映画 『星の旅人たち』@ヒューマントラストシネマ有楽町
製作国 アメリカ=スペイン
監督 エミリオ・エステヴェス
出演 マーティン・シーン
エミリオ・エステヴェス
デボラ=カーラ・アンガー
公式サイト
星の旅人たち - goo 映画
キリスト教三大聖地のひとつ、スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅の途中で事故死した息子の後を継いだ父親の旅と、道中で知り合った仲間との交流を描く。出演はマーティン・シーン、監督はマーティン・シーンの長男エミリオ・エステヴェスが息子ダニエルの役で出演も兼ねて担当している。
サンティアゴ・デ・コンポステーラを有名な巡礼地にしているのは、目的地の教会そのものより、そこへ至る巡礼路を歩く行為だろう。徒歩で2~3ヶ月に及ぶ道のりを歩くうち、自分を見つめ、人生を考え直すチャンスが生まれてくるのだろう。映し出されるスペイン北部の風景はとても魅力的だ。実際に歩くのは大変だろうが、映画を見ている2時間、たっぷりと巡礼気分を味わえる。
カリフォルニア州の眼科医トム・エイヴリー(マーティン・シーン)のもとに、ある時、一人息子ダニエル(エミリオ・エステヴェス)の訃報が届く。“世界を見たい”と旅立ったスペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の途中で、不慮の死を遂げたのだ。父子の関係は、決して良好なものではなかった。ダニエルは何を想い、巡礼の旅に出たのか……。一人息子の遺灰をリュックに収めたトムは、ダニエルが志半ばで倒れた旅を継ぐことを決意。しかし、800 キロに及ぶ長旅は、60 歳を超える老体にとって容易なものではなかった。
息子ダニエルの突然の死を受け入れられない思いの父親のトムはあまり上手く
いってなかった息子との間だったが、彼が何を考えて旅に出たのかを知りたいと思い
息子が歩こうとしていた聖地巡礼の旅を引き継ぎ自分で歩くことを決意する。
旅の道具は息子が背負っていたリュックに一切が入っている、そこに息子の遺灰を納め
息子と共に800キロもの巡礼の旅を歩き始める。
突然に息子を失った憤りなのか道中で友も作らずかたくなに歩き続けるムだった。
そんなトムにも長い道中でやがて話し相手の連れが出来、仲間が出来て
トムが巡礼の旅に出た動機を知るようにもなる。
仲間を作ることを拒んできたトムだったが、自分のリュックが盗まれたり、酔っ払って大騒ぎを
起こして警察のお世話になったりする中で仲間に助けられ仲間と打ち解けていくのだった。
聖地巡礼の800キロ、2ヶ月もの徒歩の旅は肉体的にも過酷な旅だが
世界各地からの巡礼者と話会い助け合って歩き続ける間に、ゆっくりと自分を見つめ直す
自分探しの旅になるようだ。
スペイン北部の景色と共に歩きつづけるロードムービーだが、息子が遭難した程の過酷さは
画面では感じなかった、トムがひたすら歩き続けるがあまりにタフ過ぎて肉体の限界も感じさせず
歩き通してしまったのも、淡々としすぎた感じが有る。
息子との思い出や、もっと上手く息子と接していれば、という情緒的な思いも伝わりにくかった。
面白い題材だが少し残念な気もする。
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監督 エミリオ・エステヴェス
出演 マーティン・シーン
エミリオ・エステヴェス
デボラ=カーラ・アンガー
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キリスト教三大聖地のひとつ、スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅の途中で事故死した息子の後を継いだ父親の旅と、道中で知り合った仲間との交流を描く。出演はマーティン・シーン、監督はマーティン・シーンの長男エミリオ・エステヴェスが息子ダニエルの役で出演も兼ねて担当している。
サンティアゴ・デ・コンポステーラを有名な巡礼地にしているのは、目的地の教会そのものより、そこへ至る巡礼路を歩く行為だろう。徒歩で2~3ヶ月に及ぶ道のりを歩くうち、自分を見つめ、人生を考え直すチャンスが生まれてくるのだろう。映し出されるスペイン北部の風景はとても魅力的だ。実際に歩くのは大変だろうが、映画を見ている2時間、たっぷりと巡礼気分を味わえる。
カリフォルニア州の眼科医トム・エイヴリー(マーティン・シーン)のもとに、ある時、一人息子ダニエル(エミリオ・エステヴェス)の訃報が届く。“世界を見たい”と旅立ったスペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の途中で、不慮の死を遂げたのだ。父子の関係は、決して良好なものではなかった。ダニエルは何を想い、巡礼の旅に出たのか……。一人息子の遺灰をリュックに収めたトムは、ダニエルが志半ばで倒れた旅を継ぐことを決意。しかし、800 キロに及ぶ長旅は、60 歳を超える老体にとって容易なものではなかった。
息子ダニエルの突然の死を受け入れられない思いの父親のトムはあまり上手く
いってなかった息子との間だったが、彼が何を考えて旅に出たのかを知りたいと思い
息子が歩こうとしていた聖地巡礼の旅を引き継ぎ自分で歩くことを決意する。
旅の道具は息子が背負っていたリュックに一切が入っている、そこに息子の遺灰を納め
息子と共に800キロもの巡礼の旅を歩き始める。
突然に息子を失った憤りなのか道中で友も作らずかたくなに歩き続けるムだった。
そんなトムにも長い道中でやがて話し相手の連れが出来、仲間が出来て
トムが巡礼の旅に出た動機を知るようにもなる。
仲間を作ることを拒んできたトムだったが、自分のリュックが盗まれたり、酔っ払って大騒ぎを
起こして警察のお世話になったりする中で仲間に助けられ仲間と打ち解けていくのだった。
聖地巡礼の800キロ、2ヶ月もの徒歩の旅は肉体的にも過酷な旅だが
世界各地からの巡礼者と話会い助け合って歩き続ける間に、ゆっくりと自分を見つめ直す
自分探しの旅になるようだ。
スペイン北部の景色と共に歩きつづけるロードムービーだが、息子が遭難した程の過酷さは
画面では感じなかった、トムがひたすら歩き続けるがあまりにタフ過ぎて肉体の限界も感じさせず
歩き通してしまったのも、淡々としすぎた感じが有る。
息子との思い出や、もっと上手く息子と接していれば、という情緒的な思いも伝わりにくかった。
面白い題材だが少し残念な気もする。
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