月刊パントマイムファン編集部電子支局

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アーティストリレー日記(134)羽鳥尚代さん

2022-08-27 12:21:41 | アーティストリレー日記

今回は、メルマガ初登場となるハトリミームラボ代表の羽鳥尚代さんの日記をお届けします。なお、羽鳥さんは、9月17~18日(@新大久保・スタジオエヴァ)の「ゆるっとマイム」に出演します。

こんにちは 羽鳥尚代です。流行り病が長く続いています。皆様、ご自愛下さいませ。
私は小島屋万助劇場で活動をしています。
もう30年以上になりますが海外での公演を数多くしてきました。当初は演劇の喋らない人として。その後は、パントマイムの公演で。

色々な国で沢山の人と出会いました。
あの時のあの人はどうしているのだろうと最近よく考えます。
1990年ポーランドのブローツワフに行った時、演劇学校でワークショップをしました。14、15才の子供達の中“僕は将来君たちのためにプロデューサーになる”と言った気取った少年。別れの列車を走って見送ってくれた人々。
アフリカ、コートジボアールで二日酔いの私に“カモミール茶が効く”と持ってきてくれたジュラボク村のお兄さん、嫁に欲しいとも言われたなぁ。
デンマークで会ったインドコルカタの劇団の若者たち。“縁があったらまた会える”と何度も言っていた演出家の女性。と、つらつら思い妄想をしている。
このご時世、何とか生きてて欲しい…。
袖擦り合う(振り合う)も多生の縁とあるが、がっぷり四つのお付き合いは韓国です。友人が居ると言うのもありますが、やっぱり人が好きなんですね。
この秋も友人から声が掛かり、田舎フェスティバルと銘打った芸術祭に参加してきます。
市民やアーティストが集まっての手作りのお祭り。楽しそう、ワクワクしてる。

その前に9/17~18にマイムリンクの公演“ゆるっとマイム”に出ます。ソロで出るのは本当にお久しぶり。これもスゴく楽しみ。
65才以上の方は観劇料が割引になるって発想、面白い!
今回はどんな人たちと出逢えるかな?

羽鳥尚代

コメント
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