食品のカラクリシリーズ 給食食材(うずらの卵)/鶏卵カテゴリ(鶉・うずら)
小1男児・給食の「うずらの卵」を詰まらせて死亡、また痛ましい事故が起きてしまった
2015年にも大阪小1女児が同様なケースで死亡、先例事故が全く生かされず
2月27日付 毎日新聞
■食べる対象者を考慮し形状を小さくする、食材を提供しない配慮が求められる
記事の通り、小学校1年生の男児が、給食の味噌おでんに入っていた「うずらの卵」を詰まらせて死亡した。またもや、同じ事故が起きてしまった。と言うのも過去2015年にも、大阪小1女児が同様のケースで「給食のうずらの卵」を詰まらせて亡くなり、先例の事故が全く生かされていなかった。何とも気の毒で、親御さんは子供が毎日楽しみにしている給食で死ぬとは思っていなかっただろう。専門家は、小学校低学年の年代は、乳歯から大人の歯に抜け替わる時期で「前歯」が欠けていることがある。すると嚙み切れないためついつい吸って、喉の奥に入り込んでしまうと言う。別の方は、遠因に給食時間が15~20分と短く”早食い”が余儀なくされていると言う。投稿者はブログ投稿の参考にと、長年、新聞や書籍、専門誌を読んでおり、いつも思うことは学校関係者は他の要因の事故であろうと、先例にせずまた同じ事故が繰り返されることが多い。今回の事故も、2015年に起きた事故(年齢=小学生低学年、食材=うずらの卵)と全く同じケースだ。失敗が生かされておれば、この事故は起こらなかった。また、例えばイジメ自殺の事故のように、起こると教育関係者は真っ先に保身と教育当事者を庇い、死亡した生徒や児童は二の次にされてしまうことだ。
投稿者の孫は4歳・2歳なので、さっそく新聞記事とTVニュースをラインで送った。4歳は団子好き、2歳はミニトマト好きで、喉を詰まらせる危険性が高いので心配だ。世の中、餅・菓子などいくらでも喉を詰まらせる食材は多く、今回のように注意喚起の投稿をしている。企業は事故が起きると、製造中止や形状や容器変更を迫られる。私が一番腹を立てることは、ネットでは必ず「自己責任」を問い、亡くなった方を軽蔑する投稿をする。そして対象商品が販売中止になると、「お前のせいで食べられなくなった」と亡くなった方や親を責める。投稿者は、完全に筋違いであると言いたい。食べ物である以上、喉詰まりなど一定の危険性はある。であるならば食品メーカーは、喉を詰まらせないような食品形状や容器改善をするべきである。米国に比べ、日本とりわけ消費者庁は業者寄りで企業への規制が甘い。一方、食材提供者も、食べる対象者(今度の場合は、小学校低学年)を考慮し形状を小さくするとか、食材そのものを提供しない配慮が求められる。※今回の給食提供者が、学校あるいは地域専属の栄養士・給食員か、給食依頼先の外部の食材メーカーか不明。
■■危険への対策■■
※上記、記事の通り。
給食提供者は、食べる対象者を考慮し形状を小さくする、食材を提供しない配慮が求められる
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