木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

御嶽山

2019-10-31 07:24:33 | 木曽Now

開田高原アメダス    今朝の最低気温   0.4℃    昨日の最高気温   13.7℃
木曽町新開       午前7時の気温   3.5℃      今朝の天気    晴れ

昨日は霧の朝
午前7時の気温は
3℃だった。


今まで石油ストーブで
我慢していたが
思わず薪ストーブに
火を入れた。


関西でストーブの
火入れと言えば
毎年霜降の頃
標高約800mにある
六甲山小学校の
火入れ式が
ニュースで流れる。


今年も今月の24日
舞い切りで火をおこし
薪ストーブに火をつける
火入れ式を行っていた。


この時期の
関西の風物詩のように
なっている。



木曽に来て以来
御嶽山は
雲の中で顔全体を
見せてくれない。


唯一28日には
朝から昼前まで
青空のもと
その山容を見せてくれた。


冠雪した雪も
ほとんどとけており
山頂付近にわずかに
残っていた。

(九蔵峠から御嶽山を望む)

木曽馬の里の
芝生広場から
ブルーベリーの
紅葉越しに
美しい姿が望めた。


同じ日の夕方
御嶽山の夕景を撮りに
再度訪れたが
カメラマンの数に
驚かされた。


思ったほど
焼けてくれなかったが
御嶽山が望める日は
毎日通ってみようと思う。




何頭いるの? イカリモンガ

2019-10-30 07:49:30 | 昆虫など

開田高原アメダス    今朝の最低気温   1.6℃    昨日の最高気温   9.0℃
木曽町新開       午前7時の気温   3.0℃      今朝の天気    晴れ(霧)


天気の良かった
昼下がりのこと
外に出てみて驚いた。


何かチラチラ
小さな蝶が
多数飛んでいた。


時期が時期なので
昆虫に出会えるとは
思っていなかったので
驚きと嬉しさで
すぐカメラを取りに
入った。


と言っても
カメラは玄関の靴箱の上
数秒とかからない。


すぐ辺りを見回したが
もう見あたらない。


諦めかけたとき
ノコンギクの花に
オレンジ色の
小さい何かが
とまっているのに
気が付いた。


イカリモンガが
ノコンギクに
たくさんとまっている!


近づくと一斉に飛び立ち
すぐひらひらと
舞い戻る。


1頭2頭の
イカリモンガが
アザミの花に
やって来るのは
毎年見かけているが
この数はどうしたことだろう。


今年は草刈りで
アザミの花が
咲いていない代わりに
ノコンギクに蜜を求めて
やって来ているようだ。


その数
優に10数頭が
乱舞している。


シジミチョウを
少し大きくしたくらいの
体格である。


よく見ると
翅の模様や色合いが
微妙に少しずつ
違うようだ。


蝶のように
翅を閉じてとまり
触覚もこん棒状
昼間蜜を求めて
飛び回る
まるで蛾らしくない
蛾である。


たくさんの
イカリモンガとの出会いで
ゆっくり写真を
撮らせてもらった。




南木曽町 柿其(かきぞれ)渓谷

2019-10-29 07:35:51 | 木曽Now

開田高原アメダス    今朝の最低気温   4.8℃    昨日の最高気温  14.9℃
木曽町新開       午前7時の気温   6.5℃      今朝の天気   雨

中津川から
木曽に向かう
19号線の途中
南木曽町を過ぎたあたり
左 柿其渓谷の
標識がある。


19号をさらに進んで
左に折れると
阿寺渓谷に至る。


どちらの渓谷も
以前から気になっていたが
今回は柿其渓谷に
行ってみた。


以前は柿其と言う
漢字が読めなかったが
今ではすっかり
かきぞれと読める。


これだけ通っていれば
自然と覚えてしまうか?!


