食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【と(あ-な行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.34

2023年06月18日 | 気になる言葉|一括
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
と(あ-な行)気になる言葉の辞書 P.34/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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と(あ-な行)
トイチ = 借入金利が「十日で一割」の利率であることの略。高金利や闇金融の俗語。
頭韻(とういん) = ①語頭と同一の韻を繰り返すもの。②また詩歌で句頭または語頭に同一の韻を繰り返したもの。投/例は今回の完成ワードの「ラガネ・ゴケバ・ソガ・マレル」。頭韻は、ややラップ調にも聞こえる(苦)。
同音異義語 = 嗜好、思考、施行など同じ音を持つ別の語。語源的・意味論的に関連がないのが普通。投/フジテレビ「ネプリーグ」は、林修先生の独壇場で「言葉」が主体のゲーム。まま見ており、同音異義語がよく出題される。
灯火親しむべし(とうか・-) = 秋になると涼しくなり夜も長くなって、灯火の下で読書するのに適している。
東京ドームの回転ドア = 投/東京ドームの屋根は、固定形状化されていると勘違いされている方が多い。風船のように、常に空気圧を上げて膨らませている。加圧ファンが36台あり、試合がない日も2台が動いている。できるだけ空気が漏れないように回転ドアにしており、ドア通過の際は“強風”が吹く。出入りの際は、“空気を読んで”下さいね。投稿者は20年以上前に巨人ファンどころか野球ファンをやめた。見ていて、面白くなくなった。期待(気体)に胸を膨らませていた昔が懐かしい。
遠くの親戚より近くの他人 = 血の繋がっている親類であっても、遠く離れて暮らしていれば行き来も少なくなり、情も通わなくなるもの。万が一、急を要する出来事があった場合に助けられることはない。赤の他人であっても自分の近くにいる人のほうが、却って力になってくれるということ。投/親戚と対比させるために「他人」と言っている。実際は、友人・知人、酒友・ママ友か。
搭乗員 = 投/林修情報によると、飛行機に使われる名称や左ドアから搭乗するのは船の名残で、また船の言葉が多用されている。パイロット(機長)の元々の名称は→「水先案内人」のこと。キャプテン(機長)→船長、キャビン(機内)→船室、ギャレー(機内食を運ぶ箱・台)→厨房、エアポート→英語も日本語も空の「港」。機長ら乗務員は、機体をシップと呼ぶ。機体の左側から乗り込むのは、昔の船は舵(かじ)が右側に付いており、船体の左側を接岸させていた習慣を引き継いだ。機体の右ドアは機内食の搬入や緊急脱出のため開くが、通常、左ドアを搭乗口としている。
藤四郎(とうしろう) = 素人(しろうと)を逆さ読みして、擬人名化した隠語。
同心円(どうしんえん) = 中心を共有する二つ以上の円。投/気象庁の天気マーク、◎二重丸なので快晴と思いきや曇り。快晴は〇。小学校の夏休みの宿題に天気を記録することがあり、マークを一通り覚えた。しかし今やTVや新聞ではイラスト になり、気象庁のマークは馴染みが薄くなった。
同性婚訴訟(-・そしょう) = 24年3月、札幌高裁は、同性婚を認めない現行法は「婚姻の自由」を定めた憲法24条1項、14条1項に対し、高裁レベルで初の『憲法違反』の判決を出した。24条1項は、「同性間の婚姻も異性間と同じ程度に保障している」と画期的な判断。「婚姻は両性の合意のみに基いて成立し~」の条文解釈は、当時は同性婚を想定しておらず、戦前から続く“親が決めた相手と結婚せざるを得ず”~「両性」とは『本人同士の自由な意思』を尊重・強調する」ためのものとした。投/この問題や選択的夫婦別姓問題も裁判所は違憲・違憲状態の判決が続き、岸田内閣・自民党にとって追い詰められ、国会で法制化など極めて厳しい対応が求められる。もう日本は変わらなければ!
