I.M.さんの作品 『放課後のクラブ』
細部まで色の関係に気を配って描かれた作品です。また、トロンボーンの特徴
であるスライドを動かす手のあたりを大きめに描くことでこちらまで飛び出して
きそうな画面構成になっています。それは楽器の長さも印象付けます。
U.K.さんの作品 『七色に光る楽器』
楽器に映った黒板が最初に目に留まります。楽器の光沢や陰影ばかりでなく
酸化して色がかわっているところも表現するなど、しっかり色について分析を
重ねて表現しているのが圧巻です。細かな配慮を感じる作品です。
E.R.さんの作品 『輝け!ユーフォニウム』
楽器に映った自分の表情がおもしろいですね。影を意識して描いているぶん
楽器が輝いて見えます。目玉が少し飛び出しているので息を大きく吸い込ん
で演奏しようとしていることが伝わります。