今回は柿其渓谷の
一番初歩コース
牛ヶ滝往復のコースを
歩いた。






駐車場に車を停め
柿其温泉の横を通り
最初に現れたのが
長さ35mの
「恋路の吊り橋」。




ロマンチックな名前だが
歩き始めると
かなり揺れる。


黒渕あたりは
とにかく水が美しい
透明度が高く
エメラルドグリーン。


滝の音が聞こえてくると
木製の急な階段が
目の前にそびえる。


階段を登り切った所に
牛ヶ滝の展望台
東屋がある。


そこからさらに
急な階段を下ると
滝に一番近い
テラス?に到着。


花崗岩の大きな岩の間から
轟音を轟かせて
流れ落ちる滝は
迫力満点。


紅葉にはまだまだ早く
残念だったが
水の美しさと
滝の迫力には
充分満足した。


帰りは同じ道を
引き返した。


その後
車が通る道を
恋路峠まで
名前につられて歩く。


結構急な坂道を
約1.2㎞
峠には木製の
展望台がある。


展望台は
一角だけ開けており
大桑村の向こうに
雄大な中央アルプスが見える。


展望台の下には
避難小屋があり
休憩もできる。


また
「成就の鐘」があり
成就してほしい
恋の路もないのだが
3つも鐘を
鳴らしてしまった。(笑)






開田高原の紅葉

2019-10-28 07:34:04 | 木曽Now

開田高原アメダス    今朝の最低気温   1.3℃    昨日の最高気温  14.3℃
木曽町新開       午前7時の気温   2.0℃      今朝の天気   快晴

約1か月ぶりに
開田高原木曽馬の里周辺を
歩いた。


朝早くに見えていた
御嶽山の姿は
残念ながら
雲の中だった。


コブシの大木は落葉盛ん
ブルーベリーの紅葉も
あともうひと頑張り
と言った所か?


綺麗に整列した
ブルーべりーの紅葉した葉が
優しい秋の日差しに
輝いている。


林の中を歩くと
あちらこちらで
ニシキギの葉も
色づき始め
可愛い果実が
目立っている。


紅葉の美しさを
錦に例えたと言う
ニシキギ
まだそこまでの
色づきはないが
真っ赤な紅葉より
好きかもしれない。




県道に出ると
陽当たりのよい場所の
モミジの仲間たちは
今を盛りと
競うように紅葉している。




およそ
1時間30分
紅葉を始めた林の中を
写真を撮りながら
気持ちよく歩けた。





今日は出かけますので
コメント欄
閉じております。





無事木曽に着きました

2019-10-27 07:47:11 | 木曽Now

開田高原アメダス    今朝の最低気温   3.8℃    昨日の最高気温  15.3℃
木曽町新開       午前7時の気温   5.0℃      今朝の天気   曇り

大阪を9時に出発
空は台風の影響か
どんより曇っている。


名神高速は
京都の手前から渋滞
田上IC付近まで
止まったり動いたりのICでおり
ノロノロ運転。


栗東ICあたりから
順調に走り出した。


中央高速飯田山本ICから
三遠南信自動車道で
天竜峡ICで下り
天竜峡農園へ。


天竜川沿いの
高台にあるリンゴ園
秋の恒例行事のように
もう10数年欠かさず
訪れている。


北信と違って
台風の被害も
まったくなく
団体客など
リンゴ狩りを
楽しまれていた。


数軒秋の便りを
送ってもらい
木曽に向けて再出発。


権兵衛トンネルが
通行止めのため
引き返す感じで
清内路まわりで
19号に出た。


木曽到着は夕方5時
さすがに寒い
気温12℃
室温は13℃
一か月以上
留守にしていたが
異常はなかった。


薪を室内に
運び入れていないため
石油ストーブを出して
暖をとった。


朝起きてみると
一面朝露で
雨が降ったように見える。


これがすぐに
霜に変わるのだと思うと
身震いがする。


デッキの上で
落ち葉が濡れている
大きくなった
トチノキも
半分黄葉している。


敷地内を歩くと
ノコンギクが
あちらこちらで
咲いている。


どうしてことか
1輪だけホタルブクロが
待っていてくれた。


雨が多かったせいか
林床内には
キノコがたくさん
顔を出している。




ウメバチソウも
すっかり花が終わり
果実が朝露で
塗れている。


今日から
天気も少しずつ
安定するような
予報が出ているので
木曽の秋を
楽しみたい。

(フユノハナワラビ)

