どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

ナマズ4種生息水路

2024-12-27 10:18:32 | 野外採集



イシガイ類でも見つからないかな〜と思い、下総方面へガサガサの新規開拓をしてきた。

18きっぷが、連続した5日ないし3日間での使用に限定されてしまうという改悪で使いにくくなってしまったので、今季は私鉄を活用することにした。千葉方面に向かうなら、京成かメトロ東西線を活用すると通しでJRを使うよりも運賃が安価に抑えられる。特急という種別になっているが、京成では有料特急のスカイライナーとは別に通勤車両を使用した、西武や小田急等他社では急行的ポジションの運賃のみで追加料金不要の特急が設定されている。鉄道に乗り慣れてない人にはこれって乗って大丈夫なの?と紛らわしい種別ではないだろうか…



京成成田で下車して、目星をつけた現地の採集ポイントへは路線バスで向かう。例え、駅から離れていようとも自家用車やレンタカーは意地でも利用しない。反スマートシティ化の意思表示のためにも地域の足を活用する。現地での食事もチェーン店よりも個人経営のお店が望ましいと思う。



ファーストフィッシュはウキゴリ


背びれが立派なツチフキ


まさか居るとはガサガサで捕れるとは思わなかったアメリカナマズ。霞ヶ浦と霞ヶ浦に繋がる大きな川だけでなく、小規模な水路にも侵入してきたのか…言うまでもなく北米原産でメートル級の巨体にヒレの鋭いトゲにより、日本国内には天敵が存在しない状態だ。それでいて、繁殖力や水温や水質悪化への適応力も高く、ブラックバスが霞むレベルで生態系的に極めてよろしくない魚であるだろう。生態系的にもそうだし、リリース禁止の地域も多く捕れたからにはリリースする訳にはいかない。解体して持ち帰る準備はしていなかったので、土に還ることを期待してやむなく藪の中に覆い隠した。霞ヶ浦で釣ったものを解体して食べたことがあるので、美味な魚であることはわかっているのだけど…



群れとまではいかないまでも複数個体が水路にコイのように鎮座していた。後述する4種のナマズの仲間で本種が圧倒的に個体数が多かった…いずれも青みがかかった個体ばかりでチャネルではなく、ブルーキャットだったりしないよな?


ナマズの仲間その2コウライギギ。中国大陸原産でアメナマと同じ、特定外来生物。流れの緩やかなボサで一匹だけ採れた。


ナマズの仲間その3ギバチ。今回唯一の在来ナマズ。コウライギギが採れた場所のわずか、数十m先の石組みで三匹採れた。アメナマやコウライギギのいる水路で生きながらえているとは思わなかったので驚いた!コウライギギは泥っぽいエリア、ギバチは泥のあまり無い砂地の石の下から出てきたので、同じ水路でも棲み分けは出来ているのかなと思った。両者はそっくりに見えるかもしれないが、コウライギギは頭から背中にかけてのせり上がりに各ヒレが伸長し、尾びれの切れ込みが深く、全体的にカクカクしている印象。ギバチは頭も各ヒレも丸みを帯びていて、優しげなフォルム。黄色と黒の体色のメリハリもコウライギギの方がはっきりしている。


ナマズの仲間その4ナマズ。東日本には江戸時代に移植されたらしい無印のナマズ。一匹だけ採れた。本種が潜んでいそうなパイプを探ってもアメナマが出てくることが多かった。アメナマが侵入していなければ、本種はそこそこ採れたか?


貴重な在来大型魚のニホンウナギ。ヘドロまみれのパイプから出てきたので、丈夫な魚だと思う。アメナマ以外でのパイプの大型魚で二匹確認。


イシガイ類はさっぱり見つからず、ヤリタナゴの幼魚サイズが一匹だけ採れた。他はタイバラ一匹おらず、今回の採集で採れたタナゴ類はこの一匹だけ。



生態系的には難ありだが、ナマズ4種が生息する
カオスな水路を引き当てて、久々にワクワクするような採集が出来た😁アメナマが侵入していなければ、もっと魚種が豊富であったかもしれないが…




ツチフキは立派な個体だったので、持ち帰ってきた。



今年度のブログ更新はこれで最後かな?💉や😷に限らず、世の中が狂ってしまっていることを認識出来る人が増えてくれることを願う。