木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

冬の星座 美しく輝いていました

2019-01-31 08:00:36 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -7.9℃   昨日の最高気温   4.9℃
木曽町新開     午前8時の気温  -3.5℃     今朝の天気    曇り

一昨日のこと
夕食後ひと段落して
デッキに出ると
星空が美しすぎた。


オリオン座が南中して
冬の大三角が
美しく輝いている。


よし写真を撮ろうと決め
デッキの寒暖計を見ると
氷点下9℃を
下回っている。


この寒さの中
開田高原まで
車で出かける
気力がわかなかった。


三脚を家の前に立て
カメラをセットした。


家の前が暖かい訳では
決してなく
手間を省いただけのことだ。


まずオリオン座
一等星を2つ持つ
誰もが知る星座。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 50mm ソフトフィルター使用)

オリオンの左肩
ベテルギウスが赤く輝く。


赤色超巨星
星として晩年を迎えていて
いつ超新星爆発を起こしても
おかしくない星だ。


640光年離れているため
今日爆発しても
その光が地球に届くのは
640年後になる
気が遠くなる話だ。


次に
120mmの望遠にして
オリオン座三ツ星の下
М42オリオン大星雲を撮る。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 120mm)

ベテルギウスの距離の倍以上
地球からの距離は
1500光年離れる。

今まさに星が誕生する場所で
ガスに照らされた
若い星々が輝く。


頭上には
大好きな昴
M45・プレアデス星団が青く輝く
これも120mmで撮影。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 120mm)

枕草子の中でも
星はすばる!と
一番にあげている。


最後に35mmで
冬の大三角を写す。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 35mm)

ベテルギウス
おおいぬ座のシリウス
こいぬ座のプロキオン
三つの一等星を結んでできる
大きな三角形。


ものの15分ほどで
手がかじかみ
動かなくなる。


早々に後始末をして
熱い風呂につかった。


家の前だとこれが早い!(笑)





御嶽山 顔を見せてくれました

2019-01-30 08:22:39 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -17.0℃   昨日の最高気温   -3.0℃
木曽町新開     午前8時の気温  -13.0℃     今朝の天気    晴れ


一昨日昼過ぎから
降り始めた雪は
昨日未明まで続き
新たに15センチほど
積もりました。


玄関アプローチ付近だけ
雪をかいて
散歩に出かけました。


木々に積もった雪華が
青空に輝いています。


頂上に雪雲がかかり
御嶽山は裾野だけ
見えています。

(2019.1.29 10:35)

散歩は昨日と同じコース
自分の足跡や
動物の足跡の上に
新雪が積もっています。


足跡の上を歩くと
幾分楽に歩けますが
不思議と歩幅が
合わなくなります。


途中から
無理に合わすことをやめ
新雪の上に足跡を
わざとつけながら
歩きました。


雪の上に木々の影が
長く伸びて
バーコード模様が
とても美しいです。


フィールドサインを
探しながら
歩きましたが
あれだけ多かった
ウサギの足跡は皆無。


名前不詳の動物の足跡が
1か所残っていただけでした。


車までの歩数は
4856歩。


御嶽山が姿を現したのは
夕方になってからでした。

(2019.1.29 16:43)





久しぶりに歩いてきました。

2019-01-29 08:02:34 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -8.1℃   昨日の最高気温   -1.5℃
木曽町新開     午前8時の気温  -6.0℃     今朝の天気    晴れ



朝からどんより曇っている
南風が入っているとかで
朝から気温はあがって-1℃。


ほぼ1か月ぶりに
木曽馬の里周辺を
歩いた。


積雪は30cmほど
あるだろうか?!


例年に比べれば
少ない方だろう。


めり込む長靴を抜くため
歩幅も短くなり
負荷も大きい。


雪の下の状態が
分からないため
場所によっては
長靴の半分以上が
沈み込む。


至る所に
獣の足跡がある。


道に沿って続く
動物の足跡の上は
比較的歩きやすい。


それこそ
動物的な勘で
雪が積もっていても
歩きやすい場所を
選んでいるのだろうか?


