少数派シリーズ/東アジア・海外の知識
Part5 ヨーロッパ・中東・その他海外(ウクライナ侵攻2)
ロシアの残虐性=原発攻撃、無差別殺戮、非人道的クラスター・燃料気化爆弾使用
■20世紀の旧ソビエト(ソ連)を思い出すほどのプーチンの冷徹さ・非情さを知る
プーチンのウクライナ侵攻、無差別攻撃・容赦ない殺戮(さつりく)に身が凍る思いだ。21世紀になっても変わらぬロシア、むしろ20世紀の旧ソビエト(ソ連)を思い出すほどの冷徹さ、非情さだ。原発にも攻撃を加えており、狂気としか思えない。さらには核兵器使用を臭わせ、病院・幼稚園・学校を始め民間人への攻撃が増々エスカレート。しかし哀しいことに、ロシア国内ではプーチンの支持率が下がるどころか、上がっているそうだ。どこの国でも戦争を始めた初期は上がるものだが。報道規制を敷いているから、ロシア国内には戦争の悲惨さが伝わっていない。やはりここはロシア国民が、何とか事実を知ってもらいたい。それにしても国連は無力だし、せっかくウクライナがNATOに入りたいと言って戦争になったのに、肝心の米国を始めとするNATO諸国が冷たい。まあ助けたいと思っても、乗り出せば世界戦争に発展する恐れがあるので静観しているのだろう。しかし眼の前で次々と殺されていくのに、ただただ何もできないことに皆様も歯がゆい思いだろう。なお専門家は、女性・子供・高齢者などが国外退避完了次第、ロシア軍は総攻撃を掛けて、ウクライナを壊滅させるのではと分析する。
さて唐突だがプーチンの[プ]が日本語の[は行]に当たり、ふと[は行]には乱暴な言葉が多いと感じ、新聞などで現在のウクライナ侵攻に関係する文字を探してみた。想像以上に多くあり、列挙する。この他にもあるだろう。
【ハ】覇権主義 破壊活動 破廉恥 (露)破滅への道 爆撃 [クラスター・燃料気化]爆弾※次項参照 反戦デモ
【ヒ】被爆 被曝 非難 避難 批判 非戦闘員(一般民間人) 非核三原則※下記参照
【フ】プーチン(狂気・凶器) 武力行使 フェイクニュース (露)フェイスブック接続不可
【ヘ】[核・ミサイル]兵器 ベラルーシ 北京・習近平との結束 平和の意義 米国の対応
【ホ】暴挙 砲撃 防空壕 (露)報道規制 防衛省が防弾チョッキ送る
※不謹慎ながらサラ金CMの真似をすれば、「そこに愛はあるんか!」→[あ行]には、「ア~」も「イ~」も、「ウ~」(ウクライナ)もなくなるのか?
