環境は
最適なのかも
しれない。
家に帰ってから
調べてみると
どうも
ハナゴケ科ハナゴケ属
コアカミゴケのようだ。
ファインダーを
のぞいた世界は
宇宙船でどこかの星に
不時着したような
奇妙な世界だ。

ニョキニョキと
伸びた姿は
エイリアン
未知の生命体にも
見える。

また1万メートルを超す
深海に生える
生物のようでもある。

とにかく
不思議な世界が
広がっている。
地衣類コアカミゴケは
苔と名がつくが
苔の仲間ではなく
菌類と藻類が
共生しているらしい。
なお
調べてみて
コアカミゴケと
同定しましたが
違っているかも
しれません。

(ハナモモに生えた地衣類)

(月齢13.9 2020.3.8 20:50撮影)
多分同じものだと思いますが、 私もこのコアカミゴケによく似たものを見たことがあります。
fukurouさんの写真のように朽ちかけた杭の上に生えていました。
この赤い点々が逆光に映えて実に綺麗だったことを覚えています。
その時は花だとばかり思っていましたが、子器というのですね。
どこかと星のようでもあり、深海の生物のようでもありという表現そのものの不思議な生物ですね。
わたしも、同じようなコケ、じゃなくて地衣類ですか、見たことがあります!!
朽ちた木のベンチに生えていて、赤いツンツンが可愛くて写真を撮った記憶がありますが、あれはいつだったのか‥
最近コケに興味津々ですが、難しすぎると頭を抱えています。
いわんや、地衣類をや、です(笑)
学術的にはともかく、ほんと、不思議可愛いですね〜
木曽町でのお散歩でも、さまざまなものをよく観察なさっています。
地衣類も地球で進化した生物の大先輩です。普段見かける植物の先輩です(コロナウイルスもRNA的には大先輩です。人間とは共存しています)。
今の植物が繁殖のためにオス・メスがうかくでき、遺伝子を変化させていく原型を見ることができます。
まだ、木曽町は積雪が11センチメートルもあるのですね。
今日は、ものすごい晴天のオフになりました(^^♪
とっても素敵なものを発見されましたね!
結構可愛らしいな、って思いました^^
私はまだ見た事がありませんが、こらから
気を付けて探してみようかな・・
なんとも不思議可愛い世界、
不思議難しい世界。
遠目には可愛いのでしょうが、アップだと迷い込みたくない世界みたいな・・。
夢に出てきそうです・・。
難しいお話で私の頭はパンクしそうです(^-^;
珍しいものを見せていただいてありがとうございます。
これは宇宙人か、はたまた棘皮動物か…。
苔類は全く知識が無いので、珍しいです。
いや、菌類と藻類が共生しているのですか。
もう「未知との遭遇」です。
赤い部分は子器で胞子が作られる…へえぇ。
凄く珍しいものを見せて頂きました。
綺麗なような、怖いような、不思議な
植物ですね。初めて知りました。
仰るとおり深海の中にもいそうな気がします。迷って抜け出せなくなりそうです。
珍しい写真有り難うございます。
拝見しました。
地衣類の生殖器官としての子器・・
色が鮮やかで一瞬 花のように見えて
綺麗ですね~ そしてfukurouさまの
撮り方が又素晴らしいので・・
いろんな空想が出来て楽しいですね
今日もまた素晴らしい勉強をさせて
もらいました。
切り株に出来た宇宙ですね。静かに土に返す仕事を請け負っています。
今朝西の空に大きな満月でした。調べたらWorm Moonとネイティブ・アメリカンが名付けたとネットでした。
昔の人は、つけたものですね^^
そしてこの寒い季節に、こんなに増えるとは、寒さに強いんですね(@_@)
自然は、ほんと不思議です^^