当選の発表は発送を以って代えます = 投/TVやラジオ番組の賞品プレゼントの応募方法や発表のフレーズ。言っている趣旨は分かるが、投稿者は、半世紀以上前に誰が作ったのか日本語として腑に落ちない。賞品を出す放送局や企業が変われど、この半世紀全く同じフレーズ。言葉としての問題点を挙げると長くなるので、1点のみ指摘。世の中が変わって消費者・顧客本位の時代に「発送~」の文章は、組織側の”上から目線”ではないか。「発送したから届かなかったらハズレだよ」ではなく、『~お客様に賞品が到着したかどうかをも以って代えます」のほうが、丁寧な言い方と思うが。
投票用紙 = 投票用紙とは言え、素材はプラスチック製なのをご存じですか? 折って畳んで投票しても箱の中で自然に開き、開票作業が早くできるように工夫されている。
唐変木(とうへんぼく) = 気が利かない人物、偏屈な人物などを罵り嘲笑う語。分からず屋、まぬけ。語源は、遣唐使が持ち帰った変な木、中国の唐の時代にあった変わった木彫り人形など諸説ある。投/既に死語で、古い映画やドラマを見ていると、おかみさんが旦那を叱るシーンによく出てくる。
東方の博士(-・はかせ) = 新約聖書に登場し、イエスの誕生時にやってきて拝んだとされる人物。東方の三賢者(さんけんじゃ)、または東方の三賢人という呼称も多い。
蜀黍(とうもろこし) = 農畜産業振興機構のHPによると、『玉蜀黍と標記されるのは、穀粒が「玉」のような蜀黍(もろこしきび)の意。蜀黍は日本古来の黍(きび)に対して、中国(三国時代の蜀)の黍と名付けたもの。この「もろこしきび」が後になって略され、「もろこし」と一般に呼ばれた。その後、新しく中国から入ってきた唐のもろこしという意味で「とうもろこし」と呼ぶようになった』。投/出題者が仰るように、結果的に「中国・中国」の意に(笑)。嫌中派の人も知らずに食べている、玉蜀黍。
当用漢字 = 現代国語を書き表すために、日常使用する漢字の範囲を定めたもので、1946(S21)年発表、政府が訓令・告示をもって公布した1850字の漢字。現在は「常用漢字」で、当用漢字に代わるものとして1981年に告示された漢字。2010年には、2136字に。投/池上彰情報|戦前は、漢字だけでも4000字以上を覚えさせられた。戦後、GHQ(進駐軍)は、日本人は漢字習得ばかりに時間を要し平和教育を怠ったから戦争を始めた。だから国の言葉は漢字をやめて、英語にしろと難癖をつけた。日本政府は字数を半減し当面用いる意の「当用漢字」を定め、米国に「使う期間は暫定的ですよ」とのらりくらりとかわし、”英語化”されずに事なきを得た。その結果が、今日、使える漢字の基本になっている。
蟷螂の斧(とうろうのおの) = ①蟷螂(かまきり)の前脚を指す。②カマキリが前脚を振り上げて大きな車に向かっていくことから、自分の力をわきまえず強敵に向かうこと。
(とが) = 咎めなければならない行為。非難されるような欠点・短所。罪となる行為。過失。
都会+田舎(とかいなか) = 投/一番住みやすいと言われるのが、都会と田舎の中間的な土地や生活風習の場所。都会の人間関係に疲れて、定年後に長閑(のどか)な田舎に住み始めて失敗することがある。田舎は人の数は少ないが人間関係が濃厚なので、都会とは比べ物にならないほど“人付き合い”に苦労することを移り住んでから知るはめに。ところで2つの言葉がしりとり風にくっ付くのは、「テレビデオ」(昔、テレビとビデオが一体の機器があった)。「たぬきつね蕎麦」(揚げ玉と油揚げの具が乗っている=関東風の名称)。詳細は割愛するが、関東と関西や京都とは、たぬき・きつねの定義が違う。
ト書き = 戯曲・脚本に、登場人物の動き、場面の情況、照明・音楽効果などの指定をせりふの間に書き入れたもの。「人に歩み寄り~」などと脚本に書いたから。
咎め立て(とがめだて) = 必要以上に強くとがめること。「失敗をことさらに、咎める」。
時の氏神(ときのうじがみ) = 調度良い時機に出て来て仲裁などをしてくれる、ありがたい人。
篤志(とくし) = 社会事業などに熱意をもっていること。慈善心。
得度(とくど) = 剃髪して仏門に入ること、出家。
ドクトリン = doctrine ①教義、教理。②主義、学説。③政治、外交上の原則。