■国際条約で禁止されている非人道的兵器のクラスター爆弾・燃料気化爆弾使用
古今東西、時の権力者は戦争や紛争になると、既に開発済・実験済兵器の“人体実験”の欲求に駆られる。太平洋戦争末期、米国が日本に投下した原爆がよい例だ。広島がウラン型・長崎がプルトニウム型だ。ウクライナでは、「非人道的兵器」として国際条約で禁止されているクラスター爆弾と燃料気化爆弾が使用されたとしている。もちろん爆弾やミサイルそのものでも十分殺傷能力があるが、被害は限定的なのでさらなる兵器が開発された。
▽クラスター爆弾 クラスター爆弾禁止条約 ロシア批准せず
爆弾の中に数百個の子爆弾を積載し、親爆弾が地上近くになると辺り一面に子爆弾を拡散し、地上スレスレで子爆弾が炸裂する。そのため広範囲に被害を与える。さらには不発弾が多く、地雷のような役割になる。戦争が終結しても、再建の足かせになってしまう。
▽燃料気化爆弾 ジュネーブ条約 ロシア批准済
爆弾に積載された燃料を気化させ地表近くで着火すると、大量の酸素を取り込み高温でキノコ雲状に大爆発する。殺傷能力が高く、同様に広範囲に被害を及ぼす。直接の被害を免れても、窒息死の危険性がある。
日本でも終戦前には、米国のBー29大型爆撃機が東京大空襲や各地で「焼夷弾(しょういだん)」を無数に撒いた。中身は油脂で、大火災を起こし木造が多い日本の民間住宅に合わせた大量無差別殺戮兵器だった。クラスター爆弾や燃料気化爆弾の前身のようなもの。このように権力者は、飽くなき殺戮兵器を使おうとする。非人道的兵器は禁止されているが、常々思っていることは兵器は全て非人道的であり、非人道的兵器・禁止兵器もくそもない。
■この期に及んで安倍元首相「日米核共有論」、維新は「非核三原則」撤廃を迫る
ウクライナ侵攻が続く中、こともあろうかこのタイミングで安倍元首相は「日米間の核共有」(核兵器共同保有)論をぶち上げた。米国の核ミサイルを日本に配備する、あるいは自衛隊の戦闘機に核弾頭を搭載するなど。総理として歴代最長を誇ったが、オツムは狂っている。既号の通りプーチンと27回も会談し「気心が合う」と公言したのだから、本来ならプーチンへ説得する立場にある。一方、議席を3倍に増やし浮かれているお調子者の維新も、「非核三原則」(核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませずの三原則)の撤廃を提案した。党内、被爆者団体、多数の国民の批判の声に慌てて取り下げる失態を冒した。「非核三原則」は国是であり、国民諸先輩方が戦争の悲惨さに泣き、原爆被爆者が苦しんだことから半世紀以上前に決議されたもの。安部元首相と維新は全く歴史や政治を学んでおらず、薄っぺらさが改めて国民の眼に晒された。両者は極右思想であり、こと好戦的・独裁的な考え方はプーチンと少しも変わらない。彼等はボンボンで現実を分かっておらず、どれだけ戦争をやってはいけないことすら分かっていない。
■ウクライナ戦争からフリーカメラマン・ジャーナリストの重要性を確信する