キンモクセイ 遅ればせながら

2019-10-26 06:44:32 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  16.9℃   昨日の最高気温  19.7℃   曇り 
開田高原アメダス  今朝の最低気温   8.2℃   昨日の最高気温  11.2℃

皆さんのブログで
キンモクセイの花をたくさん
見せていただきました。


今更
キンモクセイでも
ないだろうと思いながら
キンモクセイを
取り上げています。


ちょうど
中学の2年生頃
学校には20分ほど
歩いて通っていました。


途中に
大きなお屋敷が
ありました。


立派な塀から
キンモクセイの枝が
覆いかぶさるように
道路にはみ出していました。


当時その木が
キンモクセイであるなんて
知る由もありません。


ある秋の長雨のあと
通学で通りかかると
見事なオレンジ色の絨毯が
敷き詰められていました。


息をのむように立ち止まって
しばらくの間
眺めていたことを
覚えています。


毎朝の通学の時
キンモクセイの香りが
漂っていたことは
まったく記憶に
残っていませんが
この光景だけは
60年近くたっても
はっきり残っています。


ここ数日の雨で
キンモクセイの花が散り
そんな光景が
見られないかと
ずっと待っていました。


もちろん
同じ場所ではありません
結構大きなキンモクセイの
植えられている
神社の境内に
行ってみましたが
記憶にある風景とは
まったく違っていました。


やはり思い出の中だけの光景で
いいかと思い直して
ブログアップした次第です。




これから木曽に向かいます
ブログ訪問できませんし
コメント欄閉じております。




カタバミ 昼に眠らせる

2019-10-25 07:50:08 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  15.7℃   昨日の最高気温  21.1℃   天気  雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温   8.8℃   昨日の最高気温  15.1℃

散歩道や公園で
ヤマトシジミが
やけに目につく。

(ヤマトシジミの卵   2017.8.24撮影)

産卵行動か
カタバミの上を
飛び回っている。


しばらく
しゃがみ込んで
産卵の様子を
狙っていたが
産む様子がないので
方向転換!
カタバミの花を撮る。


花が小さく
地面すれすれに咲くため
しゃがんで撮るには
苦しいので
腹ばいになった。


花は5弁花
雄しべは長いのが5本
短いのが5本
雌しべの先は
5裂している。


「5」と言う数字が
好きなようだ。


カタバミは
就眠運動をすると言う。

(イモカタバミの就眠運動)

(2016.4.15撮影)

近くに空き箱が
落ちていたので
寝ている姿も
写真に撮りたいと
カタバミに
かぶせて帰った。




翌日の散歩で
箱をそうっと
開けてみた。


花は完全に寝ていたが
葉は起きたままだった。


箱のすき間から
光が入っていたのか
完全な夜には
できなかったようだ。


まわりのカタバミは
葉を広げ花が
咲いているのに
一角だけ葉も花も
寝ている姿を
撮りたかったが
カタバミを
騙せなかったようだ。











イノコヅチ 目立たない花

2019-10-24 07:28:12 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  19.8℃   昨日の最高気温  25.2℃   天気  雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温   9.7℃   昨日の最高気温  18.1℃

