誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

雉が国鳥に選ばれたのは桃太郎のお供をしたからだろうか

2007年06月23日 | Weblog
そもそも、鬼退治で雉が役に立ったとはおもえない。
インターネットで調べてみると、桃太郎のお供をした縁ではなさそうだ。
日本の国鳥が選定された時代は戦後まもなくのことであり、食糧難の時代だった。
そのことと関連しているのか、雉が国鳥に選定された理由の一つは、雉が食べておいしいということだったらしい。そういうわけで国鳥が狩猟の対象となっているのは日本だけだという。

曹操の復権と郭沫若

2007年06月23日 | Weblog
三国志演義と吉川英治と横山光輝と、島田伸介のNHK人形劇三国志によって日本でも曹操は悪者になっていたが、正史の三国志では曹操は主役であっても、敵役ではない。もっとも中国でも三国志演義以降、曹操は一般には悪役だった。しかし、郭沫若による曹操の再評価以降は日本でも貝塚茂樹らにより正史の三国志が紹介されてきた。そして週刊モーニングに連載された蒼天航路により、曹操愛好家は幅広い層に拡大した。だから、近現代における曹操再評価の口火を切ったのは郭沫若だ。
魯迅にみられるように中国では政治と文学が密接に関連していることから郭沫若の曹操評価の真意はよくわからない。
ところで日本に留学した経験のある郭沫若は若い頃学んだ岡山の地にある後楽園に中国の丹頂を送っている。上野動物園にパンダが送られる相当以前の話だ。
丹頂は東アジア一体に生息する鶴の仲間だ。
本来は渡り鳥であるが、現在の日本の丹頂に渡りの習慣はない。この丹頂が最近ネットで話題になっている。
蒼天航路 (1)

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元気になった江守徹

2007年06月23日 | Weblog
北野武の新作に出演した江守徹のインタビューを読んだ。
脳梗塞で入院されていたが最近退院され、かなり元気になられているようだ。
江守徹の舞台はまだ見たことがないが、岡山の後楽園の野外ステージ゛で内田百間の朗読を聴いたことがある。
場所柄、小さかったときの百間が、当時後楽園で放し飼いにされていた丹頂鶴に追いかけまわされた話も朗読された。
後楽園には今でも飼育舎の中に丹頂鶴がいる。飼育舎のなかにいるから、鶴が後楽園のお客さんを追いかけることもなくなった。
百間を追いかけた鶴は日本の丹頂だったが、今いる丹頂は戦後中国からの最後の引き上げ船に乗せられて日本にやってきた丹頂の子孫だ。




朗読
オーディオブック「ハリー・ポッターと賢者の石」

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