ウクライナだから戦争が可視化され、被害の模様が毎日伝わってくる。仮にアフリカなどの内戦や小国間の紛争(後方に大国の影が)では、なかなか様子が分からない。過去の内戦・紛争では、どれだけの兵士や民間の虐殺、強姦が行われてきたことか。映像があるから全世界は知ることとなり、ロシアは慌てて国内の報道規制に躍起になっている。今回の報道はウクライナの放送局や国民が伝えているが、投稿者は改めて一般論としてフリーカメラマン・ジャーナリストの重要性を確信する。例えば、彼等がアフリカや中東などの紛争国に入り、運が悪いと殺されたり拘束される。すると日本では、必ず右翼層や一部の国民から「自己責任論」が浮上する。フリーの彼等は、それこそ本物の命を張って取材する。その取材報道の結果、紛争国の悪質性が世界に伝わり収拾の方向へ向かう。古くは米国ジャーナリストが「ベトナム戦争」を報道し、現地人や米国兵士の大量殺戮が本国に知らされ、戦争を終わらせる一端にもなった。仮定としてウクライナ側の惨状映像(報道)がなければ、ロシアの偏見に満ちた映像だけが溢れ、正当性を主張すれば世界はそれを信じウクライナは逆に批判される。まだまだ、世界の独裁者の悪行が暴かれていない。だから投稿者は、ジャーナリストが運悪く捕われても自己責任だと言わない。皆様も、彼等のようなメディア・ジャーナリストの重要性・必要性を分かって欲しい。
次号/ウクライナ侵攻3・プーチン柔道8段に国際柔道連盟は侵攻批判に及び腰、全柔連・山下泰裕会長も腰が引け
前号/ウクライナ侵攻1・ウクライナ戦争で浮き彫りになったバッハ・アベの間抜けな二人、残虐ロシアに無関心
Part5 ヨーロッパ・中東・その他海外(ウクライナ侵攻2)
ロシアの残虐性=原発攻撃、無差別殺戮、非人道的クラスター・燃料気化爆弾使用
■20世紀の旧ソビエト(ソ連)を思い出すほどのプーチンの冷徹さ・非情さを知る
プーチンのウクライナ侵攻、無差別攻撃・容赦ない殺戮(さつりく)に身が凍る思いだ。21世紀になっても変わらぬロシア、むしろ20世紀の旧ソビエト(ソ連)を思い出すほどの冷徹さ、非情さだ。原発にも攻撃を加えており、狂気としか思えない。さらには核兵器使用を臭わせ、病院・幼稚園・学校を始め民間人への攻撃が増々エスカレート。しかし哀しいことに、ロシア国内ではプーチンの支持率が下がるどころか、上がっているそうだ。どこの国でも戦争を始めた初期は上がるものだが。報道規制を敷いているから、ロシア国内には戦争の悲惨さが伝わっていない。やはりここはロシア国民が、何とか事実を知ってもらいたい。それにしても国連は無力だし、せっかくウクライナがNATOに入りたいと言って戦争になったのに、肝心の米国を始めとするNATO諸国が冷たい。まあ助けたいと思っても、乗り出せば世界戦争に発展する恐れがあるので静観しているのだろう。しかし眼の前で次々と殺されていくのに、ただただ何もできないことに皆様も歯がゆい思いだろう。なお専門家は、女性・子供・高齢者などが国外退避完了次第、ロシア軍は総攻撃を掛けて、ウクライナを壊滅させるのではと分析する。
さて唐突だがプーチンの[プ]が日本語の[は行]に当たり、ふと[は行]には乱暴な言葉が多いと感じ、新聞などで現在のウクライナ侵攻に関係する文字を探してみた。想像以上に多くあり、列挙する。この他にもあるだろう。
【ハ】覇権主義 破壊活動 破廉恥 (露)破滅への道 爆撃 [クラスター・燃料気化]爆弾※次項参照 反戦デモ
【ヒ】被爆 被曝 非難 避難 批判 非戦闘員(一般民間人) 非核三原則※下記参照
【フ】プーチン(狂気・凶器) 武力行使 フェイクニュース (露)フェイスブック接続不可
【ヘ】[核・ミサイル]兵器 ベラルーシ 北京・習近平との結束 平和の意義 米国の対応
【ホ】暴挙 砲撃 防空壕 (露)報道規制 防衛省が防弾チョッキ送る
※不謹慎ながらサラ金CMの真似をすれば、「そこに愛はあるんか!」→[あ行]には、「ア~」も「イ~」も、「ウ~」(ウクライナ)もなくなるのか?
