月刊パントマイムファン編集部電子支局

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アーティストリレー日記(108)鈴木秀城さん

2020-02-23 09:02:58 | アーティストリレー日記

今回は、東京マイム研究所で故・並木孝雄氏に師事、橋本フサヨ氏と「ぜんぷくトリヲ」を組むパントマイミスト、鈴木秀城さんの日記をお届けします。2回目のリレー日記ご登場となります。

パントマイムファンをご覧のみなさま、こんにちは。ごきげんいかが。鈴木秀城です。
前回こちらのリレー日記におじゃましたのが9年前、東日本大震災直後のこと。実にひさしぶりの執筆です。
さて、巷では新型コロナウイルスCOVID19があれですけれども、季節は春。spring has come. バネ持ってこーい。梅にウグイスほーほけきょ。っつーことで。それでは2020年令和2年2月の日記、イッテみよう。

[某日 晴れ] 橋本フサヨ氏のソロ公演「マイムdeかぽれ」を観に市ヶ谷のスタジオへ。坂の上に、しゃれた空間。関西で言うシュッとしたスペースが。
開演。登場の間合いで瞬時に客席を掌握。さすが。三味線演奏の方との息もぴったり。ちょい嫉妬。ぜんぷくトリヲの相棒としては、ね。
打ち上げ。スタジオのオーナー氏とご挨拶。聞けば、我が師並木孝雄の「西部戦線異状なし」本番をご覧になっているとの事。「舞台上で映画をそのまま演じているような作品でね…」だと?うーん興味シンシン。

[某日 晴れ] 英国ナショナルシアターの舞台映像を恵比寿の映画館にて観賞。初めて観たけど、おもしろいなぁこれ。作品もよかった。アーサーミラーの「みんな我が子」。サリーフィールド演ずるお母さんに、小坊の頃「トランザム7000」を夢中して観た世代としては感慨もひとしお。

[8日(土) 曇り] 昨年お近づきになったグレートな芸人さん、プッチャリン氏のプロデュース公演を観に、浅草は5656会館へ。満員の客席は熱気ムンムン。みんなニッコニコ。笑顔のメッセンジャーたる氏の面目躍如。フェリーニの映画「道」のワンシーンをお弟子さんとふたり、無言劇で再現。キマッてた!大拍手!
観劇後は自分の出番のため、浅草リトルシアターへ直行。

ここで宣伝。浅草リトルシアター「六区deパリ祭」という、シャンソンなどを唄われる方々の催しに色物的に出演させていただいてます。曜日に関係なく、毎月8日19時開演(開場は15分前)。木戸銭2000円。ご入場のさい受付で「鈴木秀城のチケットで」とお伝えいただけると大変ありがたいです。ぜひお運びください。わたくしなりに、毎回ヘゲモゴやっております。
この日は、まあ、なんつーか…「やや受けー」って感じ?道は険しいのでした。

[某日 雨のち晴れ] 渋谷シアターコクーンにて「泣くロミオと怒るジュリエット」を観る。感動のあまり、帰宅してすぐ飯三杯食らう。
あれあれ。「心を動かされた出来事」を書いてくつもりが、ただの観賞メモになっちゃいましたね。これだから、知性の無ぇ奴ぁ…。

ちなみに今は、原稿の締切もとっくに過ぎた真夜中。こんなことしてたら、なんだか誰かと話したくなってきちゃったぜ。ははは!以前は「こいつ」って相手を見定めて電話かけたりしたもんだけど、ここ数年はやってないなあ。またやろっかなぁ。
そんな気持ちを胸に今回の日記、このへんで筆をおくことにいたします。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではみなさま、ごきげんよう。鈴木秀城でした。

 

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