ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

2010年日本茶インストラクター試験結果発表

2010年02月17日 | Weblog
2009年に10周年を迎えた日本茶インストラクター協会。
その協会が主催する『日本茶インストラクター』11期生の試験結果が発表になった!
筆記の1次試験を11月にクリアした人は、2月の初旬に行われる実技の2次試験に進む。
お茶の鑑定や茶種の判別、おいしいお茶を入れるインストラクションが2次試験の内容だ。
正直、茶業関係者ではない人間にとってはかなりシンドイ試験内容。
鑑定といわれても、テキストで読んでるだけじゃぁ判断基準がチンプンカンプン。
大体、『荒茶(普通私たちが小売店で購入するお茶は仕上げ茶で、茎や粉が選別されている。荒茶は茎も粉も葉もオールインワン)』というものにほとんどお目にかかったことがない。
ある意味、茶業に関係ない人間は篩にかけられているわけだ。
粉や茎と同じ運命・・・?!
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
Tea Plan翠香(横浜・綱島)では、インストラクター試験を受ける人のための講座が設けられている。
授業内容はとても丁寧で、実践に限りなく近い(あるいは本番より難しい)鑑定の特訓を受けることが出来る。
私も2回だけではあるけれどここでお世話になり、お茶を見る目が養われた・・・と思う(補欠かもしれないけど受かったんだから結果オーライ)。
今年は復習&後輩の指導アシスタントで講習会に参加させていただいたのだが、受講生の皆さんとっても熱心で、教える以上に教わることが多かった。
試験に受かることも大切だが、一緒に合格を目指して刺激し合い助け合える仲間に出会えた事がプライスレスの貴重な体験。
今でも同期のインストラクター仲間とは交流が続いている。

ちなみに、今年の合格率は25%!
なかなかの狭き門。
通信講座(テキスト3冊)と受験料、およそ10万円也。
溝に捨ててなるものか、と自分を鼓舞したのは確かだけど・・・。

何はともあれ合格した皆さま、おめでとうございます。