言葉遣いシリーズ
「男泣き・男気」の表現は女性蔑視で性差別用語になりつつある?
■悲しみの深さ・大きさ、あるいは身体上の涙腺も男女の差はないそうです
スポーツ選手の優勝シーン、芸能界や著名な方がインタビューなどで感極まると、新聞やTVでは「男泣き」と見出しを付けます。その点について新聞のコラムを読んだのですが、「男泣き」はもはや女性蔑視であり、男女差別の用語になりつつあるそうです。あらためて辞書で調べてみたら、「めったに泣かないはずの男が激情をこらえられずに泣くこと」と書いてありました。因みに、「女泣き」は載っていませんでした。また「男気」も、差別になりそうです。メディアを始め一般的にも、女の涙より男の涙のほうが、1ランク上という意識が隠れていると記事は言っています。
スポーツ紙・雑誌・TVの記事を書くのは、ほとんどが男性だそうです。従って、何か心の隅に「男は女よりも偉い」と思っているのではないかと指摘しています。悲しみの深さ・大きさ、あるいは身体上の涙腺も男女の差はないそうです。時代のすう勢とともに、「男泣き」の表現は避けたほうがよい言葉としてコラムをまとめていました。投稿者が思うに、唯一、男女の違いは、小さな子供の頃から親に「男の子なんだから、泣くな!」と言われ続けてきたからでしょう。一方で、「女だてら・女のくせに」は、明らかに女性差別です。
芸能人の多くは、人前も憚らず涙を流します。皆様も既にお分かりのように、共通して涙をぬぐわないのは「演出効果」を狙ってのことです。人間は男も女も関係なく涙が流れてくれば、本能的にハンカチや指でぬぐうでしょう。まして芸能人のインタビューでは、レポーターからうれしいにつけ・悲しいにつけ聞かれることは事前に想像がつきます。にも関わらず、ほぼ全員がハンカチを用意していないことは、“涙を絵にする”ことを目的しているからです。最近は若い男のタレントが泣きを売り物にするのは、見苦しいの一言に尽きます。
■少し涙を潤ませただけで「号泣会見」とは・・・号泣の意味を分かっていない
それにしても「泣けるドラマ」「この映画で思い切り泣いて下さい」など、涙をPR宣伝の道具に使うのは、いかがなものかと思います。また少し涙をにじませた程度で、「号泣会見」と書くマスコミ界の馬鹿さ加減は何とかならないものでしょうか。同じく辞書には、号泣は「大声を上げて泣くこと」です。中国や韓国の事故などに見られる、遺族の場面です。失礼な言い方ながら、彼等の号泣は1つの風習です。日本のように夫を亡くした妻が涙を噛み締めて堪えていると、向こうでは薄情な嫁だといびられるからです。赤ちゃんが号泣したという言い方も、馴染まないでしょう。
私は、女の涙に何度騙されたことか。ことわざにも雀の涙、鬼の目にも涙、二八(にっぱち)の涙月~2・8月は儲からない、もう1つが正月・お盆の出費が嵩んで後が大変の意もあり。歌謡曲ではありませんが、涙は成功・失敗など経験してきた人生そのものですね。私も歳のせいか、涙もろくなってきました。ニュースで、小さな子供が誘拐・殺害、若者・高齢者が理不尽に殺された事件を見ると、涙が出てきます。さて己の生活を顧みれば、悔しくても“泣き寝入り”ばかりでした。いつか良いことをして、思いっ切り「男笑い?」(こんな言葉はない)してやるぞ!
「男泣き・男気」の表現は女性蔑視で性差別用語になりつつある?
■悲しみの深さ・大きさ、あるいは身体上の涙腺も男女の差はないそうです
スポーツ選手の優勝シーン、芸能界や著名な方がインタビューなどで感極まると、新聞やTVでは「男泣き」と見出しを付けます。その点について新聞のコラムを読んだのですが、「男泣き」はもはや女性蔑視であり、男女差別の用語になりつつあるそうです。あらためて辞書で調べてみたら、「めったに泣かないはずの男が激情をこらえられずに泣くこと」と書いてありました。因みに、「女泣き」は載っていませんでした。また「男気」も、差別になりそうです。メディアを始め一般的にも、女の涙より男の涙のほうが、1ランク上という意識が隠れていると記事は言っています。
スポーツ紙・雑誌・TVの記事を書くのは、ほとんどが男性だそうです。従って、何か心の隅に「男は女よりも偉い」と思っているのではないかと指摘しています。悲しみの深さ・大きさ、あるいは身体上の涙腺も男女の差はないそうです。時代のすう勢とともに、「男泣き」の表現は避けたほうがよい言葉としてコラムをまとめていました。投稿者が思うに、唯一、男女の違いは、小さな子供の頃から親に「男の子なんだから、泣くな!」と言われ続けてきたからでしょう。一方で、「女だてら・女のくせに」は、明らかに女性差別です。
芸能人の多くは、人前も憚らず涙を流します。皆様も既にお分かりのように、共通して涙をぬぐわないのは「演出効果」を狙ってのことです。人間は男も女も関係なく涙が流れてくれば、本能的にハンカチや指でぬぐうでしょう。まして芸能人のインタビューでは、レポーターからうれしいにつけ・悲しいにつけ聞かれることは事前に想像がつきます。にも関わらず、ほぼ全員がハンカチを用意していないことは、“涙を絵にする”ことを目的しているからです。最近は若い男のタレントが泣きを売り物にするのは、見苦しいの一言に尽きます。
■少し涙を潤ませただけで「号泣会見」とは・・・号泣の意味を分かっていない
それにしても「泣けるドラマ」「この映画で思い切り泣いて下さい」など、涙をPR宣伝の道具に使うのは、いかがなものかと思います。また少し涙をにじませた程度で、「号泣会見」と書くマスコミ界の馬鹿さ加減は何とかならないものでしょうか。同じく辞書には、号泣は「大声を上げて泣くこと」です。中国や韓国の事故などに見られる、遺族の場面です。失礼な言い方ながら、彼等の号泣は1つの風習です。日本のように夫を亡くした妻が涙を噛み締めて堪えていると、向こうでは薄情な嫁だといびられるからです。赤ちゃんが号泣したという言い方も、馴染まないでしょう。
私は、女の涙に何度騙されたことか。ことわざにも雀の涙、鬼の目にも涙、二八(にっぱち)の涙月~2・8月は儲からない、もう1つが正月・お盆の出費が嵩んで後が大変の意もあり。歌謡曲ではありませんが、涙は成功・失敗など経験してきた人生そのものですね。私も歳のせいか、涙もろくなってきました。ニュースで、小さな子供が誘拐・殺害、若者・高齢者が理不尽に殺された事件を見ると、涙が出てきます。さて己の生活を顧みれば、悔しくても“泣き寝入り”ばかりでした。いつか良いことをして、思いっ切り「男笑い?」(こんな言葉はない)してやるぞ!