C組の様子です。
当たり前ですが、浮き彫りは残したいものと削る部分があります。
絵画的に考えると主題となる物を最初に手掛けたくなるのですが、その逆で削る部分を最初に着手することが多いです。
主題のまわりをどんどん削っていきます。
デザインによっては大部分を削ることになります。また、逆にあまり削らなくともよいデザインもあります。
一見するとたくさん削るデザインが無駄が多いようにも感じますが、そこから生まれてくる新しいアイデアやデザインがあります。
予め考えられたことだけを進めるのであれば図画工作らしくありません。作業の中からその特性に気づき、材料の持つおもしろさや美しさを見出すことも大切な要素の一つです。
彫る活動にひと段落付き、紙やすりをかけている人もいました。
すでに着色に入っている人もいました。