土佐日記 = 日本で最初の仮名文日記。1巻。紀貫之作。935年頃成立。任国土佐から京都まで55日間の旅を記したもの。作者を、女性に仮託(かこつける)する。
どじ =まぬけ、へま、失敗。投/新明解国語辞書には、動詞「とちる」の語幹を濁音化したものと書かれている。「とちる」は、①舞台で、せりふ・しぐさをまちがえる。②転じて、やりそこなう。しくじる。
都市国家 = polis・ギリシア語、civitas・ラテン語、都市それ自体が政治的に独立し、一個の国家を形成しているもの。古代のエジプト・メソポタミア・インド・中国に存在した。古代ギリシアの諸都市いわゆるポリスも、中世末期の自由都市もその一種。
年増(としま) = 娘盛りをすぎて、やや年をとった女性。江戸時代には20歳過ぎを言った。中年増は、23、4歳から28、9歳ごろの女。大年増は、年増の中でも年かさの女。投/現在の感覚と随分違う。ジェンダー社会では、死語・禁止用語。なお「妙齢」を、大年増と理解している人は間違い。「女」+「少」なので、女性のうら若い年頃を言う。そういえば、としまえんも若い方が主流になる生まれ変わりの工事。23年に、ハリー・ポッターの屋内型テーマ施設ができる。
都塵(とじん) = 都会のごみ。また、都会の雑踏。
短刀(どす) = ①短刀・匕首(あいくち)など懐中にかくして持つ短い刀。 ②すごみ。「-を利かす」。脅(おど)すの略か。
トタン板 = ①亜鉛で鍍金(めっき)した薄い鉄板。屋根葺き・樋・塀などに用いブリキよりも化学的耐性が優る。もとはペルシャ語で、日本へはポルトガル語が転訛した。投/投稿者の子供の頃はトタン屋根で、雨が降ると大きな音がして貧しさの象徴のような気がして辛い気持ちになる。
土地鑑(勘)(とちかん) = その土地の地理・地形などについての知識。「-のある犯人」、「-を働かせる」。投/「-・鑑か勘を使うが、「感」を使う間違いが多い。まさしく“感”違い。
都々逸(どどいつ) = 主に男女相愛の情を口語をもって作り、普通は七・七・七・五の4句からなる。三味線の伴奏で謡われる。投/出題例は、「ぬしと私は玉子の仲よ、わたしゃ白身で、君(黄身)を抱く」。
徒党を組む(ととう・-) = ある事をたくらんで集まった仲間・団体。笑い言葉 < 公党の立憲・共産党が選挙協力で「徒党を組む」~シャレが利いている。選挙では、大阪府民・大阪市民を守らない維新、ニセ野党の国民民主党には十分注意を!
トトカルチョ = totocalcio・イタリア語。プロサッカー競技で、その勝敗を予想して行う賭博。投/日本のプロ競技へのくじ「スポーツ振興くじ」は、サッカーはtoto(トト)、トトカルチョから来た名称、バスケットボールは「WINNER」。これから選手を目指す若者、観戦は健全なる青少年が多いのに、純粋なスポーツにギャンブルや賭けを持ち込むのは大反対だ。
とどのつまり = ①途中にいろいろあったが、つまるところ。結局。多く、結果が思わしくない場合に使う。②鯔(ぼら)は幼魚から成魚になるに従ってその名称を替え、最後に「とど」になることから。投/この場合の”とどのつまり”は魚種のトドで、アシカ科のトドではない。
(とどろき) = 大きな音が鳴り響くこと。「砲声の・-」「心の・-」。笑い言葉 < 投/出題者のジョーク・車の字が3つ折り合わされ「車3台の音」、車の爆音かクラクション? 昔、上司の家が世田谷区等々力(とどろき)渓谷の近くにあり、そこは夏でも涼しく別天地。地名の由来も、今の渓谷の深さになるまでに滝ができたり崩壊を繰り返し、崩壊の音が轟くことで地名になったと言われる。<世田谷区のHPより>
トニー・ベネット = Tony Bennett、1926~2023年、96歳没。米国ポピュラー歌手・ジャズ歌手、エンターテイナー。
殿方(とのがた) = 古い旅館の風呂やトイレに使われる。投/これも男女不平等の表現と考える。女性は姫方・御婦人か? 硬い話をすれば、「婦」自体がやや蔑んだ言葉だ。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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