![毎日新聞クロスワードMCWpt/20220730 Mcwpt](https://okdkurashi.cocolog-nifty.com/blog/images/mcwpt.png)
豆解答◆掛詞(かけことば)|同音異義を利用して1語に2つ以上の意味を持たせたもの
毎日新聞クロスワードの出題を参考に「豆解答」(説明)します!
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同音異義を利用して、1語に2つ以上の意味を持たせたもの。主に韻文に用いられる修辞法。
■投稿者の追記
出題例は小野小町の「花の色は うつりにけりな いたづらにわが身世にふる ながめせしまに」~現
代語訳「桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど私
の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに」。掛詞は、【世にふ
る】は「降る(雨が降る)」と「経る(経過する)」=「年をとっていく私」。【ながめせしまに】
「眺め」は、「物思いにふけっている間に」と「長雨がしている間に」が掛けてある。過去の回の
出題は、百人一首「大江山 いくのの道の遠ければ まだふみも見ず 天の橋立」~生野と行く野、文
(ふみ)と踏みを掛けている。
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国語辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、
投稿者の感想を加え編集しております。送り仮名は、広辞苑によるものです。
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