一番多いのは
やはりウサギの足跡。


何羽ものウサギが
活動しているようだ。


ご夫婦だろうか?
仲よく並んで
足跡が続いている。


しばらく歩いていると
ネックウォーマーも
手袋も外したくなる。


じんわり汗をかいて
車の所まで戻ると
4500歩
いつもの三分の二の距離だが
初日としてはまずまずだ。









さすが木曽 寒いです!

2019-01-28 08:00:30 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -14.8℃   昨日の最高気温   -3.8℃
木曽町新開     午前8時の気温   -9.0℃     今朝の天気    曇り



夕方4時前に
木曽に着きました。

名神栗東あたりから
平地にも雪が
見られるようになりました。

名神・中央道・19号とも
道路上には雪が
見られませんでした。

361号線に入ると
急に積雪量が増えましたが
除雪された国道は
乾いていて
支障なく走れました。

到着時の気温は
マイナス3.5℃
室温は0℃
まだ家が凍りつく
手前でよかったです。(笑)

水もお湯も順調に出て
ホッとしました。

さっそく
開田高原木曽馬の里まで
車を走らせましたが
国道は日陰部分だけ
少し雪が残り
凍てついています。

到着と同時に
太陽が御嶽山の南の端に
沈んで行きました。


しばらく
木曽・開田高原から
ブログ発信します。



眼力社 京都伏見稲荷

2019-01-27 07:11:48 | 日記
京都伏見稲荷の
眼力社さんへ
お参りしました。


眼力社さんは
全国の稲荷神社の総本山
伏見稲荷大社の稲荷山に
お祀りされている
「眼病治癒」のご利益がある
神様です。


知人が白内障の手術を
することになったので
無事終わるよう
お願いするための
お参りです。


お正月はとっくに終わった
平日だと言うのに
この混雑ぶりは
どうしたことなのでしょう?!


京阪電車伏見稲荷駅を出て
参道沿いは
満員電車並みの混雑。


あちらこちらから
外国語が飛び交い
ここはどこの国?
東南アジアか
どこかの寺院に
お参りしている
錯覚を覚えます。
(外国の寺院に行ったことはありませんが・・・)


境内から眼力社さんまでの参道は
朱色に塗られた
無数の鳥居が立ち並ぶ
不思議な空間。


外国人は
この立ち並ぶ鳥居
千本鳥居が
目的のようです。


自撮り棒で写真を撮る人
集合写真を撮る仲間など
まるで超有名観光地並みの
大渋滞!


神秘的な空間が
台無しになったようで・・・。


何本もの鳥居をくぐりぬけ
歩くこと約40分
一段と混雑していた
四つ辻を過ぎると
5分ほどで
眼力社さんのお社に
到着です。


ここまで来ると
さすが外国語の喧騒から
解放され静寂な空間が
広がっています。


お社の向かいの眼力亭で
ロウソクを買い求め
手術の成功を
お願いしました。


眼力亭で
財布に入れる
お守りを購入
珍しい火打石で
清めていただきました。


清々しい気持ちを
汚されたくないので
騒然とした鳥居の道をやめ
北側の道を降りてきました。


知人の手術は
先日無事終わり
生まれ変わったように
明るくなった世界を
子どものように
喜んでいます。



ふゆめがっしょうだん2 冬芽と葉痕

2019-01-26 09:59:36 | 日記
  

冬芽と葉痕の観察に
欠かせない本や図鑑が
たくさん出ています。


何冊か持っていますが
冬芽と葉痕だけの情報で
植物を同定するのは
とても難しいです。


やはり花が咲いて
葉が茂っていての
植物ですからね。


とは言っても
この時期落葉樹は
葉をすべて落とし
冬の厳しい寒さや乾燥から
身を守るために
様々な工夫をしています。


それをのぞき見るのは
とても楽しくて
冬の散歩の楽しみでもあります。


葉痕に注目して
写真を撮っていますが
冬芽そのものも
様々なタイプがあり
興味深いですので
またの機会に
紹介したいと思います。










名前が分からない木が
たくさんあって
申し訳ありません。









ふゆめがっしょうだん かくれたベストセラー

2019-01-25 07:50:30 | 日記



みんなは

みんなは

きのめだよ

(オニグルミ)

