BLOWING WIND・風のふくまま

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  明日も良い日になりますように。

『サガン-悲しみよ こんにちは-』 80点

2009-06-22 22:19:11 | goo映画レビュー

サガン-悲しみよ こんにちは-

2008年/フランス

淡々と

プロフィール画像

tatsujiiさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆80点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆75点

ビジュアル ★★★★☆75点

音楽 ★★★☆☆70点

ドラマティックな人生をあくまで淡々と描いている、そこが感情過多にならずに良い所でもあり、物足りない感じもする所だ。

主演のシルヴィー・テステューは18歳のデビューから60代までを酒とタバコとドラッグと執筆と愛と別れをこれも淡々と演じている。

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映画 「サガン」

2009-06-22 20:45:17 | 映画
映画「サガン」を見てきました。


「サガン」ー悲しみよ こんにちはー@シネスイッチ銀座

フランス映画 監督:ディアーヌ・キュリス
出演:シルヴィー・テステュー


写真はクリックすると大きくなります。




デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり
わずか18歳で有り余る富と名声を手に入れた作家、フランソワーズ・サガン

しかし、作品以上に注目されたのは、サガン本人のスキャンダラスな人生だった

ゴシップ誌を賑わすセレブとのパーティー三昧
生死をさまよったスポーツカーの事故
「破滅するのは私の自由」と発言して騒動になったドラッグでの有罪判決
勝っても負けても桁外れの金額だったギャンブル
ミッテラン元大統領との親密な交際

世界を熱狂させたデビューから
発表する小説は常に話題となり
気ままで贅沢な暮らしを楽しむサガン

2度の結婚、出産、最愛の人の死・・・
愛を求め、愛に去られたサガン

愛も、名声も、贅沢も、全部手に入れて、失って・・・
人生そのものが最高傑作かつ問題作だった
きらびやかな人生とその陰に隠された素顔に迫る。

小説「悲しみよ こんにちは」は昔に読んだ事があり
サガンについても少しは知っていたが、これ程までに波乱万丈の
人生だった事を知り驚いた。

主演のシルヴィー・テステューは18歳のデビューから60代までを
酒とタバコとドラッグと執筆と愛と別れを淡々と演じている。

小説「悲しみよ こんにちは」は1957年に映画化され
セシール役の主演のジーン・セバーグのボーイッシュな魅力で
セシール・カットの流行を生んだ事は有名である。
渋谷文化村ル・シネマで6月26日までリバイバル上映中です。


コメント (2)
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