サイコロジスト101

旧J&PホットラインSIG101opMr.髭が運営。
健康心理学、生理心理学、ストマネを学びましょう!

健康心理学特論終了

2011-09-03 13:10:26 | Weblog
2011年度の桜美林大学大学院での集中講義(健康心理学専攻「健康心理学特論」)に行ってきました。

8月28日のオープンキャンパスが終わってから新幹線に乗り、新横浜。

横浜線で乗り換えて淵野辺に着いたのは21時をまわっていたでしょうか。

夕食は新大阪駅で買った弁当。豚のテリヤキでしたか、なかなかうまかった。

キリンの秋味というビールを一人で楽しみながら、授業準備。

8月29、30、31日の3日集中はそうとうたいへんでした。

初日の29日は、イントロ。自己紹介。
 
 まず、健康心理学とは何か、いまの課題は何かなどお話しましたね。

 そして東日本大震災に健康心理学から何ができるかを問いましたね。

二日目30日は、ストレスマネジメント教育介入がテーマ。

 午前中、ストレスマネジメント教育の概論、実践研修。

 午後はその応用。健康リスク要因としての喫煙への対応。禁煙支援とストレスマネジメント。

  さらに、健康リスク要因としての事故防止という観点から、交通事故を例にリスクマネジメントの話。

  医療事故防止のためのヒヤリハット体験報告、インシデントの問題を看護師の院生さんが体験談から発表をしてくれましたね。

 更にその後、町田のアイリッシュパブに出て懇親会件追加勉強会。ギネスビールがうまかった!

三日目の31日はまず、院生によるスポーツ選手のストレス研究の報告を聞かせてもらいました。

 そのあと、働く人のメンタルヘルスにストレスマネジメント介入がどう役立てられるかを話しました。

  看護師の早期離職への対応として、ストレスマネジメント教育の早期介入の効果をお話しました。

  またコールセンターオペレータへのポートフォリオ型ストレスマネジメント教育のお話。

  コールセンターとは、オペレータ・ワーカーのもつ問題は何かを二人の院生がまとめてくれました。

 昼食のあとは、病院・施設での医療・福祉分野でのストレスマネジメント教育介入の話題。

  難病患者への介入事例を紹介し、問題点を把握してもらいました。

  その後、院生の発表。

  企業研修の実際、企業内ストレス事例、介護施設での園芸療法、障がい児者のノーマライゼーション、リハビリテーション施設での心理士への期待、肥満外来での心理士の役割など多様なテーマで発表してもらいました。

 3日とはいえ、たっぷりの健康心理学。本務校では当たり前の話が、他ではそうでないことって多いです。

 原点に返ってまた私も勉強をはじめたいとおもいました。

 それでは、課題提出がんばってください>受講院生各位

2011/09/03・記