すてきなバッグ(1年生) その3

2016年02月23日 16時00分00秒 | 2015-1年生

B組の様子です。

 

布粘着テープの切り方に慣れてきました。

長めに切ったり、使いたい幅に合わせて切ったりできるようになりました。

できることがひろがると、作品に生かそうとする気持ちが芽生えてきました。

違う色、幅のテープを組み合わせて模様をつくった人もいました。

子供たちにとって、バッグづくりでは次のことが大切なようです。

① バッグの形

② ハンドルの長さ

③ 模様や飾り

この3つの要素で個性を発揮させていました。

これらは、この題材の良さでもあります。

だんだん造形が細やかになっていきました。

夢見るマクラで学習したことを生かして模様をつくろうとしている人もいました。

 

内ポケットまでつくっている人もいました!

 

飾りだけではなく、ハンドルにもこだわりや考えが表現されていました。

輪のようなハンドルを付けることでまた違う持ち方ができる、ということでした。

柔軟な発想で素晴らしいですね!!


すてきなバッグ(1年生) その2

2016年02月17日 16時00分00秒 | 2015-1年生

B組の様子です。

 

バッグの飾りつけの活動に入りました。

布粘着テープでハンドルをつくるやり方からリボンやポケットを作ることができることに気づくと

「布粘着テープって、すごーい!」と声があがりました。

 

「先生も手を入れてみてください!」

と、ポケットの出来栄えに自信満々でした。

 

ハンドルの部分にリボンをつけてお洒落にしている人もいました。

持つ機能しかないハンドルに飾りが増えることでバッグの魅力が一段とアップしました。

小さな工夫に見えますが、大きな変化ですね!さすがです!!


すてきなバッグ(1年生)

2016年02月15日 16時00分00秒 | 2015-1年生

A組の様子です。

 

布粘着テープでバッグをつくる題材です。

最初に布粘着テープを切る練習からしました。

① 手で切る。

 

② ハサミで少しだけ切込みを入れて手で切る。

 

③ 机に端をくっつけて、②の方法で切る。

 

以上の3つの方法のうちいずれか、自分がやりやすい方法で布粘着テープを切りました。

すべてをハサミで切ると、テープの粘着成分が刃にくっつき、ハサミが開きにくくなります。

①の方法が子供たちの間では、気持ちがいいようで、切れるとたいへんうれしそうな表情を見せます。

 

テープが切れるようになったら、画用紙を布粘着テープですべてうめます。

 

裏側もテープでうめてしまいます。

この部分がバッグの収納部分の基になります。

 

次に布粘着でハンドルの部分をつくりました。

粘着部分を貼り合わせて、一枚の布のように、それを繋いでつくりました。

用途やデザインに合わせて考えながらつくりました。

その過程で、布粘着テープを飾りに使うことができることを発見した人がいました。

テープの角を折り、作りたい形にした後、残った粘着部分でバッグ本体にくっつけていました!

すごいアイデアですね!

 

また、粘着テープどうしを貼り合わると薄いハンドルができます。

それでは持ちにくいと想像し、厚みをつけている人もいました。

 

布粘着テープを貼ること以外の用途で使う学習です。

自分のイメージに合うように、あるいはテープという材料から思い付いたことを形にできるように、様々な場面で思考する要素のある題材です。


夢見るまくら(1年生)その4

2016年02月01日 21時00分00秒 | 2015-1年生

A組の様子です。

 

紙を触ったとたん、「あ、温かーい!」と声があがりました。

2週間ぶりの図工でしたが、活動のポイントはみんなしっかり覚えていました。

もんだ画用紙を頬にあてながらやわらかさを確かめていきました。

 

そして袋状にしました。

新聞紙がもれるような穴ができないように袋の形を工夫している人もいました。

新聞紙を中に入れて色の違いを確かめながら活動している賢い人もいました!

なるほど、もし穴があれば新聞紙が見えてしまうからすぐに分かるんですね!

 

この題材は糊付けが大事です。

「つよさ」と「あつさ」で糊はくっつくことを説明しました。

近頃は、便利な接着剤がたくさん発売されています。糊を塗って被せるだけで押さえない子供たちも増えてきています。

一方で、ご飯粒も同じようにするとくっくつことを知っている人もいます。

こういった体験や知識を共有し、確認していくことも図画工作の大事な役割の一つです。

 

次にカバーに飾りつけをしました。

適当に破った形や残った形を動物などに見立てている人がいました。

自分がつくりたい形をできるまでがんばることも、不意にできた形を見立てて役立てることもどちらも大事です。

同じ題材で同じ材料でもこういったところにそれぞれの好みや判断が出てきます。

作品ができあがった時にこれらが個性として光るのです。

 

新聞紙を割いてカバーに詰めました。

楽しそうですね!

運動会の応援係りを思い出して、ぴっぴっぴっ、、、とやっている人もいました。

 

新聞紙を詰めたら糊付けで封をしました。

 

ほぼ完成です!

皆さんだったら、このクッション(まくら)でどんなことを想像しますか?

色から形からデザインから…そして目で見た雰囲気から…

どんな夢を見れそうですか?

 


夢見るまくら(1年生)その3

2016年01月27日 16時00分00秒 | 2015-1年生

B組の様子です。

 

もんでやわらかくした紙でクッションを作る題材です。

 

クッションカバーと中に入れる綿の代わりになる素材がそろいました。

いよいよ中に新聞紙を詰めていきます。

まずは新聞紙を割いて細かくしていきます。

新聞紙は縦に割いた方がやりやすいことを確認しました。

新聞紙で遊んだことのある人は知っていたようで確認する前からシャーッと割きはじめていました。

 

割いた新聞紙をボンボンのようにして遊んでいる人もいました。

ひらひらした形を楽しんでいました。

 

次に自分の作った形に合わせて新聞紙をカバーの中に詰めていきました。

 

ぺったんこだったカバーがふっくらしてきました。

 

「先生!後はもう分かります!」

と先に進めようとした人たちがいました。

でも実は、この次の活動がこの題材で一番難しいところなのです。

平面のものどうしを糊付けすることは慣れています。

ゆがんだ形どうしを糊付けするためのポイントがあります。

そのポイントを押さえた後、クッションになるように封をしていきました。

 

クッションができたら鑑賞会をしました。

 

その後に5名だけ、以下の3つの点で発表してもらいました。

① みんなにぜひ見てほしいところ

② なぜそのデザインや形にしたのか

③ この勉強の感想

ある人はクッションを細長くした理由として、妹と一緒に寝ることができるようにした、と発表していました。

またある人は、女の子の顔をクッションのデザインにしたから髪の毛の部分がひらひらするように工夫した、と発表していました。

 

この題材では体験し、習得してほしいいくつかの要素があります。

その要素をそれぞれが楽しんでくれたようで、発表の内容を聞いて題材を提供した側としては安心しました。

 

最後はみんなで昼寝大会をしました。

この題材をして、昼寝大会の画像を見るたびに思うのですが、いつもは活発に動いている教室の中でみんな寝ているというのはなんだかおもしろい光景ですね。