今号は、マイムリンクの舞台ではお馴染み、ストリート・パフォーマンスをベースにした明るく楽しいコメディマイムが人気のベテランパントマイミスト、エディーさんの日記をお届けします。2度目のリレー日記ご登場です。今回も海外ドラマのトークがとっても熱いですね。
みなさま、春がやってまいりましたね。いかがお過ごしでしょうか?
初めましての方もいると思いますので簡単に自己紹介をさせて頂きますと、パントマイムなのにガンガン喋りますエディーと申します。よろしくお願いします。
マイムリンク劇場公演以外ではイベントや大道芸などでパフォーマンスをしたり、街角で人形振りをしたり、コンサートでクラウンとしてストーリーテラーをしたり、台本や構成なども考えたり、他人様にパントマイムを指導したりと色々やっておりますが、一言で表すとコメディアンをしております。
さて前回こちらに寄稿させて頂いた際には、趣味である『海外ドラマ』について長々と書かせてもらったのですが、未だに海外ドラマは大好きで見ております。そこで、エディーお勧め海外ドラマをご紹介パート2(つぅ~)、ドンドンドン、パフパフパフぅ~。
あれ?盛り上がってるの、ボクだけですか?皆さん、海外ドラマなど観てます?今はケーブルテレビやスカパー以外でもパソコンやスマホからでも視聴できますし、定額で見放題のようなプランも増えてます。またレンタル屋さんには海外ドラマのコーナーも増えてますのでより身近に存在してますね。あれれ?ご存知無い?わかりました。では、海外ドラマの何が面白いのかをご説明申し上げましょうではありませんか。
まず、皆さん、映画はご覧になりますか?今の映画はだいたい2時間前後ですね。長くても3時間程でしょうか。その2~3時間でひとつの物語を起承転結で見せるのってどうしても時間の制約がありますので、時には「そこ大事でしょう、すっ飛ばした?」って思えてしまうモノも出てくるのです。そして、時間が足りないから3部作シリーズや続編などが作られていく傾向に。しかし海外ドラマは1話43分が短くて13~15話。長ければ22~24話を費やして深く丁寧に描かれていく。
え?そんなに暇じゃないって??
いやー、確かにね、普通のまっとうな職業してたら観てる時間などとても足りませんよ。でも今は有名な映画のリブートなども海外ドラマで扱ってます。例えば『ハンニバル』や『エクソシスト』『12モンキーズ』『ラッシュアワー』など。映画そのままではなく新キャストで新解釈だったりもしますが、その中でボクが大好きなのは『バットマン』の世界観を細かく紡ぎ上げている『ゴッサム』です。
後にバットマンになるブルース・ウェインの幼少の頃からを描いてまして、バットマンが好きな人にはお馴染みの【ジョーカー】や【キャットウーマン】、【リドラー】【ミスターフリーズ】を思わせる登場人物も絶妙に絡んできて、もうホント楽しいんですよ。今、レンタル屋さんには1シーズン22話が3シーズンまで出ております。合計66話、
寝ないで観たらあっという間ですよー。
あ、無理の無い程度にどうぞ。いやー、『ゴッサム』の面白さを書き出したら、スペースが全然足りませんしもっと熱く語りたいのですが、あまりマニアックになっても仕方ないので今日はこれくらいにしておきましょうね。
あ、ちなみにボクがパントマイムの作品を作る時には海外ドラマのようなアプローチで最初細かく作って、その後省略できる部分はカットする【映画的な作り方】を心掛けます。そのカットした部分をお客さんの経験や想像力で補ってもらおうという狙いですね。1から10まで全部説明するより、『1、2、4、6、7、9、10』くらいにしておくと語っていない『3、5、8』をお客さんにゆだねて想像してもらうことができる。そうすると、ご覧になったお客さんの数だけストーリーが増えるし広がるんです。これがパントマイムの面白い部分だと思っております。6月のマイムフェスでは、どれだけのストーリーが広がっていくのでしょうか?是非劇場に足をお運び下さいませ。
あ、そうそう、バットマンといえば映画版の第一作目のティム・バートン監督&マイケル・キートンが主役の作品で、悪役ジョーカー(演じるはジャック・ニコルソン)の手下がパントマイムで綱引きを演じておりますが、まあコレがすんごい下手で、違った意味で笑えますよ。お勧めです。是非ご覧下さい!
