外来魚を探しに底無し沼と格闘してきました。
メダカ
カダヤシが全く居なかったのが意外。
フナ
カラドンコ
中国大陸原産の国外外来ドンコ。釣り餌の中国産のスジエビに混入して、日本の川に定着したのでは無いかと言われています。居ちゃいけないやつですが、とてもカッコいいおさかな!放流を憎んで魚を憎まず
因みにこちらは神奈川産の国内外来ドンコ。日本に元々生息するドンコは第一背鰭と第二背鰭の間が離れていますが、カラドンコは第一背鰭第二背鰭がくっついているのが両者の違い。
背鰭がカッコいいツチフキ!関東のツチフキは中国由来だったかな?
コウライギギ
飼育欲をそそるビジュアルですが、特定外来種に指定されている…こちらもやはり中国大陸原産の国外外来種。
関東に定着しているということもあり、在来種のギバチと混同されることがあります。うっかりコウライギギを生きたまま持ち帰るなんてことはいけませんので、個人的な同定ポイントを書いてみました!
関東に定着しているということもあり、在来種のギバチと混同されることがあります。うっかりコウライギギを生きたまま持ち帰るなんてことはいけませんので、個人的な同定ポイントを書いてみました!
コウライギギの特徴
・ヘドロが溜まったドブ川や沼地といった水質の悪い場所に生息している。
・頭が平べったくて背中にかけての盛り上がりが急になっている。
・体色の明暗がはっきりしている。
・背鰭が長く、尾びれの切れ込みが鋭い。
こちらは比較用に在来種のギバチで以下特徴。
・カジカやサワガニ等と同所的に生息する清流の魚。
・頭や各ヒレが丸っこい。
・体色の明暗がはっきりしない。
両者は似ているようでけっこう違いがあると思います。ギバチやアカザは明るい場所が苦手だからか観察ケース内でかなり動き回るんですが、コウライギギはじっとしてくれるので撮りやすかったです(笑)
コイも網に入ってきます。タイバラもいましたし、この地域の魚は殆ど中国大陸産に置き換わっている模様…
コイも網に入ってきます。タイバラもいましたし、この地域の魚は殆ど中国大陸産に置き換わっている模様…