昨年末から飼育し始めた購入もののモリオカエですが、水温が低い春頃までは楽に飼育出来ていたものの…6月半ば辺りからポツポツと突然死するようになりました。室内水槽の水温が30℃近くまで上昇するようになり、そろそろエアコンを稼働させようかなと考えるようになった矢先ですね…
エアコン入れて水温は25℃辺りをキープするようにしましたがそれでも死の連鎖は止まらず…購入時の半分以下の数になってしまいました。
同じタナゴ類であるカネヒラやセボシはエロモナス等発症してもけっこう持ちこたえますし、薬浴して回復するんですが…モリオカエは容態が急速に悪化して、不調に気づいた時点で手遅れなイメージです。
凍らせたペットボトルを投入の図。モリオカエは自然下ではヤマメやカジカと同所的に生息してましたし、タナゴといいつつ渓流魚的な感じなんですよね。水温の低い春頃はバリバリ元気で産卵管が伸長して、暑さが顔を覗かせる5月後半には産卵管(今年のセボシやアブラボテの産卵管は6月後半まで伸長してた)は完全に縮んでました。
↑サケの仲間は高水温で死ぬというより、高水温により免疫が低下し病死していく…というものです。
モリオカエもサケ類程では無いにしろ、暑さに敏感で調子を崩しやすい感覚です。
水槽に混泳させているセボシ幼魚やヒガシシマドジョウは元気そうで調子を崩したものはいませんし、25℃がそこまで高温だとは思いませんが、モリオカエにはキツい水温なのでしょう。
そこでタイトルの冷却ファンを購入してみました!アクアリウム用のミニ扇風機です。
22℃まで下がりました!エアコン併用とは言え、真夏の東京で水槽用クーラー無しでここまで下がったので良い買い物ですね😁
人工授精のダメダメ管理で生き残った5匹は幸いにも健在です。幼魚より成魚の方が暑さに敏感なんだろうか?
おまけ
庭で見つけたキレイかわいいヒガシニホントカゲ幼体🦎
やはり25℃がボーダーラインなんですね。このタナゴは寒さにめっぽう強くて、熱帯魚飼育では御法度の水温の急低下には強いようですが…暑さに弱いのと死ぬ時はコロっと死んでしまうのが難しいですよね。最も、その奥ゆかしさデリケートさが僕は好きではあります。キタアカも分布が雪国ですもんね。
エアレーション強化が間接的に水質の維持に役立つんですね!参考にさせて頂きます。バクテリアや魚の免疫といえば夏も怖いんですが、秋頃の水温の急変も怖いので水温計から目が離せないです。
ぜひとも購入してみてください☺️
やはり水温がら25℃くらいなる頃でしょうか、突然死がポツポツと発生します。
それ以上に水温が上昇すると、次はキタアカもヤバくなります。
私もマタナは渓流魚というイメージをもっています。
オイカワの飼育で経験済みですが、高水温はバクテリアを死滅させ、後に魚が免疫力低下で病死する事が多々あります。
水槽立上げ時に失敗する症状と同様です。
「高水温で魚が死ぬ」というよりも、本当は「高水温で飼育環境が壊される」というのが正しい表現かもしれません。
私の経験上ですが、高水温期だけ普段よりエアレーション量を大幅に増やすと多少効果はあると感じています。
限界もありますが、バクテリアの死滅と魚の酸欠を多少は抑制出来るかと思います。