4月11日 採精・採卵

この時点でのオスの婚姻色は淡い。


2匹のメスから採卵。
下のメス個体に奇形があるのがおわかりだろうか?エラ蓋の一部が欠損して穴状にエラが露出しているのだ。幸い、成長や繁殖に支障無いようでしっかりと卵を産めるようだ。
今回、採精・採卵したタナゴ達は二年前の5月に人工授精した我が家生まれの個体。というか去年の今頃バチバチだった、野生個体のオス親は二匹共に夏を超えられず亡くなりました…マタナゴは人工授精すると他のタナゴ類に比べると浮上もイマイチで奇形が出やすいと思う。

こちらは一年前に我が家で生まれた個体達。こちらもやはり下の個体は奇形で、同時期に生まれた上の個体よりも明らかに成長が悪く、頭が鯛のように歪な形状である。このような個体は早死にしてしまう傾向があるので、肉食魚のエサにするのが最適だろう。
タナゴにとってはイシガイ類に産ませるのが自然なことであり、やはり人間の手で繁殖に介入すると歪みが出やすいのだろう。最もそのイシガイ類も現代人の生活様式の変化や無関心さによって、絶滅の危機に瀕している訳で…それにイシガイ類を(状態良く)飼育するのはタナゴ類よりもずっと難しい。
4月25日 採精・採卵


2週間前よりはっきりした発色😤くどいですが、野生個体ではなく人工授精育ちの個体。

飼育水槽


まずは同居させているレインボーシャイナー。こちらもバチバチ😍



タナゴは四六時中フィンスプレッディング!水換えしようがお構い無しに闘魚と化していた。
飼い主的には眼福なのだが、全開状態が続くと寿命が縮みそうなので、片方のオスは名残惜しいがプラ舟にお戻り頂いた。
興味深い行動




オスがイシマキガイの前に陣取り、メスも産卵管が伸びた状態時に限り、イシマキガイを覗き込む動作を見せる。シジミがタナゴの色出しに有効だという話は聞いたことがあるが、最早二枚貝で無くても良いらしい🤣
そりゃファイザーもLGBT支援するよね。。
— Doe (@overlookhotel) April 24, 2024
何毛作だよ。 pic.twitter.com/U77G5RL3Nx
人間も魚も不自然な人的介入を行ってしまうと病気や奇形が発生しやすくなるのだろう。


セボシママやボテママは未だやる気ナシ。あちら立てばこちら立たずな飼育水槽です。