少数派シリーズ/暮らし
マイナ㉘マイナ運転免許証は保険証と異なり選択肢が3つ|マイナのみ・従来の免許証のみ・両方持ち
従来の免許証のイラスト
■3つの選択肢があっても「マイナ運転免許証」1枚のみの保持は絶対避けるべき
繰り返すがマイナ保険証は任意にも関わらず、事実上、紙の保険証が廃止された。マイナ保険証は高齢者や介護対象者・関係者にとって使いづらく、一番、保険証を使う彼等への仕打ちは大きい。その一方で、マイナカードと運転免許証との一体化が3月24日から開始される。保険証とは大きく打って変わり、3つの選択肢がある。つまり使う側(運転者)にとって、自由に選択できることだ。
(1)「マイナ運転免許証」のみを保有する=現在のマイナ保険証のようにマイナカードと合体させる~従来の免許証を返納。<マイナ免許証のみ・1枚>
(2)上記の合体した「マイナ運転免許証」と、従来の免許証を引き続き保有する。<いわゆる両方持ち・2枚併用>=マイナ保険証と大きく違う点
(3)従来の免許証のみを引き続き保有する。<従来の免許証のみ・1枚>=マイナ保険証と大きく違う点
[注意点]マイナ免許証には有効期限が書かれていないから「失効」(期限切れ)に注意!
①基本的に海外で使う方はマイナ免許証が不可のため、(2)(3)の従来の免許証の保持が必要。
②この項目以降はマイナ免許証にした場合の注意で、ICチップに免許証番号・顔写真・眼鏡等の有無・有効期限などのデータ情報が記録される。但しマイナカードの表裏には、免許証の記載内容は一切表示されない。
③免許の有効期限が近づくと連絡が来るが、前述のようにカードの外見には有効期限が表示されないことから、「失効」(期限切れ)の恐れに注意。
④更新期限がマイナカードは5年、運転免許証は3年または5年と、それぞれ別々に手続きが必要。
⑤地元自治体でマイナカードの更新を忘れると、免許資格(有効期限など)が確認できなくなる。
【結論】選択できるからと言って、(1)「マイナ運転免許証」のみを保有することは、絶対、避けるべき。やはりアナログの免許証を保持する(2)(3)が、最も確実な「本人確認」手段であることを肝に命じることだ。
■トラブル回避に国家公安委員会は「だったら今の免許証をそのまま残せばよい話だ」至極当然!
マイナ保険証は強制的に集約 < 運転免許証は自由な選択ができる===。国民とりわけ高齢者を騙した狡猾な河野・前デジタル大臣と平・現大臣や無慈悲な厚労省と異なり、その違いについて国家公安委員会は記者会見で至極まともな答をしている。
▽「運転免許証を持っていても、マイナカードは任意だから取得していない人がいる」。
▽「山間部など電波の届かない場所や通信障害でマイナカードの確認が困難でも、従来の運転免許証があれば資格の有無を目視で確認できる」。
▽(記者がマイナ免許証に一本化して、必要があればマイナ保険証のような「資格確認書」を作ればの質問に~)「だったら今の免許証をそのまま残せばよい話だ」。
マイナ保険証の不合理さと病院でのトラブルを思い出しながら、上記の話を当てはめると実に当然のコメントである(笑)。厚労省はマイナ保険証の不備・トラブルから、苦肉の策で主に国保の方に「資格確認書」を、健保の方にはマイナ保険証に加え「資格確認のお知らせ」の書類を持たせることを場当たり的にやり始めた。だったら紙の保険証を残しておけばトラブルは起きず、資格確認書と資格確認のお知らせを発行するために600億円近い無駄な税金を注ぎ込む必要もなかった。能登地震で明らかになったように、地震や災害などで通信機能や電源が途絶えるとマイナ保険証の使用ができなくなる。多々のトラブルを踏まえ機器の精度もよくないことから、国家公安委員会は従来の運転免許証を残す賢明な策(まともな道)を取った。厚労省・デジタル庁は、これからも“馬鹿の道(無能)”を歩む。中央大学、プライバシーや個人情報保護が専門の宮下紘教授は、マイナ保険証の不合理について「医療については誰でも国民皆保険の保険料を払っているので、皆がしっかり医療サービスが受けられるように複数の選択肢を用意しておくことが大切だ」と、紙の保険証を残しておくことを強調した。当たり前の話だ!
