BLOWING WIND・風のふくまま

風の吹くまま気まぐれな日々     
  明日も良い日になりますように。

映画 『フローズン・リバー』

2010-02-02 21:25:32 | 映画
 映画 『フローズン・リバー』@シネマライズ

製作国:アメリカ
脚本・監督:コートニー・ハント
出演:メリッサ・レオ 、 ミスティ・アップハム


フローズン・リバー - goo 映画


米・ニューヨーク州セントローレンス川をはさみカナダにまたがる
モホーク族の保留地が舞台。

多額の報酬と引き換えに、不法入国者を手助けする白人女性と
モホーク族女性の運命を描く。

実話を基にしたこの物語は、現代アメリカが直面する社会問題を背景に
家族のために大胆な行動に出る二人の母親の姿を、力強く描き出している。

長編初監督ながら、サンダンス映画祭でグランプリに輝き
アカデミー賞オリジナル脚本賞、主演女優賞にノミネートされた話題作。
(goo映画より)








 クリスマスを目前に有り金を持って黙って家を出て行った
ギャンブル好きの亭主

オンボロのトレーラーハウスの変わりに新しいトレーラーハウスの
手付金を払ってあったが残金を払えずせっかく運んできた新しい
トレーラーハウスも持って帰られてしまう。
二人の幼い息子を持つ母親はその日の生活がやっとの状態だ。

偶然知り合ったモホーク族の女と行きがかりでカナダからアメリカへ
凍ったセントローレンス川を車で渡り不法移民の密入国を手伝う事になり
思わぬ報酬を得る。

 映画冒頭から中年女性の生活に疲れた表情のアップから
タバコを吹かし大きくため息を洩らし一筋二筋ほほを伝う涙・・

このイントロだけで何か大きな不幸を背負ったらしい彼女の背景を感じさせる。

家族を守るためなら危険な仕事にも敢えて取り組み必死に生きていく
二人の母親の姿を描く。

家族の為に犯罪に手を染めていくがもちろん二人とも根は悪人ではない
ラストシーンが心を揺さぶられる。

アカデミー主演女優賞・脚本賞ノミネートも納得の作品だ。





ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Herbie Hancock  | トップ | 『フローズン・リバー』 75点 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事