川沿いを散歩中
数人の方が
集まっていたので
カルガモの赤ちゃんの
デビューだと思った。
駆けよってみると
カルガモではなく
カワウ!
川の真ん中の石の上で
大きく羽を広げている。
まるでファッションショーを
しているようだ。
自分の黒々とした羽を
集まった観客に
自慢している。
モデルさんが
ターンするように
体の向きまで変えている。
実は
魚を捕るため
深く潜る必要がある
ウの仲間の羽は
油分が少ないのだ。
そのため
水に潜っている間に
濡れネズミ状態に
なってしまう。
水から上がった時に
羽を乾かさないと
飛べないと言う訳だ。
大きく羽を広げるのは
カワウのファッションショーではなく
羽干しだったのだ。