アベリア
ハナツクバネウツギで
クマバチが盛んに
蜜を吸っています。
よく見ると
花を横から抱きかかえ
口吻は花の根元です。
実はクマバチは
盗蜜の名人、いや名蜂
なんです。
「盗蜜」とは
花粉を運ばず
花の根元にある蜜だけ
吸い取る行動なのです。
甘い蜜は
花粉を雌しべに
運んでもらうご褒美に
用意したのに
蜜だけ盗まれるのは
花にとっては
迷惑な話です。
花の根元を見ると
根元に大きな傷が
ついています。
スイカズラや
セージなどの筒型の花が
被害にあっているようです。
花たちは
何か防御手段を
考え出すのでしょうか?