映画『沈まぬ太陽』@日比谷スカラ座
監督:若松節朗
出演:渡辺謙、三浦友和、石坂浩二、鈴木京香、松雪泰子
原作:山崎豊子の同名小説、累計700万部を超える大ベストセラー。
沈まぬ太陽 - goo 映画
人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を
壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。
日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に
巨大企業に翻弄されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果
海外勤務を命じられてしまう。
10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き
救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。
そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、
恩地は会社の腐敗と闘うが……。(シネマトゥデイより)
何というタイミングだろう、連日JALについての報道が見られる中、
公共的な航空運輸業とはいえ一民間会社の経営に国がチームを送り込み
経営再建に乗り出すという異常とも思える出来事が起きている。
不思議に思って報道を見る毎日だったが、原作およびこの映画を見て
改めてJALの企業体質や政治との癒着などが小説の世界ではなく現実であり
今も変わらないのではないかと感じた。
原作の小説はフィクションだと断りながらも明らかにモデルとなる会社と
事件を背景としているし主役のモデルも実在の人物に取材している。
主役の恩地(渡辺謙)が会社の中で抑圧され追い詰められて人間性を破壊
されそうになりながらも最後まで信念をつらぬく男を演じている。
渡辺謙が初日の映画公開の舞台挨拶で思わず号泣したと言われるが
この辺りの演技の心理状態を思い出したのであろうか。
小説は全5巻の大作のため、日本映画には珍しい3時間20分の超大作となり
10分のインターミッションが有る。
監督:若松節朗
出演:渡辺謙、三浦友和、石坂浩二、鈴木京香、松雪泰子
原作:山崎豊子の同名小説、累計700万部を超える大ベストセラー。
沈まぬ太陽 - goo 映画
人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を
壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。
日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に
巨大企業に翻弄されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果
海外勤務を命じられてしまう。
10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き
救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。
そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、
恩地は会社の腐敗と闘うが……。(シネマトゥデイより)
何というタイミングだろう、連日JALについての報道が見られる中、
公共的な航空運輸業とはいえ一民間会社の経営に国がチームを送り込み
経営再建に乗り出すという異常とも思える出来事が起きている。
不思議に思って報道を見る毎日だったが、原作およびこの映画を見て
改めてJALの企業体質や政治との癒着などが小説の世界ではなく現実であり
今も変わらないのではないかと感じた。
原作の小説はフィクションだと断りながらも明らかにモデルとなる会社と
事件を背景としているし主役のモデルも実在の人物に取材している。
主役の恩地(渡辺謙)が会社の中で抑圧され追い詰められて人間性を破壊
されそうになりながらも最後まで信念をつらぬく男を演じている。
渡辺謙が初日の映画公開の舞台挨拶で思わず号泣したと言われるが
この辺りの演技の心理状態を思い出したのであろうか。
小説は全5巻の大作のため、日本映画には珍しい3時間20分の超大作となり
10分のインターミッションが有る。
面白そうですね。
私は長い映画が好きですので食指を動かされます。
3時間20分ですが、長さは感じませんでした。
コメントにも書きましたが、この所毎日報道されているJALの問題の背景が
この映画の頃と変わらないとしたら、国土交通省や財務省が
何が何でも封じてしまいたい、と乗り出してきたのかな、と思ってリアルタイムに置き換えて見てました。
TB・コメントありがとう。
映画公開とモデル企業の経営再建問題。
何と言うタイミングでしょうね。
この作品を受け入れられない日航の体質は、こんな経営状態の今も健在なのではないでしょうか。
そう思えて仕方がありません。