はるに なれば

はが でて はなが さく

パッパッパッパッ

(オニグルミ)


(オニグルミ)

ゆきよ

こおりよ

さようなら

こないかな

パッパッパッパッ

(オニグルミ)

みんなは

みんなは

きのめだよ

はるに なれば

もっと きれいに なるんだよ・・・


『ふゆめがっしょうだん』は
1990年に刊行された絵本
絵本にっぽん大賞も
受賞している
かくれたベストセラーです。

(アジサイ)

みんなは
みんなは
きのめだよ・・・と
綺麗な写真で
木々の冬芽と葉痕を
紹介しています。

(キハダ)

この本がきっかけで
山や公園で
冬芽と葉痕の写真を
撮るようになりました。

(カラスザンショウ)

私にとっては
バイブルのような
一冊です。

(サンショウ)

冬芽は
毛皮のコートを着たり
鱗状になって
冬の乾燥と寒さから
新芽を守っています。

(レンゲツツジ)

葉痕は葉が枝に
ついていた部分です。

(ノリウツギ)

養分や水の通り道
維管束の痕が
葉痕には残っていて
それが動物の顔に
見えることがあります。

(ノリウツギ)

今までに撮りためた
写真の一部ですが
面白い形や表情を
2回にわたって
お楽しみください。






移動する植物

2019-01-24 07:18:32 | 日記
散歩道の川は
もちろん三面張り
護岸は石垣の所が多い。


その石垣の間から
雑草に混じって
ヒメツルソバが
生えている。


ヒメツルソバは
ヒマラヤ原産の
タデ科の植物。


コンクリートなど
ちょっとしたすき間に
よく生育しているが
川ののり面の
石垣のすき間とは・・・。


どこからやってきたのかと
あたりを見渡すが
近くに親元は
見あたらない。


しばらく歩いていると
冬場で目立たないが
大きなヒメツルソバの
集団があった。


暖かくなると
小さなボンボリのような
ピンクの花をたくさん
つけていた場所だ。


でもこの場所から
どうやって移動したのだろう?


もちろん足が生えて
歩いて移動するわけはない。


芽生えた場所から
自由に動けない
植物にとって
唯一の移動手段が
種子散布だ。


種子をばらまく時
植物は風や水
動物など様々なものを
利用するが
このヒメツルソバは
何を利用して
こんな遠くまで
種子を移動させたのだろう?


いや待てよ
ヒメツルソバは
茎が地面に触れると
そこから根を出し
広がっていく
性質があった。


そうだとしても
あまりにも
距離がありすぎる。


ここまで考えたが
結局分からなくなった。


ヒメツルソバの生命力は
すごいことだけは確かだ!





ご夫婦ですか?

2019-01-23 07:12:27 | 散歩道の鳥たち
ご夫婦ですか?
いつも仲良く
一緒にいますね。


前を泳いでいるのは
旦那様ですか?
夫唱婦随の
見本のようです。


夫婦は似てくると
言いますが
しぐさまで
そっくりです。


昨年の晩秋
お仲間が
大集結していましたが
最近お目にかかるのは
あなた方だけですね。


お仲間たちは
元気ですか?


どこに行って
しまったのでしょう?


ずっと仲良くして
くださいね。


今年の春こそ
元気な雛の誕生を
待っていますよ。

ノースポール 実は商品名

2019-01-22 07:20:49 | 日記
公園の花壇に
ノースポールの花が
咲いている。


マーガレットに似るが
花も小さいく
背丈も低い。


葉は深い切れ込みがあり
春菊によく似ている。


中国ではこの葉も
食用にするらしい。


大寒のこの時期から
初夏まで花を咲かせる
花壇には必要な花だ。


ノースポール
North poleは確か
アメリカの都市名だ。


北極と言う意味があるので
北極の白いイメージから
ノースポールと
名づけられたのであろう。


ところが
このノースポール
株式会社サカタのタネが
作り出した品種の
商品名なのだ。


なぜ覚えているのか
定かではないが
学名を覚えている。


クリサンセマム・パルドーサム
物覚えの悪い
認知気味のこの頭に
ノースポールの学名だけ
刻み込まれているのが
七不思議のひとつだ。