次号/マイナ㉙マイナ保険証利用率は県別でバラツキ、富山23.59%・沖縄7.43%(全国15.67%)
前号/マイナ㉗緊急!マイナ保険証Q&A「使えなくなる?持ってないけど?エラーが心配!」など
マイナ㉘マイナ運転免許証は保険証と異なり選択肢が3つ|マイナのみ・従来の免許証のみ・両方持ち
従来の免許証のイラスト
■3つの選択肢があっても「マイナ運転免許証」1枚のみの保持は絶対避けるべき
繰り返すがマイナ保険証は任意にも関わらず、事実上、紙の保険証が廃止された。マイナ保険証は高齢者や介護対象者・関係者にとって使いづらく、一番、保険証を使う彼等への仕打ちは大きい。その一方で、マイナカードと運転免許証との一体化が3月24日から開始される。保険証とは大きく打って変わり、3つの選択肢がある。つまり使う側(運転者)にとって、自由に選択できることだ。
(1)「マイナ運転免許証」のみを保有する=現在のマイナ保険証のようにマイナカードと合体させる~従来の免許証を返納。<マイナ免許証のみ・1枚>
(2)上記の合体した「マイナ運転免許証」と、従来の免許証を引き続き保有する。<いわゆる両方持ち・2枚併用>=マイナ保険証と大きく違う点
(3)従来の免許証のみを引き続き保有する。<従来の免許証のみ・1枚>=マイナ保険証と大きく違う点
[注意点]マイナ免許証には有効期限が書かれていないから「失効」(期限切れ)に注意!
①基本的に海外で使う方はマイナ免許証が不可のため、(2)(3)の従来の免許証の保持が必要。
②この項目以降はマイナ免許証にした場合の注意で、ICチップに免許証番号・顔写真・眼鏡等の有無・有効期限などのデータ情報が記録される。但しマイナカードの表裏には、免許証の記載内容は一切表示されない。
③免許の有効期限が近づくと連絡が来るが、前述のようにカードの外見には有効期限が表示されないことから、「失効」(期限切れ)の恐れに注意。
④更新期限がマイナカードは5年、運転免許証は3年または5年と、それぞれ別々に手続きが必要。
⑤地元自治体でマイナカードの更新を忘れると、免許資格(有効期限など)が確認できなくなる。
【結論】選択できるからと言って、(1)「マイナ運転免許証」のみを保有することは、絶対、避けるべき。やはりアナログの免許証を保持する(2)(3)が、最も確実な「本人確認」手段であることを肝に命じることだ。
■トラブル回避に国家公安委員会は「だったら今の免許証をそのまま残せばよい話だ」至極当然!
マイナ保険証は強制的に集約 < 運転免許証は自由な選択ができる===。国民とりわけ高齢者を騙した狡猾な河野・前デジタル大臣と平・現大臣や無慈悲な厚労省と異なり、その違いについて国家公安委員会は記者会見で至極まともな答をしている。
▽「運転免許証を持っていても、マイナカードは任意だから取得していない人がいる」。
▽「山間部など電波の届かない場所や通信障害でマイナカードの確認が困難でも、従来の運転免許証があれば資格の有無を目視で確認できる」。
▽(記者がマイナ免許証に一本化して、必要があればマイナ保険証のような「資格確認書」を作ればの質問に~)「だったら今の免許証をそのまま残せばよい話だ」。
マイナ保険証の不合理さと病院でのトラブルを思い出しながら、上記の話を当てはめると実に当然のコメントである(笑)。厚労省はマイナ保険証の不備・トラブルから、苦肉の策で主に国保の方に「資格確認書」を、健保の方にはマイナ保険証に加え「資格確認のお知らせ」の書類を持たせることを場当たり的にやり始めた。だったら紙の保険証を残しておけばトラブルは起きず、資格確認書と資格確認のお知らせを発行するために600億円近い無駄な税金を注ぎ込む必要もなかった。能登地震で明らかになったように、地震や災害などで通信機能や電源が途絶えるとマイナ保険証の使用ができなくなる。多々のトラブルを踏まえ機器の精度もよくないことから、国家公安委員会は従来の運転免許証を残す賢明な策(まともな道)を取った。厚労省・デジタル庁は、これからも“馬鹿の道(無能)”を歩む。中央大学、プライバシーや個人情報保護が専門の宮下紘教授は、マイナ保険証の不合理について「医療については誰でも国民皆保険の保険料を払っているので、皆がしっかり医療サービスが受けられるように複数の選択肢を用意しておくことが大切だ」と、紙の保険証を残しておくことを強調した。当たり前の話だ!
次号/マイナ㉙マイナ保険証利用率は県別でバラツキ、富山23.59%・沖縄7.43%(全国15.67%)
前号/マイナ㉗緊急!マイナ保険証Q&A「使えなくなる?持ってないけど?エラーが心配!」など