たわいもない話

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

鯉 恋 コイ の 散 歩 道

2021年11月21日 17時10分56秒 | 朝の散歩
世界の中には、戦争や内戦で命の危機にさらされ、難民として国を追われる人々も産まれている。
私はポケットから、ビニル袋に入れて餌を左手でつかみ、高さ4mくらいの土手の上から、鯉に向けて力いっぱい投げ込んだ。
餌が霰のように水面に波紋を描くと、鯉は一斉に深みにと逃げ込んでしまった。
やっぱり、想像していた通り餌を食べてはくれない。
そう簡単に餌づけができるはずがない、これからは、鯉と私との根比べの始まりだと肝に銘じた。
鯉への餌やり、こんな些細なことで満足し、優雅に泳ぐ恋を眺めながら、平和の大切さを改めて実感した。
幸せとは、自分にできる、こんな小さな行動の積み重ね、思いやりの中にあるのかも?
コロナ禍などで混迷する国内の政争が一日も早く治まり、殺伐とした人々の心に、貧しくとも、公平で平穏な日が戻ることを願いたい。
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