どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

手抜き装備?

2020-12-08 07:16:58 | 野外採集

たまには息抜きということで…網もウェーダーも観察ケースもデジカメも持たずに長靴のみの装備で採集してみました!

・9月に行った場所へ毎年定期観察を続けている場所です。



なんと貝密度が非常に高い場所を見つけてしまいました!流れも無い三面コンクリのドブにところ狭しとわらわらいました。今まで何度も通っていたのに今まで気づかず素通りしてしまっていたようです。


密度が高過ぎるせいか、弊死していたり苦しそうに殻を半開きにしている個体が多かったので、流れのある場所に移動させました。

今までは25匹程度しか居ないものかと思っていましたが個体数がかなり多いということを知ることが出来ました。それと僕にはイシガイ類のことを教えてくれた師匠的な方がお三方程いらっしゃいまして、新しい情報によるとここの貝はヒガシタブネドブガイでは無く、国外外来由来のフネドブガイの可能性が高いとのことです。国外外来由来のフネドブガイは各地で発見されているらしく、僕が見つけた生息地もその可能性があるということですね。

↑一年以上前に書いた記事ですが、こちらの記事でも外来種の可能性があることに触れています。


奇形個体。殻の形状がかなりおかしなことになっていますがちゃんと生きています。



殻頂が真ん中にあって、フネドブ感の強い個体を見つけました。


気分転換がてら軽めの装備・気持ちで挑むと視野が広がるというか新しい発見がありますね!とはいえ画質がスマホクオリティですので、デジカメ位は持っていくべきですかね。



追記 コメント欄にて日本淡水魚愛護会https://tansuigyo.net/m/diary.cgi?no=1518の西村さんより、この貝はフネドブガイ属の一種  Anemina euscaphys
アネミナ・エウスキャピースである可能性が高いと改めて教えて頂きました!

イシガイ類について色々教えてくださるので、感謝です。




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4 コメント

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Unknown (私魚人)
2020-12-08 08:09:18
私の地域でも数年前にコンクリート底にマツカサガイが層のように重なった流域が生じました。
今は、極端に減ってしまい見る影もありません。
知らないことが多すぎて・・・

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Unknown (gai6969)
2020-12-08 14:52:20
上流から流されてコンクリ底に溜まってしまったのかも知れないですね。流水性の二枚貝の行く末は暗そうです。僕もわからないことだらけですので、情報交換の大切さが見に染みます。
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Unknown (西村)
2020-12-12 00:20:13
密ですね。こんなにたくさん足出している日本産淡水二枚貝は、私は見た記憶が無いです。琵琶湖のよりも小さめですが、やはり同種のような見た目ですね。細かいことを記しますと フネドブガイ Anodon arcaeformis http://mussel-project.uwsp.edu/fmuotwaolcb/nomsp_4323.html とは別種です。記事の種類はおそらく、フネドブガイ属の一種 Anemina euscaphys http://mussel-project.uwsp.edu/fmuotwaolcb/validsp_4577_syn.html です。和名が無いため、すっきりした表記は難しいですが、よく熱帯魚で和名が無いと、学名をそのまま読む方法を使うと、ラテン語で発音でアネミナ・エウスキャピースです。少し長いですがフネドブガイではないので今はこれが限界ですね。
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Unknown (gai6969)
2020-12-12 08:09:04
西村さん
ご訪問いただきありがとうございます。足やたら出したり、画像ではわからないですがやたら殻開いたりと二枚貝らしくない変わった動きをしますよね。大きいものは10㎝位あったかと思います。和名を付けるとしたらタイリクフネドブガイ、カラフネドブガイ、コウライフネドブガイ辺りになるのでしょうか?しかし、日本にどうして広がったかも謎ですよね。中国産スジエビに紛れて入った魚にグロキディウムがくっついてそこから拡散したんでしょうかね?
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