NY市・飲食店での使用全面禁止、ヨーロッパ・削減運動推進、日本・規制なし…。世界が注目する危険な油“トランス脂肪”を、それでもあなたは摂り続けますか?「正しい油」を摂れば、病気はみるみる改善する!予防医学の専門家が教える、病気にならない油の選び方。
病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法 山田 豊文河出書房新社このアイテムの詳細を見る
目次
第1章 私達は「病気になる油」を食べ続けている(現代の日本人は「寝たきり長寿」
今すぐマーガリンは捨てよう! ほか)
第2章 知らないと恐い「食」と「健康」の真実(栄養学後進国、日本
「太りにくい油」は本当に健康的か? ほか)
第3章 「油」を変えれば「人生」が変わる(油は「命の燃料」である
「肉でパワー」は大間違い! ほか)
第4章 「人生」をマックスに生きる(「HQ」をマックスにする五つのポイント
油は「錆止め」と一緒に食べよう ほか)
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
37 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
是非、内科医に読んで欲しい。, 2008/3/26
By 新垣 実 (沖縄県宜野湾市) - レビューをすべて見る
私も医師です。そして2型糖尿病、高コレステロール血症の患者でもあります。
既に病歴は10年を越え、母親同様いずれはインスリン注射のお世話になり、
父親同様心筋梗塞でバイパス手術のお世話になる身とあきらめていました。
医師であるが故に、臨床の現場で糖尿病や動脈硬化性疾患治療の現実を目の当たりにし、
その悲惨な末路を目撃して来たからです。
私は、3年前に本書の著者、山田豊文先生にお会いして自らに油を変える食事療法を実践してきました。
3年後の現在、HbA1C、コレステロール値、血圧が正常値に下がり、スタチンやアマリール、
降圧剤のお世話にならなくて済むようになりました。 もちろん薬剤の効果はありました。
血糖値もステロール値も血圧もコントロールできました。でも最大の違いは体調です。
以前と違い私は今とても元気です。風邪すら引かなくなりました。
私の専門は形成外科ですが、ニキビ治療、円形脱毛症、肌のアンチエイジング、術後回復等の補助療法として
分子整合医学に基づく食事療法を積極的に診療に取り入れています。そして驚くほど良い結果が得られています。
この書には、油を変えることで様々な疾患を予防できる事が記されています。
予防医学の観点から分子整合医学という別の方法論があると言うことを教えています。
それは、私たち医師が医学部で学ぶことが出来なかった新しい栄養学の知識です。
是非、内科の先生方に一読していただき、診療に役立ててほしい一冊です。
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45 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私も医師です。, 2008/3/26
By 中村宏臣 - レビューをすべて見る
この本にも登場する言葉で、プロスタグランジンという物質があります。
血を固まらなくする、血管を拡げる等、動脈が詰まりかかった人に使うと
よく効きました。だから、外科医の時代は高価な薬でしたけど、よく使いました。
でも本来、プロスタグランジンは私たちが食べた油を材料に体の中で
つくられる物質です。また油の種類によって、つくられるプロスタグランジンの
特徴も変わってきます。炎症を促進する、血液を固める、これはいわゆる
オメガ6と言われる油からつくられるプロスタグランジンの性質です。
オメガ6はリノール酸が代表例で、マヨネーズ、スナック菓子などにも
多く含まれています。そしてそれがアトピー性皮膚炎、花粉症等と深く
かかわっているというのです。恥ずかしながら、このことを、この本を読んで
初めて知りました。
一生懸命薬を使いながら、片や食生活、栄養学には無関心…。これが今の
日本の医療の現実なのです。
私が自分で調理することは120パーセントないでしょう。
だから、一般家庭でどんな油が使われているのか?全然、知りませんでした。
早速、往診先のご家庭で聞いてみました。すると、ありましたありました、
食用油のラベルに「必須脂肪酸リノール酸を含む」って…。いかにもそれが、
健康食品かのように。リノール酸は、血を固めるオメガ6、だれでも怪我をしたら
血が止まらないと困ります。だから、必要な脂肪酸なのでしょう。だけど現代人は
それを過剰摂取しているのです。それは、血栓で血管が詰まりやすくなることを
意味しているのです。
これに対し、オメガ3は青背の魚などに多いのです。いわゆる「血をさらさらにする」
必須脂肪酸です。この血液さらさら効果も、オメガ6とは正反対の性質を持つ、
オメガ3由来のプロスタグランジンによるものです。そのプロスタグランジンを
薬として使わなくても、毎日の食事で摂取するオメガ3とオメガ6、その適正な
バランスで私たちの生命が成り立っている…。
臨床医100人に聞いてみましょう。はたして10人が知っているかどうか?