散歩道で
ヒナタノイノコズチの花が
咲いている。


以下
イノコズチと
呼ばせてもらう。


イノコズチは
「ひっつき虫」の
悪名高い雑草である。


まわりのイノコズチは
とっくに果実になって
ひっつき虫の本領発揮
しているのに
この一角の
イノコズチは背が低く
まだ花をつけている。


夏の終わりに
草刈りにあって
あわてて背を伸ばし
花をつけているようだ。


直径5mm強
うす緑色のまったく
目立たない花である。


花弁と萼片の区別がつかない
花被片が5枚
綺麗な星形をした
花である。


5本の雄しべと
ぼってりとした
白い子房から
申し訳なさそうに
雌しべが伸びている。


雄しべの根元には
フリルのようなものが
ついているが
仮雄しべだそうだ。


横向きについた花は
熟すと茎に
ぴったりとくっつき
針状のとがった
2個の苞葉が
目立つようになる。


この苞葉が
ヘアピンのような
役割をして
動物の毛や衣服に
くっつくのだ。


これからの時期
草むらに入ると
イノコズチ以外にも
たくさんのヒッツキ虫に
悩まされることになる。


ヒメアカタテハの羽化 最後の1頭でした

2019-10-23 07:49:15 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  16.5℃   昨日の最高気温  24.5℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   5.6℃   昨日の最高気温  16.0℃

ヒメアカタテハの
幼虫4頭を飼育していたが
4頭とも蛹になって
知らないうちに
2頭は羽化していた。


蛹が蝶になる前
翅が透けて見える。


夕方頃までに
翅が透けて見え
夜遅くに腹部まで
透けて見えるようになると
次の日
間違いなく羽化する。


ところが
時間は未定
早朝に羽化する
こともあれば
昼前のこともある
何分気まぐれだ。


そんなこんなで
2頭の羽化は
見守れなかった。


3頭目は
今か今かと
待っていたが
トイレに立たすきに
羽化していた
まるで
蛹の中から様子を
伺っていたかのようだ。


そして最後の4頭目
自然光で撮りたかったが
夕方5時半過ぎて
暗くなり
室内灯の下での
撮影になった。


待つこと15分
17時45分
その時は
突然訪れた!


パリッ!
音がしたような気がした
(多分気のせいだと思う)
脚で懸命に
蛹の皮を押し始めた。


夢中でシャッタを
連続して切る。


それほど
蛹から抜け出すのは
すばやい。




腹部まで完全に
抜けきるまで
ものの15秒は
かからないだろう。


自然界では
脚で体を支えるのは
容易だろうが
プラの飼育容器では
それもままならない。


己が吐いた糸に
必死でぶら下がっている。


まるで
宙吊りになった
ボルダリングの
選手のようだ。




翅がすっかり
伸びきるまでに
10分を要した。


翅が完全に乾くまでは
飛ぶことはできない。


その後
幼虫時代の老廃物
真っ赤なおしっこを出し
身軽になって
大空に羽ばたいていく。



羽化の写真
期待されていたので
プレッシャーでしたが
良かったです!(笑)






チャノキ 一服いかが?

2019-10-22 07:53:17 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  16.5℃   昨日の最高気温  21.5℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   8.2℃   昨日の最高気温  15.6℃

イヌタデを撮った公園で
薮の奥の方で
白い花が
咲いていた。


背の低い木で
サザンカにしては
時期が早いし・・・と
いぶかしく思いながら
薮に分け入ると
チャノキの花だった。


何度も訪れている
公園なのに
チャノキがあることさえ
知らなかった。


ツバキの仲間で
花の構造は
サザンカなどと
そっくりさんだ。


花弁は5枚
雄しべはたくさんあり
雌しべの先は
3裂している。


違う所は
花が小さく柄があり
うつむき加減に
咲くところだ。


花弁が小さいため
雄しべが長く
立派に見える。


お茶をすすめる時
「一服いかがですか」
と言ったり
お茶を飲みながら
休憩することを
「一服する」と言う。


一服と言う
薬を小分けする(分包)
言葉を使うのは
昔からお茶が
薬として飲まれていた
証でもある。


大のお茶好きなのだが
カリウムが
多く含まれているため
もう3年も我慢している。


数枚の写真を
撮っている間に
5か所さされ
藪蚊に献血してしまった。