散歩道で
アガパンサスの花が
咲き始めました。
梅雨の花と言えば
紫陽花を思い浮かべますが
アガパンサスの花も
似合うと思っています。
10数年ほど前
星空案内人の資格を取るため
星座の話やギリシャ神話を
勉強している時
このアガパンサスの花のことが
出てきました。
全知全能の神ゼウスは
妻ヘラがありながら
虹の神であるイリス(アイリス)に
求愛します。
困ったイリスは
信頼している妻のヘラに
どこか遠くへ行きたいと
相談しました。
そこで
ヘラはイリスを助けるため
七色に輝く首飾りを
イリスの首にかけ
神酒をふりかけたのです。
すると
イリスは虹となり
自由に空を駆けることが
できるようになりました。
その時
地上にこぼれた神酒の雫から
アガパンサスの花が
咲いたと言われています。
そのため
アガパンサスを
ギリシャ語で「愛の花」と
呼ぶのだそうです。
ちょっと雨に濡れた
アガパンサスの花の見方が
変わりませんか?