月刊パントマイムファン編集部電子支局

パントマイムのファンのためのメルマガ「月刊パントマイムファン」編集部の電子支局です。メルマガと連動した記事を掲載します。

アーティストリレー日記(37)清水良憲さん

2014-02-11 09:21:43 | アーティストリレー日記
今号では、山本光洋さんのお弟子で、若手の実力派パントマイミスト、清水良憲さんの日記をお届けします♪

あ、どうもです。
清水良憲と申します。

え?誰?という方が大半かと思われるので、
まずは自己紹介をさせていただきたいと思います。

今から30数年前、清水家の次男として都内某所にて生を受ける。

母方の祖母“よし”に“良憲(よしのり)”と名付けられる。
ちなみに、母方の祖先は武士。父方の祖先は小作人。

幼年期、親戚の家の近くで迷子デビュー。
両親・親戚共に大パニックの大捜索となった。

保育園の時、お遊戯会で“少年バカ隊”という3ピースバンドを結成。
手作りギターをかき鳴らす。方向性の違いで解散。

小学6年生で160cm越え、靴のサイズは27cm。
老け顔。喉仏が目立ちはじめる。

中学生時代、陸上部に入る。
短距離走をメインとして練習を重ねるが、
記録に伸び悩み、走り幅跳びへとシフトチェンジする。
中学2年のある日、幅跳びの練習中に腰に痛みを覚える。
痛みに耐えて飛び続けた結果、ヘルニア気味になり、ニ度と飛べなくなる。
整体・お灸・はり・気功などなど様々なところに行くが良くならず。
柔軟運動とリハビリの日々。
柔軟性だけは高められ、Y字バランスが特技となる。

高校時代、フォークソング部に入りギターを始める。
練習中に肩に激痛が走り、ギターを抱える事もままならず…。
ギターをあきらめ、幽霊部員になる。
学校サボって、映画漬けの日々を送る。
身長が伸び悩み、165cmでストップする。
雑誌の裏表紙で紹介されていた「背が伸びる方法 」なるものを購入する。
内容は、当時まだメジャーではなかった様々なヨガのポーズ。
ひたすらやりつづけたが、一向に伸びず…。
呼吸法と更なる柔軟性を手に入れ、ブリッジが特技となる。

高校卒業後、日本映画学校(俳優科)で演技・ダンス・漫才等を学ぶ。
学生最後の夏、青春18きっぷとヒッチハイクのふたり旅をする。
諸事情で、途中からひとり旅となる。
大阪でイヌの散歩をしていた坊主のおじさんに声をかけられ、家に泊めてもらう。
…忘れられない、一夜となる…。

卒業後、6人組コントグループとして活動。
コントにパントマイムの要素を取り入れようと思い、
知り合いの紹介で山本光洋さんのクラスに通うようになる。
2年ほどコントグループとして活動するが、すれ違いから無期限の活動休止。

ひとりとなり、パントマイムの魅力にすっかりハマり ひたすら練習する日々。
パントマイムをはじめて2年後の2007年。
同じく光洋さんのクラスに通う“じぇ~むす今川”こと“今川雅一“さんと、
はじめてのパントマイム公演を行う。
それから3年後の2010年。初のソロライブを行う。

同じ年、ダンスパフォーマンスのオーディションにたまたま受かる。
約3カ月、コンテンポラリーな日々を送る。
が、畑ちがいのためか身体が対応できず、胸を疲労骨折。
そして、腰痛悪化。背骨のS字カーブがC字カーブになる。
本番をコルセット3つ身体に巻いて乗り切り、完全に燃え尽きる。
翌日から病院通いとバイトの日々。一向に良くならず、むしろ悪化の一路。
医者代を稼ぐためのバイト生活に嫌気がさし、医者に自宅で出来る事はないか尋ねる。
帰ってきた答えは…「ゴロゴロしなさい」

その日以降、医者に行くのもバイトに行くのも辞め、
アドバイス通り自宅でゴロゴロな生活を送る。

(空白の2~3年)

現在は、だましだましですが腰痛と付き合いながら、
パーティーやイベント等でパフォーマンスをやっております清水良憲です。


昨年の夏は、光洋さんクラスでほぼ同期の今川雅一さん・白井あずささんとの3人で、
“3色ぱん”というユニットを組み、お芝居仕立てのパントマイム公演を行いました。
僕にとっては久々の舞台公演となりました。
長年、顔を合わせながらも、3人でやるのは初めての試みだったので、色々と大変な事もありました。
当初は、にこやかだった稽古場でしたが、次第に口数が減り、沈黙が続き、険悪なムードに…。
どん詰まりの中、ギリギリまで粘って突き詰めていった結果、3人にしか出来ない作品が誕生しました。
もちろん、完璧の出来だったわけではないですが、次につながりそうなとても良い時間を過ごしました。

そして、来月3月には、白井さん・今川さん・僕の順番で、ソロ公演が控えております。
白井さんは今回が初のソロ公演。<3/7(金)・8(土)>
今川さんは3~7月まで連続5回公演。<毎月・第2水曜>
僕は、3・5・7月の3回公演です。<月末・土曜>
もちろん全て新作!の予定です。

なので、今はその作品づくり 真っ只中なのです。
といっても、まだ本気モードになれず…。
気になることや思いついたアイデアをメモって寝かせております。
熟成させてうまみが増すのか、腐って捨てるのか。
どちらに転ぶかは、自分次第です。
もっともっと追いつめて、考えなければ!
と思う、今日この頃です。

頭を使うのと同時進行で、身体も整えようと思い、
最近になって体幹トレーニングをはじめました。

ご存知の方もいるかと思いますが、体幹トレーニングには三つポイントがあるそうです。
一つめは柔軟性。二つめはバランス。三つめは瞬発力。

今まで筋トレといっても、腹筋と背筋ぐらいしかやっていませんでしたが、
お腹の横の筋肉など、バランス良く鍛える事が大切なのだそうです。
ネットで検索すると、色々とやり方の動画が出てきたので、
それを見ながらの“ながら”トレーニング。
とりあえず、簡単そうなフォームを三つだけ。やってみると、これが意外とキツいのです…。
実際にやり始めてから1ヶ月ほど経ちますが、骨盤が安定してきた気がします。
マイム技術を練習していてブレにくくなったような。
地道に続けてみようと思います。

トレーニングも大切ですが、やっぱり食事も大切ですよね。
ササミ・卵白・プロテイン!
なんて、アスリートのような事は僕には出来ないです。

甘いものが好きな僕は、1日に一つは甘いものを食べます。
許されるのであれば3食とも甘いものを口にしたい。

ですが、売っているものは決して身体に良いものではないしお高いですよね。
なので ここ最近、自分で作っちゃったりします。

そこで大活躍なのが“おから”です。
豆腐屋さんで50円ほどで売ってます。
「おからクッキー」をはじめ、おからと砂糖だけで「おからチップス」
きなこやレーズンを入れた「おからバー」、ごまやナッツをいれた「パウンドケーキ」
などなど、色々試して楽しんでおります。
(ちなみに砂糖は、身体を冷さない甜菜糖を使用しております。)

お財布にも、体にも優しい“おから”

ということで、“おから”にハマっている清水良憲でした。


最後まで目を通してくださり、ありがとうございました。

清水良憲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする