山行年月日:2018年12月24日(月)、静穏、晴れ参加者:G.G.他8名
アクセス:各務原7:00→8:15板取「21世紀自然の森公園」駐車場P/
走行距離≒57 km(片道)
沿面距離≒8.8km/所要時間≒5:30(昼食、休憩時間などを含む)/
累積標高≒990 mコースタイム:P 8:30→11:10蕪山、昼食12:10→14:00 P
GPSトラック図:
往路は株杉コース、帰路は自然観察路を辿ってピストンした。道は良く整備され危険箇所はない。株杉コースは沢沿いの林間コースで岩がゴロゴロしているが特に問題なし。自然観測路は九十九折の山腹路の地道で足に優しい。
(1目盛り:250m)
トラックの標高図:
全体的に緩傾斜で喘ぐような所はない。
山行リポート:
■登山道の両側に株杉と呼ばれる半ば朽ち掛けた樹齢500年と言われる巨木から複数の若い杉が林立した杉が多数見られる。林には不気味な雰囲気が漂い、原始時代を思わせる。
■沢を離れ尾根道になると、道は傾斜が緩くなり歩き易い地道になる。落葉した裸木と覗く青空が調和し、初冬の良い雰囲気を演出している。途中、根っこが道幅一杯に張り出した珍しい景色が見られた。
■山頂近くになると所々に昨夜降ったと思われる残雪が現れた。今冬初の雪景色に遭遇し、暫し、登坂の単調さを忘れる。
■山頂は大展望で四方の山々が視界に飛び込んでくる。北方には1,400m級の美濃平家岳と滝波山が立派な山容を誇っている。
■高賀三山が指呼の間である。
■西方には日永岳方面の山並みが望まれる。東方には中ア、南アが同定出来たが残念ながら
遠方で山容はハッキリしない。
■本年最後の山行を飾るに相応しい大展望に大満足である。バンザイがそれを代弁している。
■下山は途中から自然観察路を辿る。道は地道で、山腹を九十九折になだらかに下る。見所もなく単調であるが、ゆったりと気分で下れるのが嬉しい。
■全員無事に駐車場に戻り着き、本年最後の山行が終わった。今年はサークルとして33回の山行を実施したことになり、これは5年ぶりの快挙であり「めでたしめでたし」である。
■帰途、人読んで「モネの池」と呼ばれるモネの絵画風の池に立ち寄る。嘗ては観光バスが来たほどの観光地であったが、シーズンオフのせいもあり人影疎らであった。
雑 感:
■異様な雰囲気を醸し出している鬱蒼とした株杉林は何回見ても見飽きない。
■鬱蒼とした株杉林と山頂の開放的な大展望とのコントラストが面白い。
■山頂は360°の展望であるが特に間近の1,400m級の滝波山、美濃平家岳は迫力あり登高意欲を唆られよう。
■帰途、「モネの池」入り口にある喫茶店「風土や」に立ち寄り名物と称する「じゃがいもドーナツ」を頂く。店内の壁に大きな演歌の歌詞が張ってあり、この店の主が作詞したしたそうである。頼みもしないのに女性シンガーによるCDまで聞かさすとは無神経。山も面白いが人間も人夫々で一番面白い。
(以上)
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