Y.R.さんの作品 『人物と楽器』
丁寧な下描きに明るめの色調で彩られた作品です。少し傾いた楽器は画面に
動きを与えています。細部まできちんと描かれていて左手の薬指の動きと楽器
にひっかけてある親指などは必見です。
Y.H.さんの作品 『THE・ユーフォニウム』
独特のタッチで描かれた作品です。楽器のボリューム感がよく出ています。
思い切った構図が絵を大きく見せています。微妙な色の変化を追ってみて
いくとよく考えながら描いた絵であることを感じさせます。
N.H.さんの作品 『放課後の教室』
エプロンやスカートのたるみや皺の表現であったり、傾きの表し方であったり
造形的におもしろい作品に仕上がっています。動きのある線を生かす着色の
仕方がさらに作品のよさを盛り立てています。