■国際条約で禁止されている非人道的兵器のクラスター爆弾・燃料気化爆弾使用
古今東西、時の権力者は戦争や紛争になると、既に開発済・実験済兵器の“人体実験”の欲求に駆られる。太平洋戦争末期、米国が日本に投下した原爆がよい例だ。広島がウラン型・長崎がプルトニウム型だ。ウクライナでは、「非人道的兵器」として国際条約で禁止されているクラスター爆弾と燃料気化爆弾が使用されたとしている。もちろん爆弾やミサイルそのものでも十分殺傷能力があるが、被害は限定的なのでさらなる兵器が開発された。
▽クラスター爆弾 クラスター爆弾禁止条約 ロシア批准せず
爆弾の中に数百個の子爆弾を積載し、親爆弾が地上近くになると辺り一面に子爆弾を拡散し、地上スレスレで子爆弾が炸裂する。そのため広範囲に被害を与える。さらには不発弾が多く、地雷のような役割になる。戦争が終結しても、再建の足かせになってしまう。
▽燃料気化爆弾 ジュネーブ条約 ロシア批准済
爆弾に積載された燃料を気化させ地表近くで着火すると、大量の酸素を取り込み高温でキノコ雲状に大爆発する。殺傷能力が高く、同様に広範囲に被害を及ぼす。直接の被害を免れても、窒息死の危険性がある。
日本でも終戦前には、米国のBー29大型爆撃機が東京大空襲や各地で「焼夷弾(しょういだん)」を無数に撒いた。中身は油脂で、大火災を起こし木造が多い日本の民間住宅に合わせた大量無差別殺戮兵器だった。クラスター爆弾や燃料気化爆弾の前身のようなもの。このように権力者は、飽くなき殺戮兵器を使おうとする。非人道的兵器は禁止されているが、常々思っていることは兵器は全て非人道的であり、非人道的兵器・禁止兵器もくそもない。
■この期に及んで安倍元首相「日米核共有論」、維新は「非核三原則」撤廃を迫る
ウクライナ侵攻が続く中、こともあろうかこのタイミングで安倍元首相は「日米間の核共有」(核兵器共同保有)論をぶち上げた。米国の核ミサイルを日本に配備する、あるいは自衛隊の戦闘機に核弾頭を搭載するなど。総理として歴代最長を誇ったが、オツムは狂っている。既号の通りプーチンと27回も会談し「気心が合う」と公言したのだから、本来ならプーチンへ説得する立場にある。一方、議席を3倍に増やし浮かれているお調子者の維新も、「非核三原則」(核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませずの三原則)の撤廃を提案した。党内、被爆者団体、多数の国民の批判の声に慌てて取り下げる失態を冒した。「非核三原則」は国是であり、国民諸先輩方が戦争の悲惨さに泣き、原爆被爆者が苦しんだことから半世紀以上前に決議されたもの。安部元首相と維新は全く歴史や政治を学んでおらず、薄っぺらさが改めて国民の眼に晒された。両者は極右思想であり、こと好戦的・独裁的な考え方はプーチンと少しも変わらない。彼等はボンボンで現実を分かっておらず、どれだけ戦争をやってはいけないことすら分かっていない。
■ウクライナ戦争からフリーカメラマン・ジャーナリストの重要性を確信する
ウクライナだから戦争が可視化され、被害の模様が毎日伝わってくる。仮にアフリカなどの内戦や小国間の紛争(後方に大国の影が)では、なかなか様子が分からない。過去の内戦・紛争では、どれだけの兵士や民間の虐殺、強姦が行われてきたことか。映像があるから全世界は知ることとなり、ロシアは慌てて国内の報道規制に躍起になっている。今回の報道はウクライナの放送局や国民が伝えているが、投稿者は改めて一般論としてフリーカメラマン・ジャーナリストの重要性を確信する。例えば、彼等がアフリカや中東などの紛争国に入り、運が悪いと殺されたり拘束される。すると日本では、必ず右翼層や一部の国民から「自己責任論」が浮上する。フリーの彼等は、それこそ本物の命を張って取材する。その取材報道の結果、紛争国の悪質性が世界に伝わり収拾の方向へ向かう。古くは米国ジャーナリストが「ベトナム戦争」を報道し、現地人や米国兵士の大量殺戮が本国に知らされ、戦争を終わらせる一端にもなった。仮定としてウクライナ側の惨状映像(報道)がなければ、ロシアの偏見に満ちた映像だけが溢れ、正当性を主張すれば世界はそれを信じウクライナは逆に批判される。まだまだ、世界の独裁者の悪行が暴かれていない。だから投稿者は、ジャーナリストが運悪く捕われても自己責任だと言わない。皆様も、彼等のようなメディア・ジャーナリストの重要性・必要性を分かって欲しい。
次号/ウクライナ侵攻3・プーチン柔道8段に国際柔道連盟は侵攻批判に及び腰、全柔連・山下泰裕会長も腰が引け
前号/ウクライナ侵攻1・ウクライナ戦争で浮き彫りになったバッハ・アベの間抜けな二人、残虐ロシアに無関心