英国王のスピーチ
2010年/イギリス=オーストラリア
王家の息子
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tatsujiiさん
男性
総合
85点
ストーリー
80点
キャスト
85点
演出
80点
ビジュアル
80点
音楽
80点
アカデミー作品賞など4部門を制した作品という事で小さな映画館は満席でした。
映画は奇を衒う事無く正面から吃音に悩むジョージ6世と彼を支える妻エリザベス
そしてスピーチ矯正の専門家・ライオネルとの関係を淡々と描きます。
日本の皇室では考えられない程に警護官なども付かず自由に動き回る王家の人達にも
驚きますが、何にもまして王家の次男と知りながら特別な扱いもせず愛称で呼び合う事を
求め友人として付き合うスピーチ矯正の専門家・ライオネルの信念と自信の有る態度に
驚嘆させられます、そしてその関係を許すジョージとエリザベスも王家の一員としてというより
人間として認めあい付き合うという心の広さと優しさが有ります。
ライオネルの質問に答えるうちにジョージが吃音になったきっかけが幼い頃に受けた
王家の息子としての厳しい教育などに原因が有る事が伺われます。
愛称で呼ばれる関係を見慣れてジョージが一人の人間として多くの悩みを持つ事に共感し
た頃に、彼はジョージ6世として王位につき国王としてのスピーチをする事になります。
ライオネルは初めてジョージを敬称で呼び、そしてジョージはただの悩める男ではなく
英国の王として歓声をあげて迎える国民の前に立つのだった。
感動のラストシーンが静かに盛り上がります。
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