食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

太平洋を渡る危険な魚粉で育てられた国内産の養殖魚/魚を大事にしない日本人R4-7

2013年06月13日 | 高級魚・ファストフィッシュ
Fishfftp

魚がを大事にしない日本人シリーズ R4-7
ROUND4 秋刀魚は頭に良いのか&ファストフィッシュって何?
Part1 秋刀魚はを食べよう・冷凍物も美味しい
太平洋を渡る危険な魚粉で育てられた国内産の養殖魚

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フードマイレージや魚の枯渇に鑑み国産養殖魚への展開が図られていますが、餌にする「魚粉の危険」も考えなければなりません。養殖魚には、4つの問題点があります。

(1)生け簀のような狭い場所で大量の養殖魚を飼うため、病気予防から抗生物質や寄生虫の駆除剤、ワクチンなどで薬漬けにされていることです。

(2)今回、強調する魚粉や魚油は、大量の青魚・小魚を集めたもので、個々の魚に含有するダイオキシンを搾り取り“濃縮”したようなものです。

(3)その魚粉は、チリやペルーから輸入されます。船舶で赤道を越える場合は、国際規則で魚粉の発火防止のためにエトキシキンなどの抗酸化剤を加えなければなりません。日本では、エトキシキンは農薬として禁止されている発ガン性があるものです。その魚粉を使用すれば養殖魚に蓄積され、養殖魚を人間が食べれば安全性に問題があります。

(4)養殖魚には大量に餌を与える必要があり、養殖魬(はまち)や鯛(たい)・鮃(ひらめ)などの高級魚1匹を育てるのに、7~8倍の量の秋刀魚・鯵(あじ)・鰯(いわし)などの魚が使われる食の悪しき矛盾が見られます。

国内産の養殖魚、魬・鯛などの白身魚は、こうした経緯の上に成り立っていることを認識頂ければと存じます。

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