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我々は油について知らなさすぎた!, 2008/2/25
By 龍見 昇 (兵庫県姫路市) - レビューをすべて見る
私は医師をしております。普通の西洋医学とは異なり、細胞を正常に機能させることにより病気を治すことを目的としています。
栄養学の面では、以前から山田先生からいろいろとご教示いただいています。ですから当然油についても患者さんにアドバイスをします。トランス脂肪酸摂取の禁止や、オメガ6は精製油ではなくそのままの食べ物から摂るようには言うのですが、良質のオメガ3はなかなか摂りにくいので疎かにしていました。
しかし、この著作を拝読してあらためてオメガ3の重要性に気づきました。そこで患者さんに積極的にオメガ3を摂るように勧めたところ、あと一歩というところでとどまっていた症状が次々とよくなってきたのです。今ではいい細胞を作るための決め手ではないだろうかとまで思っています。
是非ご一読ください。
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17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今までの食生活に驚きを隠せません。, 2007/11/5
By 藤原 壮視 "生命動物的平衡" (岡山県 倉敷市) - レビューをすべて見る
書籍の中に何度も登場する言葉(トランス脂肪酸)この物質が私達の体に悪影響を齎す要因の一つで『マーガリン』含まれていて、他にも菓子パンやクッキーなどにも名前を変えて、いろんな食品に含まれている事実を私は山田先生の講義を受講するまで知りえもしませんでした。
店頭で販売されている油でも沢山種類もあり、ほとんどが精製油であったり、この本を読んで驚きの事実に私は今まで口にしてきたと思うとその恐ろしさを身にしみて感じました。
今私はこの書籍の著者である山田 豊文先生の講義を大学で学んでいます。山田先生の栄養学は、(栄養楽)栄養を楽しむ!食事というもので、病気や心また自分の身体を改善できるファスティングを学んだり、今までの食事に隠された本能を100%発揮できる方法やサプリメントの一種類が持つ効果・効能の素晴らしさを学んでいます。倉敷芸術科学大学で栄養学、山田門下生の一員として勉強出来る事に誇りに感じています。私達に食の大切さや食の持つ力を教えて頂きありがとうございます。Food is powerful medicine!
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私たちは食品業界から騙されている・・・。, 2007/10/24
By ヒロキング "hirokingstable" (奈良県大和高田市) - レビューをすべて見る
赤福の件といい、私たちは常々食品に関して騙され続けています。
騙されるというよりかは私たちの食への知識がないかもしれませんが。
今回は「油」について、私たちの食生活のバランスが非常に悪いことが挙げられています。そしてそれを改善するためにフィッシュオイルでバランスを整えることを推奨しています。
アメリカなどで制限が多い項目について、国などは教えてくれません。
私たちが自助努力で自分たちの健康を守っていく世の中かもしれません。
余談ですが、著者は乳製品も×という主張だけにとどまっているのがやや気になりました。
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ビックリした!, 2007/10/16
By ねず "ピー" (神奈川) - レビューをすべて見る
それなりに子供がいるので知識は他の人よりはあったはずなのに、これも?あれも?これも食べれない!っていうのがほとんど。食事に敏感なのは今現に母が癌で寝たきりだ。
母はパンが大好きで毎日食べていた。他にも色々原因はあるのだろうけど、パンは癌になる。マーガリンは家にあるなら今すぐ捨てろ!実行しました。プラスティックを食べているのと一緒!この本を読み終わって冷蔵庫や子供のお菓子はほとんどすてました。7ヶ月の赤ちゃん用のお菓子にまで危険なものが~!信じられなくなりましたよ!日本って本当に食事は後進国なんだな~って思いました。
自分の為、家族の為に是非読んでほしい本です。
多分今は元気な人には分からないでしょう・・。私が実行できるのは本当に変わり果てて行く母親を目の前でみているからです。本当に悲惨ですよ。
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感謝!, 2007/9/5
By フェリス (大阪市城東区) - レビューをすべて見る
今までいろんな本を読んできましたが、これほどためになり、衝撃的で感動した本はありません!!どんな小説よりもどんどん読み進んでしまいました!
