失敗に終わりましたがヤリタナゴの人工授精をしてみました。書くことがあまり無いので、あえて失敗談を書きます(^^;
トップ画は4年半程飼育している最古参のオスのヤリタナゴ。精液はちゃんと出ました。
メスと卵。同属のアブラボテに比べて飼育下では産卵スイッチは入りにくいですが、卵自体は軽めに押せば出てきました。
卵は3日程、待ちましたが受精が上手くいかなかったようで無精卵ばかりでした…
それとこれから夏場にかけては水温が上昇するので、人工授精の管理が難しくなってきます。
先週の日曜日は気温が26℃いきましたがその影響か、セボシの人工授精容器からザリガニ臭が漂い水面に白い膜が張った状態でした。アクアリウム経験のある人なら解ると思いますがかなりヤバい状況ですので、慌てて水換えしました。
浮上間際の稚魚は殆どセーフで昨日、無事に浮上させましたが、孵化したての稚魚は半分程溶けて死にました…
23℃辺りがタナゴの卵や孵化したての稚魚にとってボーダーラインでしょうか?
浮上してヨークサックを吸収し終えれば、グッピーの稚魚より若干小さい位ですので初期飼料には困らないのですけど。
ワインセラーがあれば、夏場でも人工授精出来るので欲しいですね…!
結論を書くと人工授精は冬場が一番楽です。時期的に親の繁殖スイッチが入りにくいですが…