木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

山陰海岸ジオパークの旅 余部鉄橋

2019-12-01 08:13:02 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   4.4℃   昨日の最高気温  12.2℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -6.3℃   昨日の最高気温    4.4℃

一泊二日で
山陰海岸ジオパークを
旅した。


京都府の京丹後市から
鳥取県の西部までが
山陰海岸ジオパークに
認定されてから
初めての訪問だ。


実は鳥取県岩美町は
生まれ故郷
ふるさとでもある。


まず最初に
訪れたのは
余部(あまるべ)鉄橋。




田舎に帰る時
山陰本線で
トンネルを抜けて
余部鉄橋を通過すると
田舎に帰ってきたと
実感したものだった。




その鉄橋で
事故が起こったのは
1986年(昭和61年)
暮れもおしおしせまった
12月28日だった。




浜坂行の普通列車が
鉄橋を走行中
突風にあおられ
客車が41m下に転落
水産加工場と民家を
直撃して犠牲者を出した。


この鉄橋下の道路を何度も
通ったことがあったが
細い橋脚の上を
走る列車が小さく見え
恐怖を覚えた
記憶がある。


新しい余部橋梁は
防風壁を備えた
コンクリート製の橋に
架け替えられ
運用開始されたのが
平成22年8月
およそ24年後のことだ。


久しぶりに訪れた
余部鉄橋は
昔の橋脚が3本残され
展望施設「空の駅」として
生まれ変わっていた。




事故現場には
犠牲者の慰霊と
二度と事故が
起きないようにとの願いで
聖観世音菩薩が
安置されている。


今日から師走
カレンダーも残り
1枚となった。






最新の画像もっと見る

42 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
余部鉄橋 (ヒトリシズカ)
2019-12-01 08:32:31
fukurouさん

ご郷里の鳥取県岩美町に秋を鑑賞しにいらっしゃって、楽しいご旅行を楽しまれたようです。

この余部鉄橋は、たぶん国鉄時代の難工事の産物であり、いい風景を楽しめた橋だったようです。一度は乗って通過してみたい余部鉄橋でした。

JRになり、新しい構造の橋には展望施設「空の駅」が設けられたのですね。

東北新幹線や北陸新幹線がない時代は、延々と列車に乗って駅弁を食べて、それなりに楽しい旅でした。

ごくたまにですが、名古屋市から大阪市に行く時に、時間があると東海道新幹線ではなく、近鉄で行って旅を遊んだ時もありました。

返信する
懐かしい風景 (屋根裏人のワイコマです)
2019-12-01 08:35:46
私も数年前に・・ここを車で訪れましたが
雨が降りしきって・・微かに霞んだ橋梁が
見えただけでした。事故の犠牲者を想い
この名物鉄橋を後にしました。
返信する
Unknown (イケリン)
2019-12-01 08:47:39
fukurouさん
この余部鉄橋は私も帰省の折に何度か列車の上から下の風景を眺めたところでもあるし
車でも2〜3度立ち寄ったことがある懐かしいところです。
当時鉄橋の近くにあった喫茶店で、通過する列車を撮影するために時間を潰した記憶もあります。
あの懐かしい鉄橋も今はすっかり姿を変えましたね。もう一度訪れて見たくなりました。
返信する
余部鉄橋 (さざんか)
2019-12-01 08:47:47
おはようございます。
余部鉄橋、ツアーで山陰方面を旅行した時、下りたことがあります。
10年くらい前だったかも。
その時は古い橋脚が勿論全部あって、下からも見上げて壮観だったことを思い出します。
ここは両側に海が見えるんでしたっけ。
今は事故の慰霊碑も建って、橋脚が3本残されて、「空の駅」になったのですか。
あの頃は私ももっと元気で、どこでも行かれたのに。
色々思い出して懐かしいです。
有り難うございました。
返信する
Unknown (hiro-yuu-hono)
2019-12-01 08:54:11
思いました(^^;

fukurouさん、おはようございます。
有りましたね悲しい事故。
故郷がそこを通るとなると余計忘れがたいでしょうね。
今回は懐かしい故郷で色々思い出ができたのでしょうね?
私は山陽本線側、山口県の徳山駅で降りたとき方言か飛び交ってるのを耳にして、あ~帰って来たって思ったものでした。

故郷いつまでたっても、忘れる事のできない大切な場所ですよね。
返信する
懐かしいです^^ (さこ)
2019-12-01 08:56:23
おはようございます。

私も、数度行きました。
でも、観音様があるのは知らなかったです。
今度是非行ってみたいなと思います(^^♪
返信する
華奢な鉄橋 (ran1005)
2019-12-01 10:41:04
写真では良く見かけていますが谷間にかかっている余部鉄橋はそんな大惨事に逢って居たのですか・・・
そうですか・・・コンクリートの橋に補強されてこれからは安心して旅行が出来ますネ
鳥取県岩美町がときfukurou様の生まれ故郷なのですか?
石川啄木の「故郷の訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」の句が思い出されます。
返信する
あまりに風が強いので (越後美人)
2019-12-01 11:12:34
日本海側の大陸から吹き付ける冬の風はすごいですよね。
私は新潟県の浜辺に近い町の出身ですが、冬の風には往生しました。

余部鉄橋の惨事はよく覚えています。
あの高い位置を列車が走って、冬には大変だろうなあ、と思っていました。
新設には28年もかかったのですね。
今度は暴風壁も備わっていて、だいぶ心配は減りましたね。
赤い鉄橋で無くなったのが、まだ実物を見ていない私には残念なことでした。
返信する
思い出の山陰海岸 (ショカ)
2019-12-01 11:47:11
fukurouさん、こんにちは。

オートバイツーリングで、10回近く近辺を訪れています。
岩美町辺りも通過しただけですが、数回。
鳥取、島根はふるさとの雰囲気にも似て好きなとこです。

不幸な事故を乗り越えた余部鉄橋、雄大でうつくしいですね。
返信する
fukurouさんへ (マーチャン)
2019-12-01 12:51:51
こんにちは。
こここの鉄橋とうとう見ないうちに、
人生が終わっちゃいました。
とくに前の古い橋が見たかった。
それにしてもといところでしょう。
橋の下からもいい上からも絵になるところ。
そうでしょういろんなことが遭ったことでしょう。
返信する

コメントを投稿