仕事柄、たくさんの美容で悩む方々と接してきました。
にきび、アトピー、肥満・・・・
特にアトピーで悩んで来店された方達が絶対に訴える言葉は、「なぜ病院では薬(ステロイド)を出すだけでこんな簡単な事を教えてくれないの???」という事を必ずおっしゃいます。
私たちの体は100%食べたもので出来ています。
良いものを食べれば、良い体と心が出来ます。
悪いものを食べれば、悪い体と心が出来ます。
こんなにシンプルで当たり前のことが、今の日本人は見失ってしまったことで生活習慣病をはじめ、鬱やアトピー、切れやすい子供達が増え続けてきたのではないでしょうか。
毎晩かゆみに苦しめられ、鏡を見れば赤く固くボロボロになっていく自分の顔を見ながら、明日にはきっとよくなってる・・・と自分を励まし・・・
病院で出される薬を使い続け、期待とは裏腹に日々汚くなる自分の皮膚を見て、死にたいと思い・・・
あそこの病院がいいらしい・・・と聞けば遠くまで足を運び・・・
その度にまた裏切られ・・・そんなことを繰り返し、疲れ果て・・・
うちに来られるニキビやアトピーの方達は、
本当に疲れました・・・とたくさん疲れ、たくさん傷ついて来店されます。
その度に国や企業に怒りを感じずにはいられませんでした。
あなた方はこの現状がおわかりですか?
ヨーロッパやアメリカ、韓国など先進国と言われる国々では、心臓病や糖尿、ガンやアトピーの原因になる!と使用を禁止する動きのあるトランス脂肪酸を、わが国日本では「トクホ」といういかにも安全で安心というイメージで販売してたりします。
コンビニにいけば、トランス脂肪酸を使用していない商品なんてないのでは???
と思うくらい溢れ・・・
これって殺人じゃないですか???
知らずに食べ続けた結果、心臓病やガンのリスクを高めてしまって・・・
実際、トランス脂肪酸の摂取を止め、食生活を改善するとにきびやアトピー、生活習慣病は薬なんかなくてもほとんど改善していきます。
薬なんか無い方が改善します!
なぜそうなったのか?すべて食べ物が原因なんだから食の改善をせずに、薬だけ飲んでも健康になるわけないです!
そんな当たり前だけど、見落としてしまってることが、とてもわかりやすく、伝えやすく書かれてたこの本に感動せずにはいられませんでした!
アスベストの時のように一部の方だけが被害にあうような問題ではなく、今回のトランス脂肪酸の問題は物を食べて生きる私たちすべての人に関わる問題です!
だから、すべての方にこの本を読んで欲しいと願います・・・
すばらしい本を書いてくださった山田豊文先生に感謝します。
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国は教えてくれない, 2007/9/3
By セプテンバー (東京都武蔵野市) - レビューをすべて見る
「私達の身体は100%食べたもので出来ている」という分かりやすいメッセージのもと、良い「油」についてよく分かる本。スーパーマーケットに常温のまま、透明のプラスチックボトルに入って棚に並べられ、<ピュア>と書かれた食用油の欺瞞が良く分かる。こういうことって知らないと絶対に分からないことだと思うし、「トクホ」のマークがあれば、ほとんど全員が信用するだろう。
ジャンクフードに多用される「トランス脂肪」は脳の活動を阻害し、いわゆるキレやすい子供をつくる危険を孕んでいるとは、もはや笑えません。
どういう油が良くて、どういう油が悪いのか良く分かりました。
筆者の言うとおり、良い食べ物が良い心と身体をつくるのでしょう。スピリチュアル世界にはまるより、毎日の食事を何とかした方がよさそうです。
最後の章の「健康指数(HQ)」の考え方は興味深かったです。
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
たかが油、されど油, 2007/8/26
By Health - レビューをすべて見る
タイトルに惹かれこの本を手に取りました。読み始めてみてびっくり。油にはこんなに色々な種類があったのですね。サラダ油やオリーブオイル、ごま油、ベニバナ油…など、お料理を作る際にその用途によって使い分けるほどの知識しかありませんでしたが、この本を読んでからは、体に必要で良い油、体には負担をかける油、また全く体に必要でない油があることを知りました。これまで外食するよりは美味しく体に良いから、と手作りをしていたお菓子や油料理が実は使う油によって、また調理方法によって、家族の健康を害することとなっていたとは…。まさに油は「命の燃料」ですね。お料理を作る女性は特に知っておくべき内容だと思いました。
また、マスコミなどでも取り上げられているトランス脂肪酸について、とても良く理解できました。日本と他の国との対応の違いに驚きと憤りを感じました。日本はあらゆる面で先進国だと思っていたのに、栄養学については本当にまだまだ世界レベルではないのですね。その様な中で何とか正しいことを知って欲しい、という著者の切実な願いがひしひしと伝わってきました。
病気になりたくないので今日から「油」を変えます!!