♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

子音に入る前に Vol.17

2005-07-29 | Fri:発音だけで英語マスター!!
今まで母音をやってきましたが、そろそろ
腹式呼吸に慣れてきましたでしょうか。
腹式になっているかどうかあまり実感として
ないのが本当のところでしょうか?

そういう意味では母音は難しいと思いますが、
子音は特に息を使いますので、胸式では
とても追いつきません。当初、単独で子音を
発せられるようになれば、英語の発音をマスター
したも同然だと書きました。それくらい子音の
発音は大切です。

だからと言って、母音をおそろかにはできません。
日本語は母音中心の言語であるため、胸式呼吸でも
何となく英語の母音を発音することができるため
完全にマスターするのは難しいのです。そのため
常に意識していただきたいと思い、先に母音を
説明いたしました。

これからときどき母音を振り返りながら、子音を
習得していきましょう。

最初の方でも述べましたが、子音には無声音
(声を出さない)と有声音(声を出す)があります。
母音はすべて有声音となりますので、今まで
声を出していましたね。しかし、無声音を発音
するときは、文字通り声が要らないのです。

ではどうして音が鳴るのでしょう?
音というのは実は空気の振動ですよね。ただ
単に息だけでは空気が流れているだけなので、
音はなりません。声は声帯を振るわせることにより
息にその振動が伝わって声となります。

それでは声帯の振動を確認してみましょう。
できるだけ腹式呼吸を使ってくださいね。
片手で構いませんので、親指とそれ以外の指に
分けて、喉ぼとけを覆うように当ててください。
その状態で「アー」と声を出してみましょう。

いかがですか? 振動しているのがわかり
ましたね。それでは、今度は声を出さずに
息だけを“ハー”と出してみてください。
さきほど感じた振動はありませんね。

子音の無声音は、そのように声帯を震わせる
必要はないのです。逆に言うと、声帯を震わせては
いけないので、手を当てて確認するようにして
ください。

しかし、息だけでどうして発音させるのでしょうか。
舌や上あご、歯、唇などを使い、お腹から流れて
くる息を変化させ、音が鳴るのです。日本語の発音
でもそのような変化は起こっているのですが、
声(声帯)に頼っているため息が弱いので、きつい
強い音にならないのです。

ですから、腹式呼吸でたっぷりと息を吐いて単独で
子音を発音できるように頑張っていきましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Vol.17 血液型相性 | トップ | 日焼け止めクリーム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Fri:発音だけで英語マスター!!」カテゴリの最新記事