それでも恋するバルセロナ
2008年/アメリカ
意外と手強い
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tatsujiiさん
男性
総合
85点
ストーリー
80点
キャスト
85点
演出
80点
ビジュアル
80点
音楽
80点
この映画は「ノーカントリー」で不気味な殺し屋を演じハマっていた
アカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムがセクシーな画家を
演じているというので、彼の変身振りを見てみたかった。
期待通りにあの不気味な殺し屋が変身してセクシーな画家になりきっていた
何を演じても素晴らしい役者だと思った。
ウディ・アレンの作品はお洒落でチョッピリ風刺が効いて、という
感じが多いように思うが、この作品もひと夏の恋をお洒落に描いただけ、とも
受け取られるが、既成概念やお堅い保守的な日常から離れられない一般人の
我々の恋愛に関する価値観を揺さぶる概念が感じられ、
意外と手強いのでは無いだろうか。

「それでも恋するバルセロナ」@日比谷ピカデリー3
ゴールデングローブ賞・作品賞受賞
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ハビエル・バルデム(ノーカントリーで助演男優賞受賞)
スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール
ペネロペ・クルス(当作品でアカデミー助演女優賞受賞)
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1.開放的な空気 2.美味しいワイン 3.偶然の出会い
ひと夏を過ごすため、バルセロナにやってきた親友同士
2人は同時にあるセクシーな画家に惹かれていく、、。
そこに画家の元妻まで現れて
性格もキャラもかけ離れた3人の女と1人の男。
恋し、恋され、入り乱れ、4人の関係は予想もしない
怒涛の展開に、、、。
この恋、最後に勝つのは、恋か、自分か。。。
恋愛体質な自由人クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)
「望まないものはわかるけど、望むものはわからないの」
婚約中の慎重派ヴィッキー(レベッカ・ホール)
「あなたと出会って、罪深い週末を過ごしたわ」
セクシーな画家ファン・アントニオ(ハビエル・バルデム)
「人生は無意味だから貪欲に楽しむべきだ」
激情的な天才肌マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)
「成就しない恋だけが、ロマンティックなのよ」
バカンスの恋は身を焦がす、この恋・想定外


アカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムがセクシーな画家を
演じているというので、彼の変身振りを見てみたかった。
期待通りにあの不気味な殺し屋が変身してセクシーな画家になりきっていた
何を演じても素晴らしい役者だと思った。

感じが多いように思うが、この作品もひと夏の恋をお洒落に描いただけ、とも
受け取られるが、既成概念やお堅い保守的な日常から離れられない一般人の
我々の恋愛に関する価値観を揺さぶる概念が感じられ、
意外と手強いのでは無いだろうか。