エディー
みなさま、春がやってまいりましたね。いかがお過ごしでしょうか?
初めましての方もいると思いますので簡単に自己紹介をさせて頂きますと、パントマイムなのにガンガン喋りますエディーと申します。よろしくお願いします。
マイムリンク劇場公演以外ではイベントや大道芸などでパフォーマンスをしたり、街角で人形振りをしたり、コンサートでクラウンとしてストーリーテラーをしたり、台本や構成なども考えたり、他人様にパントマイムを指導したりと色々やっておりますが、一言で表すとコメディアンをしております。
さて前回こちらに寄稿させて頂いた際には、趣味である『海外ドラマ』について長々と書かせてもらったのですが、未だに海外ドラマは大好きで見ております。そこで、エディーお勧め海外ドラマをご紹介パート2(つぅ~)、ドンドンドン、パフパフパフぅ~。
あれ?盛り上がってるの、ボクだけですか?皆さん、海外ドラマなど観てます?今はケーブルテレビやスカパー以外でもパソコンやスマホからでも視聴できますし、定額で見放題のようなプランも増えてます。またレンタル屋さんには海外ドラマのコーナーも増えてますのでより身近に存在してますね。あれれ?ご存知無い?わかりました。では、海外ドラマの何が面白いのかをご説明申し上げましょうではありませんか。
まず、皆さん、映画はご覧になりますか?今の映画はだいたい2時間前後ですね。長くても3時間程でしょうか。その2~3時間でひとつの物語を起承転結で見せるのってどうしても時間の制約がありますので、時には「そこ大事でしょう、すっ飛ばした?」って思えてしまうモノも出てくるのです。そして、時間が足りないから3部作シリーズや続編などが作られていく傾向に。しかし海外ドラマは1話43分が短くて13~15話。長ければ22~24話を費やして深く丁寧に描かれていく。
え?そんなに暇じゃないって??
いやー、確かにね、普通のまっとうな職業してたら観てる時間などとても足りませんよ。でも今は有名な映画のリブートなども海外ドラマで扱ってます。例えば『ハンニバル』や『エクソシスト』『12モンキーズ』『ラッシュアワー』など。映画そのままではなく新キャストで新解釈だったりもしますが、その中でボクが大好きなのは『バットマン』の世界観を細かく紡ぎ上げている『ゴッサム』です。
後にバットマンになるブルース・ウェインの幼少の頃からを描いてまして、バットマンが好きな人にはお馴染みの【ジョーカー】や【キャットウーマン】、【リドラー】【ミスターフリーズ】を思わせる登場人物も絶妙に絡んできて、もうホント楽しいんですよ。今、レンタル屋さんには1シーズン22話が3シーズンまで出ております。合計66話、
寝ないで観たらあっという間ですよー。
あ、無理の無い程度にどうぞ。いやー、『ゴッサム』の面白さを書き出したら、スペースが全然足りませんしもっと熱く語りたいのですが、あまりマニアックになっても仕方ないので今日はこれくらいにしておきましょうね。
あ、ちなみにボクがパントマイムの作品を作る時には海外ドラマのようなアプローチで最初細かく作って、その後省略できる部分はカットする【映画的な作り方】を心掛けます。そのカットした部分をお客さんの経験や想像力で補ってもらおうという狙いですね。1から10まで全部説明するより、『1、2、4、6、7、9、10』くらいにしておくと語っていない『3、5、8』をお客さんにゆだねて想像してもらうことができる。そうすると、ご覧になったお客さんの数だけストーリーが増えるし広がるんです。これがパントマイムの面白い部分だと思っております。6月のマイムフェスでは、どれだけのストーリーが広がっていくのでしょうか?是非劇場に足をお運び下さいませ。
あ、そうそう、バットマンといえば映画版の第一作目のティム・バートン監督&マイケル・キートンが主役の作品で、悪役ジョーカー(演じるはジャック・ニコルソン)の手下がパントマイムで綱引きを演じておりますが、まあコレがすんごい下手で、違った意味で笑えますよ。お勧めです。是非ご覧下さい!
エディー