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第23番斑鳩寺・第25番達身寺 西国四十九薬師霊場

2018年06月11日 07時32分16秒 | 西国四十九薬師霊場

先日

兵庫県の西国薬師霊場に

お参りした。

 

斑鳩寺は揖保郡太子町にある

天台宗のお寺。

 

1400年前

聖徳太子創建と

伝えられている。

 

斑鳩寺と言えば

奈良県斑鳩町にある

法隆寺を思い出すが

こちらのお寺も

なかなか立派なお寺である。

 

聖徳太子が天皇から

水田百町を賜り

大和の国から足を運び

斑鳩荘と名付け

お寺を建てたそうだ。

 

ご本尊は釈迦如来

薬師如来

如意輪観音様で

御開帳されていなかった。

 

 

達身寺は

丹波市氷上町にある

別名「丹波の正倉院」と言われ

行基菩薩によって

開かれたお寺。

 

戦国時代

達身寺は僧兵を抱えるほどの

大寺院であったが

織田信長の丹波平定のおり

明智光秀により焼き討ちにあった。

 

その時僧侶たちが

仏像を山に運び出し

長い年月放置されていた。

 

江戸時代の元禄年間に

村人たちにより集められ

達身寺を修理し

仏像を安置したそうだ。

 

そのため

痛ましいお姿の仏像や

仏像の破片が安置されている。

 

最近の研究で

東大寺の古文書に

快慶が丹波仏師であると言う

記述が見つかった。

 

達身寺に未完成の仏像や

同じ仏像がたくさんあることが

快慶が丹波仏師であり

この地が仏像の工房だったとすれば

すべて謎が解明されると

ご住職の説明だった。

 

近くに関西最大の

カタクリの群生地

清住カタクリの里がある。

 

カタクリの花の咲く時期に

もう一度訪れたい

お寺になった。